近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。「大人の上質空間」で飛鳥・吉野の旅はいかがでしょうか。
情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。
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観光列車の特徴・車内
「大人の上質空間」で飛鳥・吉野へ
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」は、「上質な大人旅」がコンセプト。バーカウンターを備えたラウンジ車両も用意されており、音楽の流れる落ち着いた空間で、飛鳥、吉野への列車旅を楽しめます。
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」車内
観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」の「西吉野の柿スイーツセット」
新着情報
春季限定オリジナルケーキ発売
「青の交響曲（シンフォニー）」車内限定商品の春季オリジナルケーキとして、「ランコントル（Rencontre）」が発売されます。
甘酸っぱいイチゴの華やかな味わいが広がり、抹茶のサブレの食感と、桜の香りの余韻がいつまでも続く、春の季節を彩るケーキとのこと。
「青の交響曲」で発売される「ランコントル」（画像：近鉄）
大阪マリオット都ホテルのペストリーシェフ、山口 祐氏が考案。「ランコントル」は、フランス語で「出会い」の意味を持つ言葉で、「青の交響曲（シンフォニー）」に乗り、旅先でたくさんの良き出会いがありますように、との願いを込めたそうです。
価格は、コーヒーもしくは紅茶付きで1300円（税込み）。2024年3月11日（月）から4月30日（火）までの期間限定販売です。
おもな運転区間
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」は、おもに次の区間で運転されます。
- 特急「青の交響曲（シンフォニー）」
- 大阪阿部野橋駅（大阪府阿倍野区）～吉野駅（奈良県吉野郡吉野町）、近鉄南大阪線・吉野線経由、走行距離64.9km
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」運転区間（地理院地図を元に作成）
「青の交響曲（シンフォニー）」の旅に！
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座席・設備・サービス
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」の客席は、3種類あります。
- 座席の壁側にコンセントが用意されています。
デラックスシート
向きを変えられる、1人掛けと2人掛けの席。運転室後ろの1人掛け席は、やや窓側を向いています。
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」リクライニングシート
ツイン席
向かい合わせ2人掛けの席。1号車と3号車に3カ所ずつあります。
サロン席
向かい合わせ4人掛けの席。1号車と3号車に3カ所ずつあり、3人から4人で利用できます。
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」ツイン席（左）・サロン席（右）
ライブラリー
「青の交響曲（シンフォニー）」の2号車には、沿線に関する書籍をそろえたライブラリーがあります。ベンチも用意されたフリースペースです。
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」ライブラリー
ラウンジ車両
「青の交響曲（シンフォニー）」の2号車は、バーカウンターを備えたラウンジ車両。20席が用意されており、スイーツや食事、沿線の酒蔵やワイナリーによるドリンクなどを楽しむことができます。
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」ラウンジ車両
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」バーカウンター
観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」車内販売メニューの一例（近鉄公式サイトより引用）
編成・座席表
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」は、16200系電車3両編成で運転されます。
おすすめの席
「青の交響曲（シンフォニー）」でおすすめの席は、大和三山（香具山、畝傍山、耳成山）などが望める、吉野駅に向かって左側（ツイン席側）でしょうか。ただ、反対の右側（サロン席側）でも、吉野川の眺めなどを楽しめます。
観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」シートマップ（近鉄公式サイトより引用）
「青の交響曲（シンフォニー）」プチ情報
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」に関する、役立つかもしれないプチ情報です。主観的な情報、変わりやすい情報が含まれるため、参考までにご覧ください。
