トロッコ列車のような井川線で
大井川鐵道が2022年4月28日(木)、「新しいなかま『きかんしゃトビー号』」の登場について発表。『きかんしゃトーマス』の世界を本物の蒸気機関車で再現している大井川鐵道に、新たな列車が加わります。
新しく加わる「きかんしゃトビー号」は、「四角いボディと“牛よけ”が特徴的な木製の路面機関車。田舎の路線でスクラップになりかかっていたところを、客車のヘンリエッタと一緒にトップハム・ハット卿に助けられてソドー鉄道にやってきました。トビーは優しくてマイペースな性格で、いたずら好きな貨車たちにてこずりながらも石切り場の支線で頑張って働いています」という機関車。8月19日(金)に、大井川鐵道で運転開始予定です。
大井川鐵道で「きかんしゃトビー号」は、大井川本線を走る「きかんしゃトーマス号」「バスのバーティー」と接続する形で、井川線の千頭~奥泉間で活躍することになります。
大井川鐵道の井川線は、トロッコ列車のような小型の車両が走る路線。「きかんしゃトビー号」は、その井川線の千頭駅から奥泉駅まで往復するのが1乗車で、途中駅での乗降はできません。
運転時刻は、千頭駅9時50分、11時22分、14時15分発の3本。約1時間20分で、千頭駅へ戻ってきます。
「きかんしゃトビー号」のきっぷは、日帰りツアー形式での販売。「きかんしゃトーマス号」や、大井川鐵道川根温泉ホテルでのランチバイキングがセットになったツアーなども企画しているそうです。ツアーの予約受付は、5月10日(火)10時から、大鉄観光サービスで開始されます。
ただ、当日の空席がある場合は千頭駅で乗車券を発売。料金は大人1800円、子ども900円です。