JR東日本の観光列車 10月値上げ 指定席料金840円に統一 グリーン料金も

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JR東日本の経営環境変化を受け

JR東日本が2023年7月24日(月)、「のって楽しい列車(観光列車)」などの料金を見直すと発表しました。

JR東日本では、「のってたのしい列車」の運行により、これまで地域の人々とともに新たな観光流動を創り出し、グループ経営ビジョン「変革2027」で掲げる「地方を豊かに」の実現に取り組んできたものの、同社を取り巻く経営環境の変化を受けて、料金を見直すといいます。

JR東日本の「のって楽しい列車(観光列車)」(画像:JR東日本)

JR東日本の「のって楽しい列車(観光列車)」(画像:JR東日本)

変更される指定席料金

次の観光列車で、指定席料金が通年で840円になります。

これらの列車は通常、快速列車として運転され、乗車には乗車券(「青春18きっぷ」なども含む)と、指定席券が必要です(「フルーティアふくしま」は通常、ツアー専用列車〈団体列車〉の快速列車として運転)。

その指定席券は従来、通常期は530円で、閑散期は330円になる場合もありましたが、2023年10月1日(日)以降は、通年で840円になります(子ども半額)。

異なる列車名で運転する場合でも、これらの車両を使った列車は、指定席料金が通年で840円です。

なお、ここに挙げられていないJR東日本の観光列車(「海里」「B.B.BASE」「HIGH RAIL 1375」)は、すでに指定席料金が通年で840円。今回の料金変更は、JR東日本の観光列車の指定席料金を840円へ統一する形になります。

JR東日本の観光列車「SLばんえつ物語」

JR東日本の観光列車「SLばんえつ物語」

変更されるグリーン料金

SLばんえつ物語」のグリーン料金も、2023年10月1日(日)から変更されます。

従来は50kmまで780円、100kmまで1000円、150kmまで1700円、151km以上1990円でしたが、それが150kmまで2000円、151km以上3000円になります。

こちらも、「SLばんえつ物語」ではない列車名で運転する場合でも、その車両を使っていれば、この「SLばんえつ物語」専用のグリーン料金が適用されます。