新生「特急ニセコ号」キハ261系はまなす編成で9月運転 札幌~函館間

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「ノースレインボーエクスプレス」は引退

JR北海道が2023年7月12日(水)、新生「特急『ニセコ号』」の運転について葉標しました。

特急「ニセコ号」はこれまで、1992年(平成4年)に登場した観光列車「ノースレインボーエクスプレス」車両で運転されてきましたが、この車両は2023年4月で引退。新たにキハ261系5000番台「はまなす」編成で運転するといいます。

このキハ261系「はまなす」編成は、2020年に登場。特急「フラノラベンダーエクスプレス」に使われるキハ261系「ラベンダー」編成と、同様の設備、機能を持った車両です。

5両編成のうち、1号車のすべてがフリースペースの「はまなすラウンジ」で、全席にコンセントを備えるなど、快適な列車の旅を楽しめます。

JR北海道のキハ261系5000番台「はまなす」編成

JR北海道のキハ261系5000番台「はまなす」編成

特急「ニセコ号」運転日・時刻表

この新生「特急『ニセコ号』」の運転日として今回発表されたのは、2023年9月の計16日間。札幌~函館間を、函館本線経由で1日1往復します。全車指定席のため、乗車には予約が必要です。

特急「ニセコ号」函館駅行き
札幌駅7時56分発 → 手稲駅8時10分発 → 小樽駅8時40分着/44分発 → 余市駅9時05分着/15分発 → 倶知安駅10時00分発 → ニセコ駅10時13分着/23分発 → 昆布駅10時33分発 → 黒松内駅11時09分発 → 長万部駅11時29分着/43分発 → 森駅12時31分発 → 新函館北斗駅13時07分発 → 五稜郭駅13時19分発 → 函館駅13時23分着
9月11日のみ、小沢駅に停車(9時47分発)
全車普通車指定席
2023年9月:2日~4日、7日~11日、14日~18日、22日~24日運転
特急「ニセコ号」札幌駅行き
函館駅13時55分発 → 五稜郭駅14時00分発 → 新函館北斗駅14時15分発 → 森駅14時57分発 → 長万部駅15時42分着/53分発 → 黒松内駅16時12分発 → 昆布駅16時49分発 → ニセコ駅16時59分着/17時14分発 → 倶知安駅17時27分着/37分発 → 余市駅18時20分発 → 小樽駅18時41分着/43分発 → 札幌駅19時28分着
全車普通車指定席
特急「ニセコ号」函館駅行きと同じ日に運転

特急「ニセコ号」でのおもてなし

この新生「特急『ニセコ号』」の車内、停車駅では、次のおもてなしが実施される予定です。

北海道小樽未来創造高等学校の生徒によるおもてなし

小樽市の歴史や文化の知識を多く有する「おたる案内人」として活躍する北海道小樽未来創造高等学校の生徒が、車内で観光ガイドを実施するほか、特産品を車内販売。

観光ガイドは9月11日(月)、函館駅行き列車の手稲~小樽間、1号車「はまなすラウンジ」で実施(人数制限あり)。

特産品の車内販売は9月17日(日)、函館駅行き列車の札幌~小樽間、各車両で実施されます。

小樽未来創造高校(左)、ニセコ高校の生徒たち(画像:JR北海道)

小樽未来創造高校(左)、ニセコ高校の生徒たち(画像:JR北海道)

北海道ニセコ高等学校の生徒によるおもてなし

国際色豊かな環境で、グローバル観光や農業を学ぶ北海道ニセコ高等学校の生徒が考案した「高校で育てたいちご、さつまいもを使用した『SEEDベーグル』とコラボした季節限定ベーグル」を販売。日本語と英語の車内放送で、沿線のまちの魅力も紹介。

