岩手・青森の新観光列車
JR東日本の盛岡支社が2023年9月7日(木)、新しい観光列車「ひなび(陽旅)」の車両概要について発表しました。
観光列車「リゾートあすなろ」に使われていたHB-E300系ディーゼルハイブリッド車両を改造して、2023年度冬ごろより岩手県、青森県の各線区で運転される予定の観光列車です。
列車編成
「リゾートあすなろ」は2両編成すべてが普通車指定席でしたが、新しい観光列車「ひなび(陽旅)」は1号車がグリーン車指定席、2号車が普通車指定席になります。
1号車
グリーン車指定席で、4人掛けボックスシート12席、2人掛けボックスシート10席、1人掛けシート3席の定員25名。
グループ旅行でくつろげるよう、ボックスシートを中心にした車両とのこと。運転台の後部には、大型窓と腰掛、ソファーを設置した展望室(グリーン車の乗客のみ利用可能)があり、広々とした空間でゆったりと景観を楽しめるといいます。
2号車
普通車指定席で、2人掛けリクライニングシート32席、1人掛けリクライニングシート2席(定員34名)。
2人掛けのリクライニングシートを中心とした車両で、こちらにも運転台の後部に展望室があり、大型窓から四季折々の景観を楽しめるといいます。
料金
新しい観光列車「ひなび(陽旅)」で予定している料金は、次のとおりです。
- グリーン料金(1号車)
- 150kmまで2000円、151km以上3000円
- 指定席料金(2号車)
- 通年で840円
JR東日本の盛岡支社は、「四季折々の自然や地域とのつながりを感じて、北東北の魅力を楽しむ【ひなび(陽旅)』の旅にご期待ください」としています。