雄大な釧路湿原を満喫
JR北海道の釧路支社が2023年4月19日(水)、観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」について発表しました。
2023年度は、4月29日(土・祝)から運転を開始する「くしろ湿原ノロッコ号」。それにあたって、次の取り組みを実施するそうです。
コンブを使った出発式
2023年度の運転開始日である4月29日(土・祝)、午前10時40分から11時00分まで、釧路駅(北海道釧路市)3番ホームで「くしろ湿原ノロッコ号」の出発式が行われます。
列席者は、釧路総合振興局、釧路市、釧路町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、釧路観光連盟、釧路観光コンベンション協会、JR北海道。
式典の内容は、主催者挨拶、来賓祝辞、テープカット、釧路駅長による出発合図。ちなみに、テープカットはコンブを使用するそうです。
車内販売一部リニューアル
毎年好評という「ノロッコ号プリン」のほか、2023年度は「くしろ霧サイダー」(釧路市)、「さおまえ昆布」(釧路町)、「ミルククラフトビール」(標茶町)といった沿線地域の商品も車内販売メニューに用意。
そのほか、グッズ類にも新商品やリニューアルした商品があるそうです。
乗車証明書を配布
2023年度も、「くしろ湿原ノロッコ号」では乗車証明書を配布。今年度の乗車証明書は、裏面に乗車記念スタンプを押せるようになっています。
上り列車と下り列車でそれぞれ異なる乗車証明書、スタンプを用意しているそうです。
川湯温泉駅へ延長運転
2023年度も、「エゾイソツツジ」が見ごろを迎える6月10日(土)と、紅葉の時期を迎える10月7日(土)に、川湯温泉駅(北海道川上郡弟子屈町)まで「くしろ湿原ノロッコ号」の延長運転を実施します。
その車内では、通常の乗車証明書のほか、摩周~川湯温泉間の乗客限定の特別な乗車証明書も配布。
この延長運転にあわせて実施するおもてなしについては、決まり次第、発表する予定だそうです。
「夕日ノロッコ号」を運転
2023年度も9月20日(水)から22日(金)まで、釧網本線から見える夕日を観賞するため、日没時間帯に「夕日ノロッコ号」が運転されます。
車内では、「夕日ノロッコ号」限定の乗車証明書を配布。あわせて実施するおもてなしについては、決まり次第、発表する予定だそうです。
釧路駅に巨大パネル設置
釧路駅の壁面に、「くしろ湿原ノロッコ号」のパネルを設置。横4メートル、縦2メートルと大きなもので、「くしろ湿原ノロッコ号」運転期間中に設置されます。