「四国フリーきっぷ」よりお得
JR四国が2023年6月22日(木)、「夏の四国あちこちきっぷ」について発表しました。
2023年7月から9月までの期間限定で、JR四国全線の特急列車自由席が3日間、乗り放題になるものです。
価格は、同様に使える「四国フリーきっぷ」より5000円安い1万3000円。子ども用は、デジタル版のきっぷだと「四国フリーきっぷ」より5500円安い3500円と、さらにお得になっています(紙のきっぷの子ども用は6500円)。
発売期間は、7月10日(月)から9月28日(木)まで。利用できる期間は、7月13日(木)から9月30日(土)までです。ただし、8月8日(火)から16日(水)が利用開始日になるものは、発売されません。
きっぷは紙とデジタル版
「夏の四国あちこちきっぷ」の購入は、紙のきっぷはJR四国の駅にある「みどりの窓口」、「ワープ」支店、四国内のおもな旅行会社で可能。
デジタル版のきっぷは、チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」、旅アプリ「しこくるり」、JR西日本観光ナビ「tabiwa by WESTER」で購入できます。
なお、デジタル版の大人のきっぷを旅アプリ「しこくるり」で購入すると、先着1000人限定で、国内の観光施設がお得に利用できる「旅ぱす」が6ポイントプレゼントされるそうです。
駅レンタカーを、割引料金の「駅レンタカー四国WEBトクプラン2023」で使うことも可能で、このきっぷを購入すると、通常8580円のSクラス24時間利用が、4000円になります(専用ホームページから申し込み可能)。
観光列車で利用したい場合
この「夏の四国あちこちきっぷ」で普通車指定席、グリーン車を利用する場合は、乗車券部分のみが有効です。それらを利用したい場合は、指定席券やグリーン券、特急券が別途必要になります。
そのため「伊予灘ものがたり」など、全車グリーン車指定席の特急として運転される観光列車を利用したい場合、2万3000円のきっぷ「四国グリーン紀行」を使うなどしたほうが、お得になる場合がありそうです。