「タンゴエクスプローラー」の座席移設も
京都丹後鉄道が2023年8月11日(金・祝)より、「タンゴ・エクスプローラーオマージュトレイン」の運転を開始します。
新大阪~豊岡間などで、1990年(平成2年)から2011年(平成23年)まで定期運行していた特急「タンゴエクスプローラー」車両(KTR001形)を、普通列車で使っているKTR800形車両で再現したものです。
特急「タンゴエクスプローラー」のKTR001形は、床がかさ上げされた眺望の良いハイデッカー車両。大阪方面と宮津・天橋立方面を結ぶ観光特急的な性格も持って、特急「タンゴエクスプローラー」は運転されていました。
今回再現された「タンゴ・エクスプローラーオマージュトレイン」では、外装にそのカラーとライン、ロゴマークを配置。内装には一部、「タンゴエクスプローラー」車両の座席が移設されています。
また全席のシートに、「タンゴエクスプローラー」と同じ丹後ちりめんのカバーを設置。壁面には、往時の「タンゴエクスプローラー」の写真が飾られています。
「タンゴ・エクスプローラーオマージュトレイン」は、西舞鶴~豊岡間の普通列車として1両が運転され、運賃のみで乗車可能。
運転時刻は、京都丹後鉄道のホームページに掲載。運転期間は2年程度の予定です。