ローカル線の観光利用の拡大へ
JR北海道が2023年5月17日(水)、特に乗客が少ない区間における調査・実証事業について発表。「観光利用の拡大」という観点からは、次の調査・実証事業を行うといいます。
- 「くしろ湿原ノロッコ号」臨時運行
- 観光のオフシーズンに、釧路湿原駅へ長時間停車するなど、景色をゆっくり楽しめる「くしろ湿原ノロッコ号」の実証運行。10月に運行予定。
- 「地球探索鉄道花咲線」指定席導入
- 花咲線(釧路~根室)で夏季繁忙期に車両を増結し、景色のよい海側に指定席を導入した列車の実証運行。8月実施予定。
- 「フラノラベンダーエクスプレス」延長運転
- 札幌~滝川~富良野間を運行する特急「フラノラベンダーエクスプレス」を、快速列車として富良野線経由で旭川駅まで延長運転。7月の土曜日、日曜日、祝日に運行予定。
- ラベンダー畑駅 停車列車拡大
- 「富良野・美瑛ノロッコ号」のみ停車するラベンダー畑駅に、普通・快速列車の一部も停車。7月15日(土)から23日(日)まで実施予定。
これら調査・実証事業は、各線区の協議会などが実施主体となり、JR北海道も協議会の一員として、地域の関係者とともに取り組みを進めていくそうです。