東武新型特急「スペーシア X」カフェ詳細発表 日光らしい限定メニュー

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名称は「ゴエンカフェ」

東武鉄道が2023年6月7日(水)、新型特急「スペーシア X」の1号車「コックピットラウンジ」内にオープンするカフェカウンターについて、詳細を発表しました。

カフェの名称は、「GOEN CAFÉ SPACIA X(ゴエンカフェ スペーシアエックス)」。ちょっと立ち寄ってみるだけで、日光との『ご縁』が深まる」「見る・聞く・味わう・香る・触れる、という五感を通じて、まだ知らない日光とつながることができる」ことを目指したそうです。

「ゴエンカフェ」スタッフのスカーフ・蝶ネクタイ(画像:東武鉄道)

「ゴエンカフェ」スタッフのスカーフ・蝶ネクタイ(画像:東武鉄道)

この「ゴエンカフェ」では、移動しながら日光らしい味わいを楽しむ限定メニューを多数用意するとのこと。看板メニューであるクラフトビール「Nikko Brewing」、クラフトコーヒー「日光珈琲」のほか、飲み物に合うアペタイザーやスイーツ、スナックなど、栃木の食材を知り尽くしたマイスターたちと共同開発したといいます。

「スペーシア X」カフェカウンターのクラフトビールとアペタイザー(画像:東武鉄道)

「スペーシア X」カフェカウンターのクラフトビールとアペタイザー(画像:東武鉄道)

また「ゴエンカフェ」では、日光エリアで不動の人気を誇る老舗の商品を「スペーシア X」の限定パッケージで用意するほか、栃木県日光市が推進する「CHOCOTTO NIKKO」プロジェクトに参画したヨックモック「プティ シガール オゥ ショコラ SPACIA X 缶」を限定5000個で用意するなど、同エリアの魅力がつまったラインナップになっているとのこと。

「スペーシア X」カフェカウンターのコーヒーとスイーツ(画像:東武鉄道)

「スペーシア X」カフェカウンターのコーヒーとスイーツ(画像:東武鉄道)

シグネチャ商品

「ゴエンカフェ」の看板商品は、「スペーシア X」のために開発された、オリジナルのクラフトビールとクラフト珈琲。

世界中で普遍的に愛されている飲み物であり、1956年(昭和31年)に登場したロマンスカーの時代から車内で提供してきた、馴染み深い飲み物でもあるそうで、日光を代表するブルワリー「NikkoBrewing」、日光珈琲と、日光らしい味覚を目指したそうです。

NIKKO LAGAR
【「スペーシア X」限定】“わびさび”という日本文化にも通じる考え方に、ドライホップという革新的な製法を取り入れて作られるイタリアンピルスナーというスタイルを取り入れ、日光らしい“和魂洋才”を表現しています。ファインアロマホップの上品な香りと飲み飽きない味覚をお楽しみください。
ICHIGO ALE
【「スペーシア X」限定】季節限定の第1弾は、栃木を代表するいちごをエールスタイルで提供することで、日光がもつ気品や豊かな色彩を表現しました。味覚とともに、日光を感じられるいちごの色味をお楽しみください。
NIKKO BLEND(HOT)
【「スペーシア X」限定】日光の文化や歴史に想いを馳せる時間を過ごしていただけるよう、コクとフルーティーさを持ち合わせたタンザニアをベースに、旅への期待感を高める味わいに仕上げています。
SEASONAL BLEND(HOT)~気品~
【「スペーシア X」限定】今回は、日光の上質で気品あふれる、豊かな色彩を表現したブレンドを提供しています。花のような香りとラズベリーのような酸味の、エチオピアをベースに活力ある味わいです。
「スペーシア X」カフェカウンターのシグネチャ商品(画像:東武鉄道)

「スペーシア X」カフェカウンターのシグネチャ商品(画像:東武鉄道)

アペタイザー/スナック

「ゴエンカフェ」の看板商品となるクラフトビールに合わせて、オリジナルのアペタイザー、スナックを用意。日光エリアの魅力が随所に感じられる商品を取りそろえたといいます。

