2018年の山陰DCで登場
JR西日本が2023年5月12日(金)、観光列車「あめつち」の運転開始5周年を記念した企画の実施について、発表しました。
2018年7月から9月に開催された「山陰デスティネーションキャンペーン(山陰DC)」にあわせ、2018年7月1日(日)に運転を開始した観光列車「あめつち」。2023年7月1日(土)で5周年を迎えることから、その車内外で楽しめる様々な企画を用意したといいます。
県外PRイベント
大阪駅アトリウム広場で5月27日(土)と28日(日)、「あめつち」PRブースの設置、「あめつち」グッズ販売、鳥取県、島根県への誘客を促進するお楽しみイベントなどが実施されます。
車内外でイベント開催
「あめつち」の車内、車外では、5周年を記念して次のイベントが行われます。
- 5周年当日記念セレモニー
- 7月1日(土)8時50分ごろから、鳥取駅ホームで開催。しゃんしゃん傘踊りと、マスコットキャラクター「しろぴょんに」よるおもてなしを実施。この日は出雲市駅行き「あめつち」のおもな停車駅や車内でも、地域の人々によるおもてなしを実施予定。
- 5周年記念乗車証プレゼント
- 7月1日(土)から、「あめつち」車内で車掌が配布。先着2500名。
- 記念ノベルティプレゼント
- 「あめつち」車内カウンターで税込1000円以上を購入すると、「鳥取珈琲館×あめつちコラボオーガニックドリップバッグコーヒー」もしくは「藤原茶問屋×あめつちコラボ和紅茶ティーバッグ」をプレゼント。各500個を用意、なくなり次第終了。
- 記念クイズ
- 「あめつち」車内に、「あめつち」にまつわる3択クイズを設置。参加者には硬券きっぷ風参加証、全問正解者にはお楽しみ賞品を、アテンダントよりプレゼント。第1弾が8月12日(土)から9月30日(土)まで、第2弾が12月2日(土)から1月28日(日)まで、第3弾が3月2日(土)から31日(日)までの開催。
食事メニューのリニューアル
「あめつち」5周年を機に、車内で提供するスイーツメニューを変更。7月1日(土)から、地域や生産者の魅力がより伝わる内容に変更するといいます。
- 「大江ノ郷スイーツセット」(出雲市駅行きの列車で提供)
- 鳥取県八頭町・大江ノ郷自然牧場自慢の「天美卵(てんびらん)」を使用した、お店人気ナンバーワンのぷりん&自家製バターのロールケーキを楽しむことが可能。「あめつち」オリジナルパッケージに入った焼き菓子詰合せ、コーヒー付き。2100円(税込)。
- 「松江の和菓子詰合せ」(鳥取駅行きの列車で提供)
- 松江に茶の湯文化を遺した不昧公に、春の茶席菓子として用いられた「若草」をはじめとした松江銘菓の詰め合わせ。限定の宍道湖夕景を模した羊羹も楽しむことが可能。松江の老舗お茶屋「中村茶舗の煎茶」付き。2200円(税込)。
また7月1日(土)より、「あめつち」車内で楽しめる「あめつち御前」「山陰の酒と肴」について、出雲市駅行き、鳥取駅行きの両方の列車で提供する形に変更されます。なお、出雲市駅行きの列車での「山陰の酒と肴」提供は、松江駅からになるそうです。
アテンダント制服リニューアル
7月1日(土)の「あめつち」5周年を機に、現在のデザインにプラスし、より「あめつち」ならではの特別感を演出する制服にリニューアル。ジェンダーレスなデザインとし、男女で分かれていた制服を統一するそうです。
カラーは、山陰の美しい空や海を表現した車体と同じ「紺碧(こんぺき)色」を基調とし、日本古来の伝統模様である市松模様を襟やポケット口にあしらい、あめつちのコンセプトである「ネイティブ・ジャパニーズ」を表現。
また、山陰に伝わる多くの神話をイメージした着物風の形を基本とし、ジェンダーレスな直線的デザインとしたそうです。また、「あめつち」の特別感を演出するため、胸元には「あめつち」のエンブレムと同じデザインのスカーフリングをあしらったそうです。