
関東エリアを走るJR東日本、東武鉄道、野岩鉄道、わたらせ渓谷鐡道、上毛電鉄、真岡鐡道、ひたちなか海浜鉄道、秩父鉄道、西武鉄道、銚子電鉄、小湊鐡道、小田急電鉄、箱根登山鉄道、伊豆急行、東急の観光列車あわせて22種類について、特徴、運行日、料金、予約方法などを一覧で、写真と一緒にご紹介します。
観光列車「楽&得」に乗るには?
人気の観光列車、寝台列車へ乗るには、旅行会社が発売している「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒な切符の手配が不要、おまかせで楽できるほか、お得なツアーも用意されているからです。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」では、「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「一度は乗りたい九州3つの観光列車『指宿のたまて箱』『36ぷらす3』『ゆふいんの森』に乗車」など、様々なプランを用意。
ひとり旅、女性限定ツアーもあるので、どんなツアーが、どのくらいの値段で予約できるのか、旅行計画の前にぜひ一度、チェックしてみてください。
上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
SLぐんま
「SLぐんま」は、高崎駅(群馬県高崎市)と水上駅(群馬県みなかみ町)、横川駅(群馬県安中市)、桐生駅(群馬県桐生市)のあいだで、JR東日本が運行する観光列車です。
運行区間が複数あるほか、使用車両もD51形蒸気機関車「デゴイチ」、C61形蒸気機関車「シロクイチ」、昭和40年代に登場した青い12系客車、昭和10年代に登場した冷房がない旧型客車と、バリエーション豊か。
乗るたびに違う「群馬のSL旅」を楽しめるでしょう。

列車名に「レトロ」が入る場合は、旧型客車を使っての運転です! 冷房がないため、夏期は基本的に走らないようですが。

列車名に「GV」が入る場合は、GV-E197系という牽引用ディーゼル車両を連結。「GV・SLぐんま横川」のように、列車名で「GV」が先に来る場合は、GV-E197系が先頭で走ります!

運行日・時刻表
「SLぐんま」は、土曜日、日曜日、祝日を中心に、次のいずれかのコースで、1日1往復の運行が基本です。
- 「SLぐんま水上」:高崎~水上
- 「SLぐんま横川」:高崎~横川
- 「SLぐんま桐生」:高崎~桐生
詳しくは、JR東日本「SLぐんま」公式サイトをご覧ください。

予約方法・料金
「SLぐんま」は、全車指定席の快速列車です。乗車するには、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JRの駅にある「みどりの窓口」などで、切符を予約、購入する必要があります。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 高崎~水上:1830円
- 高崎~横川:1350円
- 高崎~桐生:1520円
「SLぐんま」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
B.B.BASE
「B.B.BASE(ビービーベース)」は、両国駅(東京都墨田区)と和田浦駅(千葉県南房総市)、安房鴨川駅(千葉県鴨川市)、銚子駅(千葉県銚子市)、鹿島神宮駅(茨城県鹿嶋市)のあいだなどで、JR東日本が運行する観光列車です。
自転車を分解することなく列車へ載せられるのが特徴の、房総方面でのサイクリングを楽しもうという観光列車ですが、自転車なしでの乗車もOK。ちょっと変わった観光列車の旅を楽しめます。

4号車はまるまるフリースペース。房総の味を楽しむイベント列車として運行されることもあります!

運行日・時刻表
「B.B.BASE」は、土曜日、日曜日、祝日を中心に、次のいずれかのコースで、1日1往復の運行が基本です。
- 「B.B.BASE 内房」:両国~和田浦
- 「B.B.BASE 鹿野山」:両国~君津
- 「B.B.BASE 外房」:両国~安房鴨川
- 「B.B.BASE 佐倉・銚子」:両国~銚子
- 「B.B.BASE 佐原・鹿島」:両国~鹿島神宮
詳しくは、JR東日本「B.B.BASE」公式サイトをご覧ください。

