東海地方の方言「ケッタ」
近鉄が2023年1月12日(木)、観光列車「つどい」を、「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」(愛称「KettA」)として運転すると発表しました。
「つどい」の2号車に、取り外し可能なサイクルスタンドを設置。自転車を輪行袋へ入れることなく、そのまま車内に積載できるようにした列車です。
「KettA」は、東海地方で「自転車」を意味する方言「ケッタ(ケッタマシーン)」に由来。伊勢志摩エリアをはじめとした東海地方でサイクリングを楽しむのに最適な列車になるように、との願いを込めて、命名したといいます。
近鉄の「つどい」は、車内に足湯も設置できる観光列車ですが、今後は春や秋といったサイクリングシーズンに、観光列車「つどい」の新たなスタイルのひとつとして、この「KettA」を運転する予定とのこと。
「KettA」の運転区間は、近鉄名古屋・大阪上本町~賢島間が中心。種類によっては積載できない自転車もあります。
また、2023年春以降の本格的な運転開始に先駆けて、3月4日(土)、5日(日)に、近鉄名古屋~賢島間で無料試乗会が開催されます。参加方法は後日、発表される予定です。