2025年【JR・私鉄】関東の観光列車 全20種類一覧&写真で紹介

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「関東の観光列車」運行区間一覧
「関東の観光列車」運行区間一覧

関東エリアを走るJR東日本、東武鉄道、野岩鉄道、わたらせ渓谷鐡道、真岡鐡道、ひたちなか海浜鉄道、秩父鉄道、西武鉄道、銚子電鉄、小湊鐡道、小田急電鉄、伊豆急行、東急の観光列車あわせて20種類について、特徴、運行日、料金、予約方法などを一覧で、写真と一緒にわかりやすくご紹介。「観光列車えらび」にお役立てください。

災害などで状況が変わっている場合、ツアーの募集が終了している場合があります。

SLぐんま

「SLぐんま」公式サイト

「SLぐんま」は、JR東日本が高崎~水上、高崎~横川、高崎~桐生間で運行する観光列車です。

いくつかある運行区間のほか、D51形蒸気機関車「デゴイチ」、C61形蒸気機関車「シロクイチ」、昭和40年代に登場した青い12系客車、昭和10年代に登場した冷房がない旧型客車と、使用するSLや客車の種類もバリエーション豊か。

乗るたびに違う「群馬のSL旅」を楽しめるでしょう。

観光列車「SLぐんま」に使われるC61形とD51形
観光列車「SLぐんま」に使われるC61形とD51形

運行日・時刻表

「SLぐんま」は、特定の日に運行される快速列車(全車指定席)です。

おもな運行区間は、次の3コース。

  • 「SLぐんま みなかみ」:高崎~水上
  • 「SLぐんま よこかわ」:高崎~横川
  • 「SLぐんま きりゅう」:高崎~桐生

土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復が運行されます。

旧型客車を使って運行する場合は、列車名が「SLレトロぐんま 水上」「SLレトロぐんま 横川」「SLレトロぐんま 桐生」になります。

予約方法・料金

「SLぐんま」へ乗車するには、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JRの駅にある「みどりの窓口」などで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「指定席券」。

  • 高崎~水上:1830円
  • 高崎~横川:1350円
  • 高崎~桐生:1520円

「SLぐんま」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

JR東日本の観光列車「SLぐんま」旧型客車
JR東日本の観光列車「SLぐんま」旧型客車

B.B.BASE

「B.B.BASE」公式サイト

「B.B.BASE(ビービーベース)」は、JR東日本が両国~和田浦、両国~安房鴨川、両国~銚子、両国~鹿島神宮間など運行する観光列車です。

自転車を分解することなく列車へ載せられるのが特徴の、房総方面でのサイクリングを楽しもうという観光列車ですが、自転車なしでの乗車もOK。ちょっと変わった観光列車の旅を楽しめます。

JR東日本の観光列車「B.B.BASE」
JR東日本の観光列車「B.B.BASE」

運行日・時刻表

「B.B.BASE」は、特定の日に運行される快速列車(全車指定席)です。

おもな運行区間は、次の5コース。

  • 「B.B.BASE 内房」:両国~和田浦
  • 「B.B.BASE 鹿野山」:両国~君津
  • 「B.B.BASE 外房」:両国~安房鴨川
  • 「B.B.BASE 佐倉・銚子」:両国~銚子
  • 「B.B.BASE 佐原・鹿島」:両国~鹿島神宮

土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復が運行されます。

JR東日本の観光列車「B.B.BASE」車内
JR東日本の観光列車「B.B.BASE」車内

予約方法・料金

「B.B.BASE」へ乗車するには、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JRの駅にある「みどりの窓口」などで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「指定席券」。

  • 両国~和田浦:3480円
  • 両国~君津:2180円
  • 両国~安房鴨川:3150円
  • 両国~銚子:2820円
  • 両国~鹿島神宮:2820円