予約方法・料金
「B.B.BASE」は、全車指定席の快速列車です。乗車するには、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JRの駅にある「みどりの窓口」などで、切符を予約、購入する必要があります。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 両国~和田浦:3480円
- 両国~君津:2180円
- 両国~安房鴨川:3150円
- 両国~銚子:2820円
- 両国~鹿島神宮:2820円
「B.B.BASE」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
サフィール踊り子
「サフィール踊り子」は、東京駅(東京都千代田区)、新宿駅(東京都新宿区・渋谷区)と伊豆急下田駅(静岡県下田市)のあいだで、JR東日本が運行する観光列車です。
グリーン車より上級のプレミアムグリーン席、グリーン個室、カフェテリアなど、ハイグレードで充実した設備、サービスが特徴。伊豆への旅を、より鮮やかに、非日常に彩ってくれます。

カフェテリアでは、有名店のシェフが監修した「サフィール踊り子」限定の料理を提供。相模湾の車窓と一緒に味わえます!

運行日・時刻表
「サフィール踊り子」は、毎日1往復の運行が基本ですが、繁忙期には1日2往復運行する日があります。
ただし、新宿駅発の列車は、土曜日、日曜日、祝日のみの運転です。
詳しくは、次のページをご覧ください。
予約方法・料金
「サフィール踊り子」は、全車指定席の特急列車です。乗車するには、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JRの駅にある「みどりの窓口」などで、切符を予約、購入する必要があります。
標準的な座席(グリーン車)を利用した場合の、おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道、時期により若干の変動あり)。
- 東京~伊東:6970円
- 東京~伊豆急下田:10260円
詳しくは、次のページをご覧ください。
なごみ(和)
「なごみ(和)」は、JR東日本がそのエリア内で運行する観光列車です。
天皇、皇后両陛下らがお乗りになる「お召し列車」としても使われる車両で、ハイグレードな車内、設備が特徴。全車がグリーン車なほか、さらに上級のVIPシートも9席が用意されています。

「なごみ(和)」の車両には、「ハイグレード車両」5両と、天皇陛下らがお乗りになる「特別車両」1両の、あわせて2種類が存在。特別車両は基本的に、「お召し列車」として運行する場合のみ連結されます!

運行日・時刻表
「なごみ(和)」は、おもに首都圏発着のツアー専用列車(団体列車)として、不定期に運行されます。

予約方法・料金
「なごみ(和)」は、ツアー専用列車(団体列車)です。乗車するには、旅行会社が発売するツアーを予約する必要があります。
「ハイグレード車両『なごみ(和)』で上野から会津若松まで 『SLばんえつ物語号グリーン車』全区間乗車で福島・新潟ぐるっと周遊 日帰り」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
E501 SAKIGAKE
「E501 SAKIGAKE(イーゴーマルイチ さきがけ)」は、JR東日本がそのエリア内で運行する観光列車です。
常磐線を走った通勤形の電車が、観光列車に変身。車内にテーブルを設置し、沿線の味覚やお酒を楽しめる列車などとして走ります。

車内でお弁当やスイーツを味わいながら運命の相手を探す「婚活 TRAIN♡恋する SAKIGAKE」として運行されたこともあります!

運行日・時刻表
「E501 SAKIGAKE」は、おもに茨城県(水戸エリア)発着のツアー専用列車(団体列車)として、不定期に運行されます。

予約方法・料金
「E501 SAKIGAKE」は、ツアー専用列車(団体列車)です。乗車するには、旅行会社が発売するツアーを予約する必要があります。
「E501 SAKIGAKE」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
スペーシア X
「スペーシア X(エックス)」は、浅草駅(東京都台東区)と東武日光駅(栃木県日光市)、鬼怒川温泉駅(同)のあいだで、東武鉄道が運行する観光列車です。
コックピットスイート、コックピットラウンジ、コンパートメントなど、6種類もの客席を用意。カフェカウンターで沿線ゆかりの味覚を楽しみながら、日光・鬼怒川への旅を楽しむことができます。

コックピットスイートはプライベートジェットを、コックピットラウンジは日光金谷ホテルをイメージ。何度乗っても楽しめる列車になっています!

