貸切運転も可能
JR四国が2023年6月28日(木)、観光列車の2023年度下半期(10月~3月)における運転日と、「ものがたり列車」の料金改定について発表しました。
なお「ものがたり列車」とは、「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」を指します。
またいずれの列車も、定期運転される日以外の貸切運転が可能。これまでにも結婚式、職場の旅行など幅広い目的で利用されているそうで、JR四国の駅、「ワープ」支店まで問い合わせてほしいとのことです。
「伊予灘ものがたり」運転日
「伊予灘ものがたり」は2023年度下半期、土曜日、日曜日、祝日にくわえ、10月、11月、3月の金曜日(一部を除く)の計62日で、定期運転を実施。ただし10月6日(金)は、「大洲編」「双海編」のみ利用可能です。
そのほか3月1日(金)から3日(日)まで、特別運転が予定されています。詳細は今後、発表するそうです。
「四国まんなか千年ものがたり」運転日
「四国まんなか千年ものがたり」は2023年度下半期、土曜日、日曜日、祝日ならびに10月から12月、3月の月曜日と金曜日(一部を除く)の計78日で、定期運転を実施。
そのほか2月16日(金)から25日(日)までの6日間に、毎年好評という「四国まんなか千年ものがたり~スイーツ紀行~」の特別運転が予定されています。詳細は今後、発表するそうです。
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」運転日
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は2023年度下半期、土曜日、日曜日、祝日にくわえ、10月から12月、3月の月曜日と金曜日(一部を除く)の計79日で、定期運転を実施。うち10月から12月の金曜日は、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線での運転です。
そのほか1月20日(土)、27日(土)、2月3日(土)、10日(土)は、特別運転が予定されています。詳細は今後、発表するそうです。
「藍よしのがわトロッコ」運転日
「藍よしのがわトロッコ」は2023年度下半期、10月から12月、3月(一部を除く)の土曜日、日曜日、祝日に、計32日の運転です。
「しまんトロッコ」運転日
「しまんトロッコ」は2023年度下半期、10月、11月、3月(一部を除く)の土曜日、日曜日、祝日に、計24日の運転です。
料金の改定
「ものがたり列車」について、2023年10月1日(日)乗車分から特急料金の「通常期」「繁忙期」「最繁忙期」による季節変動がなくなり、通年で一律になります。
また同じく「ものがたり列車」について、2023年10月1日(日)乗車分から、1300円もしくは1500円のグリーン料金が、1700円になります(「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」ごめん・なはり線運転時のグリーン料金は2140円から2540円に変更)。
この料金改定によって、「通常期」の日に乗車する場合、合計の料金は高くなりますが、「繁忙期」「最繁忙期」の日に乗車する場合、合計の料金は同じか、安くなります。
このほか「伊予灘ものがたり」3号車にある個室「フィオーレスイート」について、2万8000円のグリーン個室料金が、2023年10月1日(日)乗車分から3万3600円になります。
食事料金の改定
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」で提供する事前予約制の食事について、2023年10月1日(日)利用分より、料金(税込)が5000円から5500円に改定されます。
なおあわせて、窪川駅行き「立志の抄」、奈半利駅行き「煌海の抄」、奈半利駅発の「雄飛の抄」では、新たにデザートを提供するそうです。
また、多度津駅行きの「四国まんなか千年ものがたり しあわせの郷紀行」についても、2023年10月1日(日)利用分より、料金(税込)が5100円から5600円に改定されます。