「B.B.BASE」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

サフィール踊り子

「サフィール踊り子」は、JR東日本が東京~伊豆急下田、新宿~伊豆急下田間で運行する観光列車です。

グリーン車より上級のプレミアムグリーン、グリーン個室、カフェテリアなど、ハイグレードで充実した設備、サービスが特徴。伊豆への旅を、より鮮やかに彩ってくれます。

相模湾と観光列車「サフィール踊り子」
相模湾と観光列車「サフィール踊り子」

運行日・時刻表

「サフィール踊り子」は、毎日運行される特急列車(全車指定席)です。

ただ新宿駅発の列車は、土曜日、日曜日、祝日のみ運転されます。

JR東日本の観光列車「サフィール踊り子」グリーン車
JR東日本の観光列車「サフィール踊り子」グリーン車

予約方法・料金

「サフィール踊り子」へ乗車するには、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JRの駅にある「みどりの窓口」などで、きっぷを予約、購入する必要があります。

料金は、標準的な座席(グリーン車指定席)を利用した場合、東京~伊豆急下田間で1万260円です(大人1名分、片道、時期によって若干の変動あり)。

運行日、時刻表、料金、予約方法など、「サフィール踊り子」について詳しくは次のページをご覧ください。

なごみ(和)

「なごみ(和)」公式サイト

「なごみ(和)」は、JR東日本がその管内で運行する観光列車です。

天皇、皇后両陛下らがお乗りになる「お召し列車」としても使われる車両で、ハイグレードな車内、設備が特徴。全車がグリーン車なほか、VIPシートも9席が用意されています。

なお「お召し列車」として運行する場合は、その専用車両が「なごみ(和)」に連結されます。

JR東日本の観光列車「和(なごみ)」
JR東日本の観光列車「和(なごみ)」

運行日・時刻表

「なごみ(和)」は、不定期に運行されるツアー専用列車(団体列車)です。

おもに首都圏発着で、東北方面、甲信越方面などへ行く列車として運行されます。

観光列車「なごみ(和)」へ乗られた上皇陛下
観光列車「なごみ(和)」へ乗られた上皇陛下

予約方法・料金

「なごみ(和)」へ乗車するには、ツアーを予約、購入する必要があります。

「ハイグレード車両『なごみ(和)』で上野から会津若松まで 『SLばんえつ物語号グリーン車』全区間乗車で福島・新潟ぐるっと周遊 日帰り」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

E501 SAKIGAKE

「E501 SAKIGAKE(イーゴーマルイチ さきがけ)」は、JR東日本がそのエリア内で運行する観光列車です。

元々は常磐線を走る通勤形の電車でしたが、車内へテーブルを設置して、沿線の味覚やお酒などを楽しめる観光列車へ生まれ変わりました。

JR東日本の観光列車「E501 SAKIGAKE」
JR東日本の観光列車「E501 SAKIGAKE」

運行日・時刻表

「E501 SAKIGAKE」は、不定期に運行されるツアー専用列車(団体列車)です。

おもに水戸駅を中心に、常磐線や水戸線で運行されます。

予約方法・料金

「E501 SAKIGAKE」へ乗車するには、ツアーを予約、購入する必要があります。

「E501 SAKIGAKE」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

JR東日本の観光列車「E501 SAKIGAKE」
JR東日本の観光列車「E501 SAKIGAKE」

スペーシア X

「スペーシア X(エックス)」は、東武鉄道が浅草~東武日光、浅草~鬼怒川温泉間で運行する観光列車です。

コックピットスイート、コックピットラウンジ、コンパートメントなど、6種類もの客席を用意。カフェカウンターで沿線ゆかりの味覚を楽しみながら、日光・鬼怒川への旅を楽しむことができます。

