「ごのたび」をリニューアル
JR東日本が2023年3月14日(火)、観光列車で「うけとりっぷ」サービスを開始すると発表しました。
「うけとりっぷ」は、スマートフォンから沿線の美味しいグルメなどをかんたんに事前予約、決済し、駅や列車内で受け取れるサービス。これまで、観光列車「リゾートしらかみ」などで導入されていた五能線モバイルオーダーサービス「ごのたび」をリニューアルし、「うけとりっぷ」として、ほかの観光列車へも展開するものです。
「うけとりっぷ」実施列車は?
「うけとりっぷ」サービスが行われるのは、「リゾートしらかみ」と「海里」の2列車。秋田新幹線「こまち」の一部列車でも、取り扱いがあるそうです。
また、「リゾートしらかみ」向けのサービス名称は引き続き「ごのたび」を使うものの、サービス自体は「うけとりっぷ」のしくみになるとのこと。
JR東日本によると、「うけとりっぷ」対象列車は今後、拡大していく予定といいます。
「うけとりっぷ」の使い方は?
「うけとりっぷ」で予約できるようになるのは、2023年3月20日(月)10時00分から。4月1日(土)以降に運転する列車が、予約の対象です。
商品の予約は、直前にはできません。予約期限は前日まで、4日前までなど、商品によって異なります。
「うけとりっぷ」の利用にあたっては、会員登録(無料)が必要。「うけとりっぷ」サービスサイトで事前予約したのち、当日、現地でスマートフォンを使って予約画面を提示、商品などを受け取る流れです。
「リゾートしらかみ」の商品
「リゾートしらかみ」では、次の商品などを「うけとりっぷ」で予約、購入できます。価格は全て税込です。
- 「セイリングの海彦山彦弁当」2000円
- 深浦駅で受け取り。深浦の旬の食材を満載した特製弁当。
- 「前菜6種&『比内地鶏親子丼』ハーフ&『錦牛焼肉丼』ハーフ」2600円
- 秋田駅で受け取り。秋田の2大ブランド肉を使った、秋田食を堪能できる弁当。
- 「プレミアムフルーツタルト」750円
- 秋田駅で受け取り。アーモンド生地の上に、カスタードクリームと7種類以上のフルーツが色鮮やかに咲く花のようにのったタルト。
- 「4種 秋田の日本酒&ワインセット」1300円
- 秋田駅で受け取り。酒どころ秋田の、季節により厳選した日本酒と、秋田の大地でつくられたワイン。
「海里」の商品
「海里」では、列車のコンセプトである「新潟の食」「庄内の食」を感じられる「海里」車内限定のオリジナル弁当を、「うけとりっぷ」で予約、購入できます。これまで「海里」車内の売店で当日に数量限定販売していたものを、「うけとりっぷ」で事前予約できるようになる形。価格は全て税込です。
- 「海里特製 加島屋御膳」2700円
- 「キングサーモン味噌漬」「いくら醤油漬」「海老しんじょう」といった加島屋のこだわりの味を、「魚沼産コシヒカリ」と一緒に。
- 「海里特製 庄内弁」2600円
- つや姫を使っただだちゃ豆ごはんを、めじか鮭のあみえび魚醤漬で巻いた「めっこい巻き」をメインにした弁当。
- 公式ニュースリリース
- 「うけとりっぷ」サービスサイト(Tabi-CONNECT)