あさのポークのジャーキー
【「スペーシア X」限定】那須連山を望む自然豊かな環境の中でストレスなく育った、栃木を代表するブランド豚・あさのポーク(栃木県さくら市)をスモーク。日光・柏崎商店が提供する山椒で大人の味に仕上げています。
頂鱒のスモーク
【「スペーシア X」限定】日光の豊かな自然の中で丁寧に育てられた日光のブランド鱒、頂鱒(いただきます)をスモークした一品。
頂鱒とらっきょうのリエット
【「スペーシア X」限定】日光のブランド鱒、頂鱒のスモークをピンクペッパー・わさびなどと合わせてリエットに。日光・上澤梅太郎商店のらっきょうのシャキシャキ感がアクセントです。
酒粕と米粉のクラッカービスケット
【「スペーシア X」限定】片山酒造の酒粕と栃木県産の米粉を練りこんだ、クセになるおつまみです。リエットにディップして食べるのもお楽しみいただけます。
オニオンコンソメラスク
【「スペーシア X」限定】栃木県下野市の玉ねぎを使用したラスクです。玉ねぎのうまみを全面に活かしました。他のアペタイザーとの組み合わせもよく、小腹を満たします。

「スペーシア X」カフェカウンターのアペタイザー/スナックメニュー(画像:東武鉄道)

スイーツ

「ゴエンカフェ」の看板商品となる珈琲に合わせて用意された、オリジナルのスイーツ。日光を代表する老舗の羊羹と珈琲の組み合わせも新しい、老若男女問わず楽しめる商品展開といいます。

酒粕のバターサンド
【「スペーシア X」限定】日光の片山酒造の酒粕とバタークリームを合わせたバターサンドです。はじめはアイス、後からフワフワ、時間で変化する食感をお楽しみください。
酒粕のジェラート
【「スペーシア X」限定】那須千本松牧場の低温殺菌牛乳をベースにしたチーズジェラートに、日光の渡邊佐平商店の酒粕を合わせた濃厚な酒粕チーズジェラート。アクセントにスペイン産マルコナアーモンドを合わせたお酒にも合う大人なジェラートです。
一口羊羹
【「スペーシア X」限定パッケージ】日光を代表する三ツ山羊羹の一口羊羹を「スペーシア X」オリジナルパッケージに包んでお出しします。ばら売り、3個セットをご用意。
プティ シガール オゥ ショコラ SPACIA X缶
【「スペーシア X」限定パッケージ】日光市に工場を持つヨックモックと「スペーシア X」が、日光市の推進する「CHOCOTTO NIKKO」プロジェクトに参画。日光市出身の絵本作家しまだともみさんによる、浅草と日光をつなぐイラストのオリジナル缶です。
「スペーシア X」カフェカウンターのスイーツメニュー(画像:東武鉄道)

「スペーシア X」カフェカウンターのスイーツメニュー(画像:東武鉄道)

そのほかのドリンク

「ゴエンカフェ」には、日光の老舗酒屋によるオリジナルパッケージの日本酒や、日光珈琲が手掛ける「ニッコーラ」などを用意しているそうです。

日光誉
【「スペーシア X」限定パッケージ】天保13年(1842年)創業の老舗酒造が手掛ける栃木県の原材料でつくる純米吟醸酒。すっきりとした飲み口で、アペタイザーとの相性も良好です。
日光路
【「スペーシア X」限定パッケージ】明治13年創業で、当時から変わらない圧搾方法を続け、時間と手間をかけた「佐瀬式」による酒造りを行っている。キリリととした味わいの純米吟醸酒。
ニッコーラ
日光珈琲が開発したクラフトコーラです。スペシャルティコーヒーをベースに栃木・日光由来のスパイスが使われた新しい味覚です。
「スペーシア X」カフェカウンターのドリンクメニュー例(画像:東武鉄道)

「スペーシア X」カフェカウンターのドリンクメニュー例(画像:東武鉄道)

カフェメニュー販売方法

「ゴエンカフェ」での商品販売は、1号車「コックピットラウンジ」の座席指定券を持っている乗客に対し、優先的に販売されます。

ほかの号車の乗客は、オンラインで整理券を取得したのち、その整理券に記載された時間内にカフェカウンターで注文、購入する形です。

決済は、クレジットカード、交通系ICカードが利用可能。車内ワゴン販売はありません。なお販売方法について、変更の可能性もあるとのこと。

東武鉄道は「『コックピットラウンジ』の気品高く落ち着きのある空間で、時を超え、五感で日光を感じることができる体験をお楽しみください」としています。

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