東武鉄道の観光特急「スペーシア X」
東武鉄道の観光特急「スペーシア X」

運行日・時刻表

「スペーシア X」は、毎日運行される特急列車(全車指定席)です。

浅草~東武日光間が1日4往復、浅草~鬼怒川温泉間が1日2往復、あわせて1日6往復の運転が基本。臨時列車が増発される日もあります。

東武鉄道の観光特急「スペーシア X」
東武鉄道の観光特急「スペーシア X」

予約方法・料金

「スペーシア X」へ乗車するには、東武鉄道のインターネット予約サービス、駅窓口などで、きっぷを予約、購入する必要があります。

料金は、標準的な座席(スタンダードシート)を利用した場合、浅草~東武日光間で3340円です(大人1名分、片道)。

料金は、次の通りです(大人1名分、片道、スタンダードシート)。

  • 浅草~東武日光:3340円
  • 浅草~鬼怒川温泉:3530円

運行日、時刻表、料金、予約方法など、「スペーシア X」について詳しくは次のページをご覧ください。

SL大樹

「SL大樹」公式サイト

「SL大樹(たいじゅ)」は、東武鉄道が下今市~鬼怒川温泉、東武日光~鬼怒川温泉間で運行する観光列車です。

運行日、運行本数が多く、日光・鬼怒川旅行のひとつとして、手軽にSL列車の旅を楽しむことができます。

JR北海道の夜行急行「はまなす」で使われていたドリームカー、オープンエアの展望デッキ付き車両など、バラエティ豊かな客車もポイントです。

東武鉄道の観光列車「SL大樹」
東武鉄道の観光列車「SL大樹」

運行日・時刻表

「SL大樹」は、特定日に運行される列車(全車指定席)です。

おもな運行区間は、次の2コース。

  • 「SL大樹」:下今市~鬼怒川温泉
  • 「SL大樹ふたら」:東武日光~鬼怒川温泉

ほぼ毎日、最大で1日4往復が運行されますが、まったく走らない日もあるため、注意が必要です。

また、ディーゼル機関車(DL)が牽引する「DL大樹」として走る日もあります。

予約方法・料金

「SL大樹」へ乗車するには、東武鉄道のインターネット予約サービス、駅窓口などで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「座席指定席券」。

料金は、次の通りです(大人1名分、片道)。「DL大樹」の場合、250円引きになります。

  • 下今市~鬼怒川温泉:1270円
  • 東武日光~鬼怒川温泉:1480円

「新型特急スペーシア XとSL大樹 明智平・中禅寺湖・日光東照宮 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

東武鉄道の観光列車「SL大樹」車内
東武鉄道の観光列車「SL大樹」車内

スカイツリートレイン

「スカイツリートレイン」は、東武鉄道がそのエリア内で運行する観光列車です。

名前の通り、天高くそびえる東京スカイツリーも楽しめるよう、屋根側にも窓を広げるなど、車窓からの眺望に力を入れた車両になっています。

東武鉄道の観光列車「スカイツリートレイン」
東武鉄道の観光列車「スカイツリートレイン」

運行日・時刻表

「スカイツリートレイン」は、不定期に運行される特急列車(全車指定席)です。

ツアー専用列車(団体列車)として運行される場合、東武鉄道と線路がつながっている野岩鉄道で運行される場合もあります。

予約方法・料金

「スカイツリートレイン」へ乗車する方法は、東武鉄道の駅窓口などできっぷを予約、購入する、ツアーを予約、購入するなど、運行によって異なります。

「スカイツリートレイン」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

東武鉄道の観光列車「スカイツリートレイン」ペアスイート・シングル
東武鉄道の観光列車「スカイツリートレイン」ペアスイート・シングル

最新ニュース

「スカイツリートレイン」が2025年春、埼玉県立権現堂公園(権現堂桜堤)、隅田川(浅草~とうきょうスカイツリー間)の桜開花にあわせて、浅草~南栗橋間で運行されます。詳しくは次のページをご覧ください。

やがぴぃカー

「やがぴぃカー」公式サイト

「やがぴぃカー」は、野岩鉄道が新藤原~会津高原尾瀬口間で運行する観光列車です。

のんびりくつろげる畳席、掘りごたつ駅のほか、本物の運転台を再利用した運転台席も用意。大人から子供まで楽しめる列車にされています。

野岩鉄道6050型電車
野岩鉄道6050型電車

運行日・時刻表

「やがぴぃカー」は、特定の日に運行される普通列車(座席定員制)です。

繁忙期や行楽シーズンに、1日1往復が運行されます。

予約方法・料金

「やがぴぃカー」へ乗車するには、野岩鉄道のホームページなどで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「座席整理券」。

料金は、新藤原~会津高原尾瀬口間で1590円です(大人1名分、片道、畳座席)。

「やがぴぃカー」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

観光列車「やがぴぃカー」(野岩鉄道公式サイトより引用)
観光列車「やがぴぃカー」(野岩鉄道公式サイトより引用)

