本物の銀河鉄道のような夜間運転「SL銀河」ファイナルツアー発表&受付開始

列車の運転日、時刻、内容は、災害などで変更の場合があります。乗車の際は、鉄道会社の公式ホームページなどで情報をご確認ください。

夢のある「SL銀河」ファイナルに

JR東日本の盛岡支社、JR東日本びゅうツーリズム&セールスが2023年4月26日(水)、観光列車「SL銀河」のファイナルツアーについて発表しました。

2014年4月12日(土)にデビューした「SL銀河」は、2023年6月10日(土)の往路、11日(日)の復路をもって運転を終了。この「SL銀河」最終運行に乗車するツアーで、「SL銀河」のファイナルを飾るにふさわしい、夢のある商品設定になっているそうです。

JR東日本の観光列車「SL銀河」

JR東日本の観光列車「SL銀河」

釜石駅行き最終列車のポイント

6月10日(土)に運転される「SL銀河」釜石駅行き(往路)最終列車は、通常と同じ時刻で運転。これに乗車するツアーは、次の特徴があるそうです。

  • 日中の時間帯に運転される最後の機会。「釜石線沿線の景色や、沿線の皆さまのお手振りにご期待ください」とのこと。
  • 「花巻~釜石乗車コース」参加者は、遠野駅か釜石駅で、SL運転台での記念撮影が可能。
  • ファイナルツアーだけの限定企画を用意。
宮守川橋梁(めがね橋)を渡る観光列車「SL銀河」

宮守川橋梁(めがね橋)を渡る観光列車「SL銀河」

花巻駅行き最終列車のポイント

6月11日(日)に運転される「SL銀河」花巻駅行き(復路)最終列車は、通常運行とは異なる、午後から夜にかけての運転。これに乗車するツアーは、次の特徴があるそうです。

  • 2014年以来、2回目となるナイトクルーズを車内から楽しむことが可能。
  • 「釜石~花巻乗車コース」「花巻~釜石往復乗車コース」参加者は、釜石駅か遠野駅で、SL運転台での記念撮影が可能。
  • 6月11日(日)に、釜石駅検修庫でSL走行シーンの見学が可能。
  • ファイナルツアーだけの限定企画を用意。
  • 遠野駅では、停車時間に見学できるアトラクションを用意。
  • ナイトクルーズのクライマックスとなる柏木平~宮守間の「めがね橋」走行中は、「道の駅みやもり」に集まった沿線の人たちがライトを振る幻想的な様子を楽しむことが可能。
「SL銀河」ナイトクルーズのイメージ(画像:JR東日本)

「SL銀河」ナイトクルーズのイメージ(画像:JR東日本)

この「SL銀河」花巻駅行き(復路)最終列車は、次の時刻で運転される予定です。

快速「SL銀河」花巻駅行き(最終運行)
釜石駅14時40分発 → 陸中大橋駅15時13分着/21分発 → 上有住駅15時39分着/15時44分発 → 遠野駅16時26分着/19時08分発 → 花巻駅21時07分着
ツアー専用列車(団体列車)として運転
2023年6月:11日運転

3コースの「SL銀河」ファイナル

この「SL銀河」最終運行に乗車するファイナルツアーは、次の3コースが発売されます。

花巻~釜石乗車コース

1日目(6月10日〈土〉)は、東京駅、上野駅、大宮駅から東北新幹線で北上駅、普通列車で花巻駅へ行き、往路の「SL銀河」へ乗車。釜石駅に到着後、「三陸花ホテルはまぎく」へ宿泊します。

2日目(6月11日〈日〉)は、釜石駅から三陸鉄道で盛駅へ行き、バスで碁石海岸、奇跡の一本松などを観光したあと、一ノ関駅から東北新幹線で大宮駅、上野駅、東京駅へ戻る内容です。

定員は90名で、旅行代金は大人6万9000円から、小学生5万4000円から。

花巻駅発、一ノ関駅着のプランもあり、旅行代金は大人5万9000円から、小学生4万9000円からです。

JR東日本の観光列車「SL銀河」

JR東日本の観光列車「SL銀河」

釜石~花巻乗車コース

1日目(6月10日〈土〉)は、東京駅、上野駅、大宮駅から東北新幹線で八戸駅、普通列車で久慈駅へ行き、三陸鉄道で釜石駅へ。「ホテルフォルクローロ三陸釜石」などへ宿泊します。

2日目(6月11日〈日〉)は、釜石駅SL検修庫でSLの走行シーンを見学したのち、復路の「SL銀河」へ乗車。花巻駅に到着後、「花巻温泉 ホテル花巻」などへ宿泊します。

3日目(6月12日〈月〉)は、新花巻駅から東北新幹線で大宮駅、上野駅、東京駅へ戻る内容です。

定員は90名で、旅行代金は大人8万7000円から、小学生6万7000円から。

八戸駅発、花巻駅着の1泊2日プランもあり、旅行代金は大人6万1000円から、小学生5万円からです。

JR東日本の観光列車「SL銀河」普通車指定席

JR東日本の観光列車「SL銀河」普通車指定席

花巻~釜石往復乗車コース

1日目(6月10日〈土〉)は、東京駅、上野駅、大宮駅から東北新幹線で北上駅、普通列車で花巻駅へ行き、往路の「SL銀河」へ乗車。釜石駅に到着後、「ホテルフォルクローロ三陸釜石」へ宿泊します。

2日目(6月11日〈日〉)は、釜石駅SL検修庫でSLの走行シーンを見学したのち、復路の「SL銀河」へ乗車。花巻駅に到着後、「花巻温泉 ホテル花巻」などへ宿泊します。

3日目(6月12日〈月〉)は、新花巻駅から東北新幹線で大宮駅、上野駅、東京駅へ戻る内容です。

定員は80名で、旅行代金は大人9万3000円から、小学生7万3000円から。

花巻駅発着の1泊2日プランもあり、旅行代金は大人6万7000円から、小学生6万2000円からです。

JR東日本の観光列車「SL銀河」

JR東日本の観光列車「SL銀河」

ファイナルツアー申し込み方法

この「SL銀河」ファイナルツアーは、JR東日本びゅうツーリズム&セールスのホームページ「日本の旅、鉄道の旅」限定での発売です。

販売は抽選で行われ、4月26日(水)14時00分から5月7日(日)23時59分まで、申し込みを受け付け。当選した場合、5月12日(金)に通知されます。

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