いちごを使用したベーグルの車内販売は9月9日(土)、函館駅行き列車の余市~ニセコ間、1号車の販売カウンターで実施。1個500円、50個限定。

さつまいもを使用したベーグルの車内販売は9月24日(日)、函館駅行き列車の余市~ニセコ間、1号車の販売カウンターで実施。1個500円、50個限定。

車内放送の観光ガイド(事前録音)は、全ての運転日、列車の余市~昆布間で実施。

余市の酒類・ジュース販売

余市観光協会および地域おこし協力隊で、ソムリエでもある實田氏が、世界からも注目を浴びている余市のワインやウイスキー、北海道一の生産量を誇るりんごのジュースなどを車内で販売。

9月17日(日)、函館駅行き列車、札幌駅行き列車の余市~新函館北斗間、1号車の販売カウンターで実施。

「週末トレインマルシェ」の開催

毎週土曜日は、沿線地域の人たちとご当地キャラクターによるおもてなし、特産品の販売を行う「週末トレインマルシェ」が開催されます。

9月9日(土)
函館駅行き列車の札幌~小樽間、各車両で、小樽コンシェルジュによる案内、特産品の車内販売を実施。
9月16日(土)
函館駅行き列車の余市~倶知安間、各車両で、倶知安町による焼き菓子のプレゼントを実施。倶知安駅ホームでは「じゃが太くん」がお出迎え。
9月23日(土・祝)
函館駅行き列車の余市駅ホームで、赤井川村「あかりん」、積丹町「うにどん」、仁木町「ニキボー」、古平町「ふるっぴ~」、余市町「ソーラン武士!!」によるお出迎え。また、函館駅行き列車のニセコ~昆布間、各車両で、蘭越町が特産品「らんこし米」をプレゼント。
毎週土曜日
全ての列車の長万部~森間、各車両で、長万部町による特産品の車内販売を実施。長万部駅ホームでは「まんべくん」がお出迎え。
特急「ニセコ」でのおもてなしイメージ(画像:JR北海道)

特急「ニセコ」でのおもてなしイメージ(画像:JR北海道)

特産品・弁当の販売

車内や停車駅のホームで、沿線のご当地グルメが販売されます。販売されない日もあるため、要注意です。

余市駅(函館駅行き列車で販売)
余市で収穫されたしっとり甘いリンゴのアップルパイ(1個390円)や、ワイン、各種クラフトビールを販売。お得な「ワンコインセット」「せんべろセット」も登場。
ニセコ~黒松内間(全ての列車で販売)
濃厚でほどよい甘さと酸味がクセになる「のむヨーグルト」(1個180円)や、ダチョウの卵を使用した「どら焼きサンド」(1個350円)などを販売。
長万部駅(函館駅行き列車で販売)
昭和3年の創業時から駅弁を販売する老舗かなや。伝統の味を守り続ける極上の
逸品「かにめし」(通常1個1250円)を、特急「ニセコ号」限定で、1個1200円で販売(前営業日17時00分までに、かなや〈01377-2-2007〉へ要予約)。
倶知安駅(札幌駅行き列車で販売)
じゃがいもでんぷんを使用した名物「豪雪うどん」(乾麺4食1100円)をはじ
め、特急「ニセコ号」オリジナル「羊蹄山麓弁当」(1200円)を販売(前営業日までに、ホテル第一会舘〈0136-22-1158〉へ要予約)。
特急「ニセコ」で販売される特産品・弁当(画像:JR北海道)

特急「ニセコ」で販売される特産品・弁当(画像:JR北海道)

特急「ニセコ」での特産品・弁当販売実施日(画像:JR北海道)

特急「ニセコ」での特産品・弁当販売実施日(画像:JR北海道)

記念フォトボードの設置

旅の思い出づくりに、記念フォトボードが3種類、1号車「はまなすラウンジ」に用意されます。小樽~函館間で使用可能です。

特急「ニセコ」に設置される記念フォトボード(画像:JR北海道)

特急「ニセコ」に設置される記念フォトボード(画像:JR北海道)

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