運行日・時刻表
「スペーシア X」は、浅草~東武日光間が1日4往復、浅草~鬼怒川温泉間が1日2往復、あわせて毎日6往復の運行が基本です。
詳しくは、次のページをご覧ください。
予約方法・料金
「スペーシア X」へ乗車するには、東武鉄道のインターネット予約サービス、駅窓口などで予約する必要があります。
標準的な座席(スタンダードシート)を利用した場合の、おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 浅草・北千住~東武日光:3340円
- 浅草~鬼怒川温泉:3530円
- 北千住~鬼怒川温泉:3340円
詳しくは、次のページをご覧ください。
SL大樹
「SL大樹(たいじゅ)」は、東武日光駅(栃木県日光市)、下今市駅(同)と鬼怒川温泉駅(同)のあいだで、東武鉄道が運行する観光列車です。
運行日、運行本数が多く、日光・鬼怒川旅行のひとつとして、手軽にSL列車の旅を楽しむことができます。
JR北海道の夜行急行「はまなす」で使われていたドリームカー、オープンエアの展望デッキ付き車両など、バラエティ豊かな客車もポイントです。

運行区間が下今市~鬼怒川温泉間の場合は「SL大樹」、東武日光~鬼怒川温泉間の場合は「SL大樹ふたら」の列車名で走ります!

運行日・時刻表
「SL大樹」は、毎日、最大で8本の運行が基本ですが、ディーゼル機関車(DL)牽引の「DL大樹」として走る場合、まったく走らない日もあるため、注意が必要です。
詳しくは、東武鉄道「SL大樹」公式サイトをご覧ください。

予約方法・料金
「SL大樹」へ乗車するには、東武鉄道のインターネット予約サービス、駅窓口などで予約する必要があります。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。「DL大樹」の場合、250円引きになります。
- 下今市~鬼怒川温泉:1270円
- 東武日光~鬼怒川温泉:1480円
「新型特急スペーシア XとSL大樹 明智平・中禅寺湖・日光東照宮 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
スカイツリートレイン
「スカイツリートレイン」は、東武鉄道がそのエリア内で運行する観光列車です。
名前の通り、天高くそびえる東京スカイツリーも楽しめるよう、屋根側へ窓を広げるなど、車窓からの眺望に力を入れた車両になっています。

座席を窓側に向けられるなど、普通の電車にはない眺望を楽しめる観光列車です。床が少し高くなっているのもポイント!

運行日・時刻表
「スカイツリートレイン」は、東武鉄道線内と、線路がつながっている野岩鉄道(新藤原~会津高原尾瀬口)、会津鉄道(会津高原尾瀬口~会津田島)の線内で、不定期に運行されます。

予約方法・料金
「スカイツリートレイン」の乗車方法は、東武鉄道の駅窓口などで切符を予約する、ツアーを予約するなど、運行の形によって異なります。
「スカイツリートレイン」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
やがぴぃカー
「やがぴぃカー」は、新藤原駅(栃木県日光市)と会津高原尾瀬口駅(福島県南会津町)のあいだで、野岩鉄道が運行する観光列車です。
のんびりくつろげる畳座席、掘りごたつ駅のほか、本物の運転台を再利用した運転台席も用意。大人から子供まで楽しめる列車にされています。

「やがぴぃカー」の6050型電車は、かつて東武鉄道の浅草駅方面へ、快速列車として運行されていた車両です!

運行日・時刻表
「やがぴぃカー」は、野岩鉄道線内で、不定期に運行されます。
詳しくは、野岩鉄道「やがぴぃカー」公式サイトをご覧ください。
予約方法・料金
「やがぴぃカー」へ乗車するには、野岩鉄道のホームページなどで予約する必要があります。
新藤原~会津高原尾瀬口間で乗車した場合の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 畳座席:1590円
- 掘りごたつ席:2090円
- 運転台席:2090円から
「やがぴぃカー」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
トロッコわっしー号/トロッコわたらせ渓谷号
「トロッコわっしー号」「トロッコわたらせ渓谷号」は、わたらせ渓谷鉄道が桐生~間藤間、大間々~足尾間で運行する観光列車です。
両列車とも、窓ガラスがないトロッコ風を連結。渡良瀬川の風を身体で感じながら、四季折々の渓谷美を楽しむことができます。

「トロッコわっしー号」はディーゼルカータイプ、「トロッコわたらせ渓谷号」はディーゼル機関車が客車を牽引するタイプの列車。「わっしー」は、わたらせ渓谷鐵道のキャラクターです!

