身軽に列車旅を楽しめるよう
JR九州グループが2023年9月11日(月)、手ぶらで列車旅を楽しめる新サービスの実証実験について発表しました。
2021年より、新幹線や特急列車を活用した「列車荷物輸送サービス」を実施しているJR九州グループ。そこで今回、身軽に列車旅を楽しめるよう、出発駅で預かった手荷物を宿泊地のホテル、旅館まで当日中に届ける新サービスの実証実験を開始するといいます。
まずは、博多駅から大分県の由布院、別府方面へ旅行する人が対象。手荷物を博多駅中央改札前で8時30分から10時00分まで受け付け、特急「ソニック」とトラックで、当日の16時から18時ごろに由布院、別府市内のホテル、旅館へ届けます。
開始日は2023年9月14日(木)。基本的に毎日実施されます。預けられる手荷物は、縦、横、高さ3辺の合計が160サイズ以内で、20kg以内。料金は1個2500円です。なお受け付けは、特急列車へ搭載できる手荷物の上限に達し次第、終了されます。事前予約はできません。
JR九州グループはこの新サービスについて、「『ゆふいんの森』号などの混雑緩和に資するとともに、街なか手ぶら観光を提供」するとしており、今後、九州の列車旅がより充実したものになるよう、取り扱い駅拡大などの検討を進めていくそうです。