トロッコわっしー号/トロッコわたらせ渓谷号

わたらせ渓谷鉄道公式サイト

「トロッコわっしー号」「トロッコわたらせ渓谷号」は、わたらせ渓谷鉄道が桐生~間藤間、大間々~足尾間で運行する観光列車です。

両列車とも、窓ガラスがないトロッコ風を連結。渡良瀬川の風を身体で感じながら、四季折々の渓谷美を楽しむことができます。

わたらせ渓谷鐵道の観光列車「トロッコわっしー号」
わたらせ渓谷鐵道の観光列車「トロッコわっしー号」

運行日・時刻表

「トロッコわっしー号」「トロッコわたらせ渓谷号」は、特定の日に運行される列車(座席定員制)です。

「トロッコわっしー号」は桐生~間藤間で、土曜日、日曜日、祝日を中心に、最大で1日2往復の運行。冬期は窓ガラスを取り付けて走ります。

「トロッコわたらせ渓谷号」は大間々~足尾間で、土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運行。冬期は運休です。

わたらせ渓谷鐵道の観光列車「トロッコわたらせ渓谷号」
わたらせ渓谷鐵道の観光列車「トロッコわたらせ渓谷号」

予約方法・料金

「トロッコわっしー号」「トロッコわたらせ渓谷号」へ乗車するには、わたらせ渓谷鉄道のホームページなどで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「トロッコ整理券」。

料金は、次の通りです(大人1名分)。

  • 桐生~間藤:1650円
  • 大間々~足尾:1460円

「スペーシアX・宇都宮ライトレール・SLパレオエクスプレス・わたらせ渓谷鐡道 列車でめぐる北関東 2日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

SLもおか

真岡鐵道公式サイト

「SLもおか」は、真岡鐵道が下館~茂木間で運行する観光列車です。

小柄なC12形蒸気機関車が、国鉄が製造した50系客車を牽引。のどかな北関東で、のんびりとSL列車の旅を味わえます。

真岡鐵道の観光列車「SLもおか」
真岡鐵道の観光列車「SLもおか」

運行日・時刻表

「SLもおか」は、特定の日に運行される列車(定員制)です。

土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復が運行されます。

予約方法・料金

「SLもおか」へ乗車するには基本的に、真岡鐵道のホームページできっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「SL整理券」。

料金は、下館~茂木間で1550円です(大人1名分、片道)。

「SLもおか」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

真岡鐵道の観光列車「SLもおか」車内
真岡鐵道の観光列車「SLもおか」車内

ほしいも列車王国ラッピングトレイン

「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」公式サイト

「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」は、ひたちなか海浜鉄道が勝田~阿字ヶ浦間で運行する観光列車です。

沿線の名産品である「ほしいも」をテーマにした列車で、車内には「ほしいも型つり革」も設置。「ほしいもの聖地」とされ、「ほしいも神社」もあるひたちなか市の旅を盛り上げてくれます。

観光列車「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」(画像:ひたちなか海浜鉄道)
観光列車「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」(画像:ひたちなか海浜鉄道)

運行日・時刻表

「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」は、2025年5月から、ツアー専用列車(団体列車)として運行を開始します。

6月からは、ひたちなか海浜鉄道の普通列車(全車自由席)としても運行される予定です。

予約方法・料金

「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」は、予約不要で乗車できます(普通列車として運行される場合)。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」。

料金は、勝田~阿字ヶ浦間で570円です(大人1名分、片道)。

「ひたちなか海浜鉄道沿線をあるく 勝田駅から阿字ヶ浦駅 2日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

SLパレオエクスプレス

「SLパレオエクスプレス」公式サイト

「SLパレオエクスプレス」は、秩父鉄道が熊谷~三峰口間で運行する観光列車です。

車内の「SL PALEO BAR」では、沿線の地酒を楽しむことが可能。秩父地域産のイチゴを試食できる「SLちちぶストロベリーエクスプレス」など、いろいろなイベントが開催されるのも魅力でしょう。

熊谷駅でJR線、寄居駅でJR線と東武線、御花畑駅で西武線(西武秩父駅)に乗り換えでき、都心方面からアクセスしやすいのもポイントです。

観光列車「SLパレオエクスプレス」(画像:秩父鉄道)
観光列車「SLパレオエクスプレス」(画像:秩父鉄道)

運行日・時刻表

「SLパレオエクスプレス」は、特定の日に運行される列車(全車指定席)です。

土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復が運行されます。

予約方法・料金

「SLパレオエクスプレス」へ乗車するには基本的に、秩父鉄道のホームページなどできっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「SL指定席券」。