運行日・時刻表
「トロッコわっしー号」は、土曜日、日曜日、祝日、紅葉シーズンを中心に、桐生~間藤間で最大1日2往復の運行が基本です。冬期は窓ガラスを取り付けて走ります。
「トロッコわたらせ渓谷号」は、土曜日、日曜日、祝日、紅葉シーズンを中心に、大間々~足尾間で1日1往復の運行が基本です。冬期は運休します。
詳しくは、わたらせ渓谷鉄道公式サイトをご覧ください。

予約方法・料金
「トロッコわっしー号」「トロッコわたらせ渓谷号」へ乗車するには、わたらせ渓谷鉄道のホームページなどで予約する必要があります。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 桐生~間藤:1650円
- 大間々~足尾:1460円
「スペーシアX・宇都宮ライトレール・SLパレオエクスプレス・わたらせ渓谷鐡道 列車でめぐる北関東 2日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
デコトレイン
「デコトレイン」は、中央前橋駅(群馬県前橋市)と西桐生駅(群馬県桐生市)のあいだで、上毛電鉄が運行する観光列車です。
元京王井の頭線の電車を、編成ごとにテーマを設定して、車内外をデコレーション。乗る前はどの編成が来るのか、乗ってからはそのデコレーションを楽しむことができます。

2025年7月現在、「水族館電車」「前橋ウィッチーズ電車」「あにまる電車×あじさい電車コラボ」「ラッピング電車 上電×セキチュー」「ラッピング電車 上電×スナガ」「つり革オーナー電車」が運行されています!

運行日・時刻表
「デコトレイン」は、上毛電鉄を走る一般の普通列車として運行されます。
詳しくは、上毛電鉄「デコトレイン」公式サイトをご覧ください。
予約方法・料金
「デコトレイン」は、予約不要で乗車できます。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 中央前橋~西桐生:690円
「デコトレイン」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
SLもおか
「SLもおか」は、下館駅(茨城県筑西市)と茂木駅(栃木県茂木町)のあいだで、真岡鐵道が運行する観光列車です。
小柄なC12形蒸気機関車が、国鉄が製造した昔ながらの50系客車を牽引。のどかな北関東で、のんびりとSL列車の旅を味わえます。

事前予約で「ふるさとSL弁当」を味わうことも可能! 途中の真岡駅には「SLキューロク館」があるほか、焼物で知られる益子の駅にも停車します。

運行日・時刻表
「SLもおか」は、土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運行が基本です。
詳しくは、真岡鐵道公式サイトをご覧ください。

予約方法・料金
「SLもおか」へ乗車するには、真岡鐵道のホームページなどで予約する必要があります。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 下館~真岡:1060円
- 下館~益子:1280円
- 下館~茂木:1550円
「SLもおか」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。
ほしいも列車王国ラッピングトレイン
「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」は、勝田駅(茨城県ひたちなか市)と阿字ヶ浦駅(同)のあいだで、ひたちなか海浜鉄道が運行する観光列車です。
沿線の名産品である「ほしいも」をテーマにした列車で、車内には「ほしいも型つり革」も設置。「ほしいもの聖地」とされ、「ほしいも神社」もあるひたちなか市の旅を盛り上げてくれます。

