12月に運転を終了
JR東日本の東北本部、JR東日本びゅうツーリズム&セールス、JR東日本クロスステーションが2023年4月20日(木)、「THANK YOU フルーティアふくしま」ラストランプロジェクトについて発表しました。
2023年12月に運転を終了する、観光列車「フルーティアふくしま」。利用者や、応援してくれた沿線地域の人々へ感謝の気持ちを込めて、「THANK YOU フルーティアふくしま」ラストランプロジェクトをスタートするといいます。
専用ホームページ開設
「フルーティアふくしま」の運転終了に向けて行われるさまざまな企画について、情報を発信する専用ホームページが開設されます。
公開日時は、4月28日(金)午前10時の予定。特別な旅行商品、オリジナル関連商品など、「フルーティアふくしま」に関する情報を随時掲載していくそうです。
ラストランロゴ
「THANK YOU フルーティアふくしま」に関する各種宣伝、駅装飾、オリジナル関連商品の作成などに、ラストランロゴを使用。ラストランプロジェクトが盛り上げられます。
ラストランロゴは、「フルーティアふくしま」のカフェ風エクステリアをシンボル化。ラストランプロジェクトの象徴として、特別感のあるデザインに仕上げたとのこと。
また、「フルーティアふくしま」がスイーツの形で提供し続けてきた福島のフルーツをイラストで添え、「THANK YOU」のメッセージとともに、これまでの感謝の気持ちを表現したといいます。
サマーフルーティア仙台・一ノ関号
普段は郡山駅(福島県郡山市)を中心に運転されている「フルーティアふくしま」ですが、7月15日(土)から17日(月・祝)まで、仙台駅(仙台市青葉区)と一ノ関駅(岩手県一関市)のあいだで「サマーフルーティア仙台・一ノ関号」として運転されます。
- 快速「サマーフルーティア仙台・一ノ関号」一ノ関駅行き
- 仙台駅11時01分ごろ発 → 一ノ関駅13時07分ごろ着
- ツアー専用列車(団体列車)として運転
- 2023年7月:15日、16日、17日運転
- 快速「サマーフルーティア仙台・一ノ関号」仙台駅行き
- 一ノ関駅14時28分ごろ発 → 仙台駅16時30分ごろ着
- ツアー専用列車(団体列車)として運転
- 「サマーフルーティア仙台・一ノ関号」一ノ関駅行きと同じ日に運転
一ノ関駅行きの下りコースでは、仙台市内に店舗を構える東北初のパンケーキ専門店「ミツバチキッチン」より、特製のパンケーキセットを提供。ふわふわ&もちもち食感のパンケーキとカフェで、特別な休日を楽しめるとのこと。
仙台駅行きの上りコースでは、岩手県一関市にある「世嬉の一酒造」より、クラフトビール「いわて蔵ビール」2種、同市にあるビストロ・フレンチのお店「rikolt(リコルト)」より特製洋食セットを提供。洋食セットは、提供するクラフトビールに合わせてシェフが考案したオリジナルメニューで、大人な「フルーティア」を楽しめるとのこと。
「サマーフルーティア仙台・一ノ関号」のきっぷは、ツアー(旅行商品)として発売。5月10日(水)午前10時00分より、JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」で販売されます。
また5月26日(金)、6月23日(金)、7月28日(金)には、星野リゾートとコラボした「福がくるくるフルーティア」も運転(ツアーはJR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」で販売中)。
今後も順次、「フルーティアふくしま」を利用した特色ある旅行商品を計画していくそうです。
オリジナル関連商品
「フルーティアふくしま」の魅力や特色を感じられるオリジナル関連商品が、福島駅、郡山駅、会津若松駅の「NewDays」「NewDays KIOSK」各店舗で、4月28日(金)より発売されます。
- 「クリアファイル」各440円
- 「ボールペン」各495円
- 「定規」660円
- 「アクリルキーホルダー」各660円
- 「クリアパスケース」各770円
- 「マグカップ」各1980円
- 「ポップコーン」各780円
- 「コースター」880円
- 「フールセック(19枚入り)」1512円
価格は税込。一部商品の取り扱いがない店舗もあるそうです。
ペーパークラフト
JR社員が制作した「フルーティアふくしま」のペーパークラフトが、「フルーティアふくしま」のバーカウンター車両で、4月29日(土)以降、アテンダントからプレゼントされます。なくなり次第終了です。