京都駅に直結「瑞風ラウンジ」
JR西日本が2023年8月1日(火)、「瑞風ラウンジ」のリニューアルについて発表しました。
豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の乗客向けに、京都駅直結の「ホテルグランヴィア京都」15階に設置されている「瑞風ラウンジ」。そのリニューアルが終了し、8月2日(水)出発の山陽・山陰コースより、利用が再開されました。
インテリア
アール・デコ様式を基調とした車両インテリアと同様に、浦一也氏監修のもと、明るいアール・デコ様式にまとめたデザイン。
居室スペースが拡大され、開放感あふれる大きな窓から眺める京都・洛中の街並みを借景に、これまで以上にゆったりくつろげる空間になったといいます。
サービス
「瑞風ラウンジ」の再開にあわせて、出発時だけではなく、京都駅到着後も「瑞風ラ
ウンジ」に立ち寄れるようになりました。
「瑞風ラウンジ」滞在中は、京都にこだわり、京都の魅力を感じられるドリンク、スイーツや、専用のオリジナルアロマの香りで、よりくつろげるとのこと。
出発時は、これから始まる「瑞風の旅」へ期待感を高めてもらい、到着時は、「瑞風」クルーとともに旅の思い出や余韻に浸りながら過ごせるそうです。
京都にこだわったドリンクやスイーツ
- 瑞風オリジナル煎茶
- 京都府南部・宇治田原町の老舗「古畑園(こばたえん)」の茶匠が手掛け、「瑞風」クルーが共に丁寧に茶葉を選定した「瑞風」オリジナルの煎茶。上品な旨味とさわやかな苦みが特徴。
- ブレンドコーヒー
- 老舗喫茶店「前田珈琲」の顔ともいえる、香りと甘みを重視したスペシャルブレ
ンドコーヒー「龍之助(りゅうのすけ)」。室町本店で丁寧にハンドドリップされた本物の味を提供。 - 和紅茶
- 「茶源郷(ちゃげんきょう)」と呼ばれる京都府南部・和束町で栽培される茶葉から作られた「和束紅茶(わづかこうちゃ)」。優しい香りやほのかな甘みが特徴。
- プレミアム梅ジュース
- 京都府南部・山城の地域に根差した地酒造りにこだわる「城陽酒造(じょうよう
しゅぞう)」がつくる、青谷梅林の特産梅「城州白(じょうしゅうはく)」を100%使用したジュース。 - クッキーアソート(出発時のみ)
- 「パティシエ」「ショコラティエ」「キュイジニエ」3つの顔を持つシェフ・垣本晃宏氏の人気菓子店「ASSEMBLAGES KAKIMOTO(アッサンブラージュ カキモト)」による、「瑞風」オリジナルのチョコサンドクッキー、アーモンドクッキーを提供。
「瑞風」オリジナルアロマによる空間演出
沿線企業のアロマ空間デザイン(山口県)と「瑞風」クルーが考案した、オリジナルアロマを使用。香りの系統は「シトラスウッディ」で、京都をはじめとする沿線各地の素材を使用しているそうです。
トップノートには、「ゆず」など柑橘のさわやかな香りを、ミドルノートに「くろもじ」や「杉」、ベースノートに「ひのき」がバランスよく香るとのこと。ノスタルジックな印象とアクセントで、懐かしさと上質な個性を表現したといいます。