つどい使用の近鉄サイクルトレイン「ケッタ」今秋も運転 自転車なし可

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観光列車「つどい」に自転車積載

近鉄が2023年8月1日(火)、「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」(愛称:KettA)を今秋も運行すると発表しました。

今秋の運行分から、サイクルトレイン利用券(通称:KettA券)を購入するだけで乗車できるとのこと(別途、乗車券が必要)。自転車なしでの乗車も可能です。

また、存分にサイクリングを楽しんでもらうため、列車の運行時刻を見直し、現地滞在時間を長く設定するほか、伊勢志摩エリアの主要駅と観光施設などへサイクルスタンドを設置。サイクルツーリズムの環境を整備するといいます。

そして、プロロードレース選手である中島康晴氏を「近鉄電車サイクルトレインアンバサダー」として起用。「KettA」をはじめとする近鉄の各種サイクルトレインの利用促進、沿線地域でのサイクルツーリズム振興を図る活動を行ってもらうとのこと。

ちなみに中島康晴氏は、プライベートでは大の鉄道好きだそうです。

「近鉄電車サイクルトレインアンバサダー」中島康晴氏(画像:近鉄)

「近鉄電車サイクルトレインアンバサダー」中島康晴氏(画像:近鉄)

運転日・時刻表

「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」の運転日、時刻表は次のとおりです。2023年秋は、あわせて10日間で運転されます。

「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」賢島駅行き
近鉄名古屋駅6時39分発 → 賢島駅9時50分着
2023年09月:9日、10日、16日~18日、30日運転
2023年10月:1日、7日、9日、14日運転
「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」 近鉄名古屋駅行き
賢島駅16時34分発 → 近鉄名古屋駅20時08分着
「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」賢島駅行きと同じ日に運転

自転車を持ち込んで乗車する場合は、乗車できる駅、降車できる駅が限られており、注意が必要です。

乗車可能駅
賢島駅行きは近鉄名古屋、桑名、近鉄四日市、白子、津駅でのみ、近鉄名古屋駅行きは賢島駅、鵜方駅、志摩磯部駅、鳥羽駅、五十鈴川駅でのみ可能。
降車可能駅
賢島駅行きは五十鈴川、鳥羽、志摩磯部、鵜方、賢島駅でのみ、近鉄名古屋駅行きは津、白子、近鉄四日市、桑名、近鉄名古屋駅でのみ可能。
「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」車内イメージ(画像:近鉄)

「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」車内イメージ(画像:近鉄)

きっぷの料金

「観光列車『つどい』サイクルトレイン-KettA-」への乗車には、乗車する区間の乗車券と、サイクルトレイン利用券(KettA券)が必要です。

サイクルトレイン利用券(KettA券)は大人1000円、子ども500円。1列車にあたり23枚の発売です。また特典として、「賢島宝生苑」日帰り入浴割引券が用意されます(通常2000円が1000円)。

自転車を持ち込まないで乗車する場合は、サイクルトレイン利用券(KettA券)のかわりに大人510円、子ども260円のつどい列車券が必要です(自転車を輪行袋に入れて持ち込む場合も含む)。

つどい列車券は、1列車あたり27枚が発売されます。こちらに特典はありません。

予約・購入方法

サイクルトレイン利用券(通称:KettA券)は、乗車1か月前(前月の同日)の午前10時30分より、近鉄の特急券発売窓口で予約・購入できます。

つどい列車券も、近鉄の特急券発売窓口で予約・購入可能です。

サイクルスタンド

2023年8月1日(火)より、サイクルスタンドを次の場所へ順次、設置していくそうです。

松阪市
松阪駅、松阪農業公園ベルファーム、豪商のまち松阪 観光交流センター
明和町
斎宮駅、明和町観光案内所、大淀ふれあいキャンプ場
伊勢市
宇治山田駅、五十鈴川駅、伊勢神宮 内宮 宇治橋前駐輪場(2台)
鳥羽市
鳥羽駅、鳥羽マリンターミナル、鳥羽市立 海の博物館
志摩市
志摩磯部駅、鵜方駅、賢島駅、ともやま公園 桐垣展望台、志摩オートキャンプ場

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