料金は、熊谷~三峰口間で2050円です(大人1名分、片道)。

「秩父名物豚みその昼食 懐かしの蒸気機関車 秩父SLパレオエクスプレス 天然記念物『岩畳』 爽快!長瀞ライン下り」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

秩父鉄道の観光列車「SLパレオエクスプレス」車内
秩父鉄道の観光列車「SLパレオエクスプレス」車内

西武 旅するレストラン「52席の至福」

「西武 旅するレストラン『52席の至福』」公式サイト

「52席の至福」は、西武鉄道が池袋~西武秩父、西武新宿~池袋間で運行する観光列車です。

沿線の食材を使い、有名店のシェフが監修して誕生したコース料理を、「ブランチコース」「ディナーコース」のそれぞれで楽しむことができます。

内外装を隈 研吾氏がデザインしているのも特徴。沿線の伝統工芸品、木材を使って車内がデザインされています。

観光列車「52席の至福」(画像:西武鉄道)
観光列車「52席の至福」(画像:西武鉄道)

運行日・時刻表

「52席の至福」は、特定の日に運行されるツアー専用列車(団体列車)です。

おもな運行区間は、次の2コース。

  • 池袋~西武秩父
  • 西武新宿~西武秩父

土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復が運行されます。

「52席の至福」で味わえる「季節の一皿」イメージ(西武鉄道公式サイトより引用)
「52席の至福」で味わえる「季節の一皿」イメージ(西武鉄道公式サイトより引用)

予約方法・料金

「52席の至福」へ乗車するには、西武鉄道のホームページなどでツアーを予約、購入する必要があります。

料金は、次の通りです(2025年3月から7月の大人1名分)。

  • ブランチコース:1万5000円
  • ディナーコース:1万8000円

「西武 旅するレストラン『52席の至福』でブランチ 関東屈指のパワースポット『三峯神社』」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

次郎右衛門

銚子電鉄公式サイト

「次郎右衛門(じろうえもん)」は、銚子電鉄が銚子~外川間で運行する観光列車です。

元南海電鉄の電車で、外観はそのままですが、車内を「港町・銚子」らしいに雰囲気に変更。魚の形をしたつり革、魚やヒマワリがデザインされた座席、展望席、カウンターバーなどが設けられています。

観光列車「次郎右衛門」(銚子電鉄公式サイトより引用)
観光列車「次郎右衛門」(銚子電鉄公式サイトより引用)

運行日・時刻表

「次郎右衛門」は、銚子電鉄の普通列車(全車自由席)として運行されます。

予約方法・料金

「次郎右衛門」は、予約不要で乗車できます。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」。

料金は、銚子~外川間で350円です(大人1名分、片道)。

「銚子電鉄 風のトンネル 旬の冨浦特産・ビワ バラ 初夏を感じる房総半島と会場目の前のホテルに宿泊!伝統的なサッパ舟でめぐる潮来あやめまつり 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

観光列車「次郎右衛門」車内(銚子電鉄公式サイトより引用)
観光列車「次郎右衛門」車内(銚子電鉄公式サイトより引用)

房総里山トロッコ

「房総里山トロッコ」公式サイト

「房総里山トロッコ」は、小湊鐵道が五井~養老渓谷間で運行する観光列車です。

SL風の小さな可愛らしいディーゼル機関車が、トロッコ風の車両を牽引して、のどかな房総の風景を走ります。

トロッコ風の車両は天井がガラス張りで、開放感満点なのも特徴です。

小湊鐵道の観光列車「房総里山トロッコ」
小湊鐵道の観光列車「房総里山トロッコ」

運行日・時刻表

「房総里山トロッコ」は、特定の日に運行される列車です。

土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日2往復を運行。うち1往復は、上総牛久~養老渓谷間の運行になります。

予約方法・料金

「房総里山トロッコ」へ乗車するには、小湊鐵道のホームページで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「トロッコ指定席券」。

料金は、五井~養老渓谷間で1880円です(大人1名分、片道)。

「小湊鐵道・可憐に咲く花畑 房総半島フラワーメドレー 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

ロマンスカー

「ロマンスカー」公式サイト

「ロマンスカー」は、小田急電鉄が新宿~箱根湯本、新宿~片瀬江ノ島、新宿~御殿場間で運行する特急列車です。

通勤特急と観光特急の性格を併せ持つのが特徴で、最新の「ロマンスカー」車両である70000形電車「GSE」は、伝統の前面展望席構造を採用。「非日常」の雰囲気を盛り上げてくれます。