- 「青の交響曲（シンフォニー）」の車両は、近鉄の通勤形電車6200系を改造し、誕生しました。
- 大阪阿倍野橋駅発車時などに、ハイドンの「交響曲第101番『時計』」をアレンジしたミュージックホーンが流れます。
- 記念乗車証が、バーカウンターに用意されています。
近鉄6200系電車
運転日・時刻表
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」は、水曜日を除く週6日、1日2往復の運転が基本です。
- 途中駅の時刻は、一部の駅のみ掲載しています。
- 途中の停車駅は、尺土、高田市、橿原神宮前、飛鳥、壷阪山、吉野口、福神、下市口、六田、大和上市、吉野神宮です。
- 運転日は、すべての列車で同じです。
- 特急「青の交響曲（シンフォニー）」第1便 吉野駅行き
- 大阪阿部野橋 10:10発 → 橿原神宮前 10:46発 → 飛鳥 10:50発 → 吉野 11:28着
- 2024年04月：水曜日以外に運転（3日、10日は運転）
- 2024年05月：1日（水）～7日（火）、9日（木）～14日（火）、16日（木）～19日（日）運転
- 2024年06月：15日（土）～18日（火）、20日（木）～25日（火）、27日（木）～30日（日）運転
- 2024年07月：水曜日以外に運転
- 2024年08月：水曜日以外に運転（14日は運転）
- 2024年09月：水曜日以外に運転
- 特急「青の交響曲（シンフォニー）」第2便 大阪阿部野橋駅行き
- 吉野 12:35発 → 飛鳥 13:09発 → 橿原神宮前 13:14発 → 大阪阿部野橋 13:51着
- 平日は吉野 12:34発
- 特急「青の交響曲（シンフォニー）」第3便 吉野駅行き
- 大阪阿部野橋 14:10発 → 橿原神宮前 14:46発 → 飛鳥 14:49発 → 吉野 15:26着
- 平日は吉野 15:28着
- 特急「青の交響曲（シンフォニー）」第4便 大阪阿部野橋駅行き
- 吉野 16:03発 → 飛鳥 16:39発 → 橿原神宮前 16:44発 → 大阪阿部野橋 17:22着
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」
きっぷの予約方法・予約状況
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
ツアーで予約
この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの手配が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- 「あをによし」の特集ページがあり、「『あをによし』に乗車!『かぎろひ』『しまかぜ』『青の交響曲』『ひのとり』5つの近鉄列車で結ぶ関西鉄道旅 2日間」などが発売されています。
人気の寝台列車・観光列車に乗る！
- ★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
東武鉄道の観光列車「スペーシア X」
※上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
通常のきっぷを予約
必要なきっぷは、「乗車券（運賃）」「特急券」「特別車両券」です。
- 乗車券として、「Suica」「PASMO」「ICOCA」といった交通系ICカードを使うこともできます。
- サロン席は、3人から4人で利用できます。
この観光列車のきっぷは、近鉄「インターネット予約・発売サービス」、近鉄の駅窓口、特急券自動券売機、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時30分から購入できます。
予約状況は、近鉄「特急空席案内」で確認可能です。
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」
きっぷの料金
近鉄の観光列車「青の交響曲（シンフォニー）」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です（税込み）。
- 大阪阿部野橋～橿原神宮前
- 1490円（乗車券760円、特急券520円、特別車両券210円）
- 大阪阿部野橋～飛鳥
- 1580円（乗車券850円、特急券520円、特別車両券210円）
- 大阪阿部野橋～吉野
- 1900円（乗車券1170円、特急券520円、特別車両券210円）
- 料金は、どの座席を利用しても同じです。
- 子ども（小学校入学年の4月1日から卒業年の3月31日まで）の料金は、乗車券、特急券、特別車両券が、大人の半額になります。未就学児は、大人もしくは子ども1名につき2名まで、料金不要で同行可能です（未就学児も1席利用する場合などを除く）。
お得なきっぷ
「青の交響曲（シンフォニー）」を利用できる、お得なきっぷの一例です。
- 奈良世界遺産フリーきっぷ［奈良・斑鳩・吉野コース］
- 古代ロマン 飛鳥 日帰りきっぷ
- 吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ
- 洞川温泉･みたらい渓谷散策きっぷ
- 近鉄週末フリーパス
お得なきっぷの内容は、変更の場合があります。詳細は近鉄「お得なきっぷ一覧」をご覧ください。
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