ひたちなか市は、干し芋の生産量が日本一!「ほしいも神社」は、終点の阿字ヶ浦駅から歩いて行ける場所にあります。

運行日・時刻表
「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」は、2025年5月から、ツアー専用列車(団体列車)として運行を開始します。
6月からは、ひたちなか海浜鉄道の普通列車(全車自由席)としても運行される予定です。
詳しくは、「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」公式サイトをご覧ください。
予約方法・料金
「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」は、予約不要で乗車できます(普通列車として運行される場合)。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 勝田~那珂湊:350円
- 勝田~阿字ヶ浦:570円
「ひたちなか海浜鉄道沿線をあるく 勝田駅から阿字ヶ浦駅 2日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
SLパレオエクスプレス
「SLパレオエクスプレス」は、熊谷駅(埼玉県熊谷市)と三峰口駅(埼玉県秩父市)のあいだで、秩父鉄道が運行する観光列車です。
車内の「SL PALEO BAR」では、沿線の地酒を楽しむことが可能。秩父地域産のイチゴを試食できる「SLちちぶストロベリーエクスプレス」など、いろいろなイベントが開催されるのも魅力になっています。

熊谷駅でJR線、寄居駅でJR線と東武線、御花畑駅で西武線(西武秩父駅)に乗り換えでき、都心方面からアクセスしやすいのもポイントです!

運行日・時刻表
「SLパレオエクスプレス」は、土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運行が基本です。
詳しくは、秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」公式サイトをご覧ください。

予約方法・料金
「SLパレオエクスプレス」へ乗車するには、秩父鉄道のホームページなどで予約する必要があります。
おもな区間の料金は、次の通りです(大人1人分、片道)。
- 熊谷~長瀞:1850円
- 熊谷~三峰口:2050円
- 御花畑~三峰口:1550円
「秩父名物豚みその昼食 懐かしの蒸気機関車 秩父SLパレオエクスプレス 天然記念物『岩畳』 爽快!長瀞ライン下り」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
西武 旅するレストラン「52席の至福」
「52席の至福」は、西武鉄道が池袋~西武秩父、西武新宿~池袋間で運行する観光列車です。
沿線の食材を使い、有名店のシェフが監修して誕生したコース料理を、「ブランチコース」「ディナーコース」のそれぞれで楽しむことができます。
内外装を隈 研吾氏がデザインしているのも特徴。沿線の伝統工芸品、木材を使って車内がデザインされています。

運行日・時刻表
「52席の至福」は、特定の日に運行されるツアー専用列車(団体列車)です。
おもな運行区間は、次の2コース。
- 池袋~西武秩父
- 西武新宿~西武秩父
土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復が運行されます。

予約方法・料金
「52席の至福」へ乗車するには、西武鉄道のホームページなどでツアーを予約、購入する必要があります。
料金は、次の通りです(2025年3月から7月の大人1人分)。
- ブランチコース:1万5000円
- ディナーコース:1万8000円
「西武 旅するレストラン『52席の至福』でブランチ 関東屈指のパワースポット『三峯神社』」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
次郎右衛門
「次郎右衛門(じろうえもん)」は、銚子電鉄が銚子~外川間で運行する観光列車です。
元南海電鉄の電車で、外観はそのままですが、車内を「港町・銚子」らしいに雰囲気に変更。魚の形をしたつり革、魚やヒマワリがデザインされた座席、展望席、カウンターバーなどが設けられています。

運行日・時刻表
「次郎右衛門」は、銚子電鉄の普通列車(全車自由席)として運行されます。
予約方法・料金
「次郎右衛門」は、予約不要で乗車できます。
乗車に必要なきっぷは、「乗車券」。
料金は、銚子~外川間で350円です(大人1人分、片道)。
「銚子電鉄 風のトンネル 旬の冨浦特産・ビワ バラ 初夏を感じる房総半島と会場目の前のホテルに宿泊!伝統的なサッパ舟でめぐる潮来あやめまつり 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。

房総里山トロッコ
「房総里山トロッコ」は、小湊鐵道が五井~養老渓谷間で運行する観光列車です。
SL風の小さな可愛らしいディーゼル機関車が、トロッコ風の車両を牽引して、のどかな房総の風景を走ります。
トロッコ風の車両は天井がガラス張りで、開放感満点なのも特徴です。