小田急電鉄の観光列車「ロマンスカー GSE」
小田急電鉄の観光列車「ロマンスカー GSE」

運行日・時刻表

「ロマンスカー」は、毎日運行される特急列車(全車指定席)です。

観光特急としてのおもな運行区間は、次の5コース。

  • 「スーパーはこね」「はこね」:新宿~箱根湯本
  • 「えのしま」:新宿~片瀬江ノ島
  • 「ふじさん」:新宿~御殿場
  • 「メトロはこね」:北千住~箱根湯本
  • 「メトロえのしま」:北千住~片瀬江ノ島

「メトロ」がつく列車は、東京メトロ千代田線と直通運転を行います。

予約方法・料金

「ロマンスカー」へ乗車するには、小田急電鉄のインターネット予約サービス「e-Romancecar」などで、きっぷを予約、購入する必要があります。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「特急券」。

料金は、次の通りです(大人1名分、片道、チケットレス特急券)。

  • 新宿~箱根湯本:2420円
  • 新宿~片瀬江ノ島:1350円
  • 新宿~御殿場:2870円
  • 北千住~箱根湯本:2830円
  • 北千住~片瀬江ノ島:1820円

「ロマンスカー」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

小田急電鉄の観光列車「ロマンスカー MSE」
小田急電鉄の観光列車「ロマンスカー MSE」

リゾート21

「リゾート21」公式サイト

「リゾート21」は、伊豆急行が熱海~伊豆急下田間で運行する観光列車です。

運転席の後ろへ階段状に並ぶ展望席、海側を向いた座席など、伊豆の風景を車内から満喫できるのが特徴。

特産のキンメダイをイメージした「キンメ電車」、下田へ来航した黒船をイメージした「黒船電車」の2種類があります。

伊豆急の観光列車「リゾート21(キンメ電車)」(伊豆急公式サイトより引用)
伊豆急の観光列車「リゾート21(キンメ電車)」(伊豆急公式サイトより引用)

運行日・時刻表

「リゾート21」は、伊豆急行の普通列車(全車自由席)として運行されます。

伊豆急行線の区間は伊東~伊豆急下田間ですが、伊東駅から先、熱海駅まで、JR東日本の伊東線へ直通運転を実施します。

伊豆急の観光列車「リゾート21(黒船電車)」(伊豆急行公式サイトより引用)
伊豆急行の観光列車「リゾート21(黒船電車)」(伊豆急公式サイトより引用)

予約方法・料金

「リゾート21」は、予約不要で乗車できます。

乗車に必要なきっぷは、「乗車券」。

料金は、熱海~伊豆急下田間で2020円です(大人1名分、片道)。

「全室露天風呂付き客室・『壺中の天 宿○文』に宿泊!箱根あじさい電車と4つの乗り物でめぐる 伊豆・熱海・箱根のお花めぐり 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

THE ROYAL EXPRESS

「THE ROYAL EXPRESS」公式サイト

「THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤル エクスプレス)」は、東急が中心となって運行する観光列車です。

元々、この車両は伊豆急行の観光列車「アルファリゾート21」でしたが、水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)によって、同氏が手がけた豪華寝台列車「ななつ星in九州」レベルに進化。

JR北海道やJR四国、JR東海などと連携し、その各地でクルーズトレインとして運行されています。

東急の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」
東急の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」

運行日・時刻表

「THE ROYAL EXPRESS」は、季節によって内容を変えながら走るツアー専用列車(団体列車)です。

例年、北海道地方、四国地方、東海地方で運行されます。

予約方法・料金

「THE ROYAL EXPRESS」へ乗車するには、ツアーを予約、購入する必要があります。

料金は、次の通りです(2名1室利用時の大人1名分)。

  • 2024年度冬「THE ROYAL EXPRESS ~SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN~」:96万円から
  • 2025年度春「THE ROYAL EXPRESS 静岡・富士クルーズトレイン」:79万円から
  • 2025年度夏「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」:87万円から

「THE ROYAL EXPRESS」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。