運行日・時刻表
「房総里山トロッコ」は、特定の日に運行される列車です。
土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日2往復を運行。うち1往復は、上総牛久~養老渓谷間の運行になります。
予約方法・料金
「房総里山トロッコ」へ乗車するには、小湊鐵道のホームページで、きっぷを予約、購入する必要があります。
乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「トロッコ指定席券」。
料金は、五井~養老渓谷間で1880円です(大人1人分、片道)。
「小湊鐵道・可憐に咲く花畑 房総半島フラワーメドレー 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
ロマンスカー
「ロマンスカー」は、小田急電鉄が新宿~箱根湯本、新宿~片瀬江ノ島、新宿~御殿場間で運行する特急列車です。
通勤特急と観光特急の性格を併せ持つのが特徴で、最新の「ロマンスカー」車両である70000形電車「GSE」は、伝統の前面展望席構造を採用。「非日常」の雰囲気を盛り上げてくれます。

運行日・時刻表
「ロマンスカー」は、毎日運行される特急列車(全車指定席)です。
観光特急としてのおもな運行区間は、次の5コース。
- 「スーパーはこね」「はこね」:新宿~箱根湯本
- 「えのしま」:新宿~片瀬江ノ島
- 「ふじさん」:新宿~御殿場
- 「メトロはこね」:北千住~箱根湯本
- 「メトロえのしま」:北千住~片瀬江ノ島
「メトロ」がつく列車は、東京メトロ千代田線と直通運転を行います。
予約方法・料金
「ロマンスカー」へ乗車するには、小田急電鉄のインターネット予約サービス「e-Romancecar」などで、きっぷを予約、購入する必要があります。
乗車に必要なきっぷは、「乗車券」「特急券」。
料金は、次の通りです(大人1人分、片道、チケットレス特急券)。
- 新宿~箱根湯本:2420円
- 新宿~片瀬江ノ島:1350円
- 新宿~御殿場:2870円
- 北千住~箱根湯本:2830円
- 北千住~片瀬江ノ島:1820円
「ロマンスカー」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。

リゾート21
「リゾート21」は、伊豆急行が熱海~伊豆急下田間で運行する観光列車です。
運転席の後ろへ階段状に並ぶ展望席、海側を向いた座席など、伊豆の風景を車内から満喫できるのが特徴。
特産のキンメダイをイメージした「キンメ電車」、下田へ来航した黒船をイメージした「黒船電車」の2種類があります。

運行日・時刻表
「リゾート21」は、伊豆急行の普通列車(全車自由席)として運行されます。
伊豆急行線の区間は伊東~伊豆急下田間ですが、伊東駅から先、熱海駅まで、JR東日本の伊東線へ直通運転を実施します。

予約方法・料金
「リゾート21」は、予約不要で乗車できます。
乗車に必要なきっぷは、「乗車券」。
料金は、熱海~伊豆急下田間で2020円です(大人1人分、片道)。
「全室露天風呂付き客室・『壺中の天 宿○文』に宿泊!箱根あじさい電車と4つの乗り物でめぐる 伊豆・熱海・箱根のお花めぐり 3日間」といったツアーも、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などから発売されています。
THE ROYAL EXPRESS
「THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤル エクスプレス)」は、東急が中心となって運行する観光列車です。
元々、この車両は伊豆急行の観光列車「アルファリゾート21」でしたが、水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)によって、同氏が手がけた豪華寝台列車「ななつ星in九州」レベルに進化。
JR北海道やJR四国、JR東海などと連携し、その各地でクルーズトレインとして運行されています。

運行日・時刻表
「THE ROYAL EXPRESS」は、季節によって内容を変えながら走るツアー専用列車(団体列車)です。
例年、北海道地方、四国地方、東海地方で運行されます。
予約方法・料金
「THE ROYAL EXPRESS」へ乗車するには、ツアーを予約、購入する必要があります。
料金は、次の通りです(2名1室利用時の大人1人分)。
- 2024年度冬「THE ROYAL EXPRESS ~SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN~」:96万円から
- 2025年度春「THE ROYAL EXPRESS 静岡・富士クルーズトレイン」:79万円から
- 2025年度夏「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」:87万円から
「THE ROYAL EXPRESS」に乗るお手軽なツアーが、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」などで発売されている場合があります。ぜひチェックしてみてください。