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「しまかぜ」に乗ろう!【料金・予約方法を解説】

近鉄の観光列車「しまかぜ」

近鉄の観光列車「しまかぜ」

近鉄の観光列車「しまかぜ」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。カフェ車両や個室もある充実した設備、サービスの列車で、伊勢志摩への旅はいかがでしょうか。

列車の特徴

プレミアムシートが「普通の座席」

近鉄の観光列車「しまかぜ」は、本革張り電動リクライニングの豪華なプレミアムシートが「普通の座席」。

個室、展望車両、カフェ車両を備えるほか、専属アテンダントが乗務し、ルームサービスも実施するなど、高い快適性、非日常性、充実したサービスを誇ります。

近鉄の観光列車「しまかぜ」カフェ車両

近鉄の観光列車「しまかぜ」カフェ車両

観光列車「しまかぜ」カフェ車両メニューの一例

観光列車「しまかぜ」カフェ車両メニューの一例

「しまかぜ」新着ニュース

「観光特急『しまかぜ』3編成大集合! IN 賢島」10月開催 運転席見学も
カフェ車両もオープン 近鉄が2023年9月19日(火)、観光列車「しまかぜ」の運転開始10周年を記念し、「観光特急『しまかぜ』3編成大集合! IN 賢島」を開催すると発表しました。 賢島駅(三重県志摩...
「近鉄全線2日間フリーきっぷ」3000円 第2弾発売 特急券購入で特急も
観光特急も特急券追加でOK 近鉄が2023年7月28日(金)、「近鉄全線2日間フリーきっぷ」について発表しました。 近鉄の全線が2日間、3000円で乗り放題になるもの(子ども1500円)。2023年6...
「近鉄全線2日間フリーきっぷ」3000円期間限定発売 特急券購入で特急も
観光特急も特急券追加でOK 近鉄が2023年4月27日(木)、「近鉄全線2日間フリーきっぷ」について発表しました。 近鉄の全線(生駒ケーブル、西信貴ケーブルを含む)が連続する2日間、乗り放題になるきっ...

おもな運転区間

近鉄の観光列車「しまかぜ」は、おもに次の区間で運転されます。

特急「しまかぜ」(大阪難波駅発着)
大阪難波(大阪市中央区)~賢島(三重県志摩市)、近鉄難波線・大阪線・山田線・鳥羽線・志摩線経由、走行距離176.6km
特急「しまかぜ」(京都駅発着)
京都(京都市下京区)~賢島(三重県志摩市)、近鉄京都線・橿原線・大阪線・山田線・鳥羽線・志摩線経由、走行距離195.2km
特急「しまかぜ」(近鉄名古屋駅発着)
近鉄名古屋(名古屋市中村区)~賢島(三重県志摩市)、近鉄名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線経由、走行距離144.8km
  • 「賢島」は「かしこじま」と読みます。
近鉄の観光列車「しまかぜ」運転区間(国土地理院の地図を元に作成)

近鉄の観光列車「しまかぜ」運転区間(国土地理院の地図を元に作成)

行き先の人気観光地・グルメ

近鉄の観光列車「しまかぜ」が走る三重県の伊勢志摩エリアには、伊勢神宮、志摩スペイン村、鳥羽水族館、ミキモト真珠島、赤福本店といった、さまざまな見どころ、美味しいものがあります。

詳しくは「三重・伊勢志摩の人気観光地・グルメ」をご覧ください。

赤福店舗で味わえる「赤福ぜんざい」

赤福店舗で味わえる「赤福ぜんざい」

編成・座席表

近鉄の観光列車「しまかぜ」は、50000系電車6両編成で運転されます。

  • 大阪難波駅、京都駅発着の列車と、近鉄名古屋駅発着の列車では、各車両の号車番号が異なります。
近鉄の観光列車「しまかぜ」シートマップ(近鉄公式サイトより引用)

近鉄の観光列車「しまかぜ」シートマップ(近鉄公式サイトより引用)

車内・客席・設備

近鉄の観光列車「しまかぜ」の客席は、プレミアムシート、展望車両(プレミアムシート)、和風個室、洋風個室、サロン席があります。

プレミアムシート

「しまかぜ」の標準的な座席。2人掛けと1人掛けのゆったりした座席が、125cmという広い前後間隔で並びます。表皮は本革。電動のリクライニング、レッグレスト、エアクッションも備えています。2号車と5号車です。

近鉄の観光列車「しまかぜ」プレミアムシート

近鉄の観光列車「しまかぜ」プレミアムシート

近鉄の観光列車「しまかぜ」プレミアムシート

近鉄の観光列車「しまかぜ」プレミアムシート

展望車両(プレミアムシート)

プレミアムシートのうち、運転席のある1号車と6号車は、床を72cm高くしたハイデッカー構造の展望車両。大きなガラス越しに開放的な車窓、迫力のある列車前方の眺望が楽しめます。

  • 座席の構造などは、通常のプレミアムシートと同じです。
近鉄の観光列車「しまかぜ」展望車両(プレミアムシート)

近鉄の観光列車「しまかぜ」展望車両(プレミアムシート)

近鉄の観光列車「しまかぜ」展望車両(プレミアムシート)

近鉄の観光列車「しまかぜ」展望車両(プレミアムシート)

和風個室

掘りごたつ風になった、靴を脱いでくつろげる和風の個室。「しまかぜ」の3号車もしくは4号車に1室あり、3人から4人で利用できます。

近鉄の観光列車「しまかぜ」和風個室

近鉄の観光列車「しまかぜ」和風個室

洋風個室

窓に向かってL字型にソファーが配置された、洋風の個室。「しまかぜ」の3号車もしくは4号車に1室あり、3人から4人で利用できます。

近鉄の観光列車「しまかぜ」洋風個室

近鉄の観光列車「しまかぜ」洋風個室

サロン席

大型テーブルと仕切り板を備えた、6人向かい合わせの半個室(セミコンパートメント)。「しまかぜ」の3号車もしくは4号車に3区画あり、4人から6人で利用できます。

近鉄の観光列車「しまかぜ」サロン席

近鉄の観光列車「しまかぜ」サロン席

近鉄の観光列車「しまかぜ」サロン席

近鉄の観光列車「しまかぜ」サロン席

パウダールーム

「しまかぜ」の2号車と5号車には、パウダールームが用意されています。乗客が使える共用スペースです。

近鉄の観光列車「しまかぜ」パウダールーム

近鉄の観光列車「しまかぜ」パウダールーム

ロッカー

「しまかぜ」の1号車と6号車には、ロッカーが用意されています。乗客は無料で使用可能です。

近鉄の観光列車「しまかぜ」ロッカー

近鉄の観光列車「しまかぜ」ロッカー

喫煙専用室

「しまかぜ」の3号車もしくは4号車には、タバコを吸える喫煙専用室が用意されています。乗客が使える共用スペースです。

近鉄の観光列車「しまかぜ」喫煙専用室

近鉄の観光列車「しまかぜ」喫煙専用室

車内販売・売店・ビュッフェ

近鉄の観光列車「しまかぜ」の3号車もしくは4号車には、食事、ドリンク、スイーツ、お土産品などを販売するカフェ車両があります。

カフェ車両は2階建て構造で、2階席は開放的、1階席は落ち着ける空間になっているのも特徴です。

  • 和風個室、洋風個室の乗客は、カフェ車両のメニューをルームサービスで注文できます。
  • ワゴンサービスによる販売も行われます。
近鉄の観光列車「しまかぜ」カフェ車両2階席

近鉄の観光列車「しまかぜ」カフェ車両2階席

近鉄の観光列車「しまかぜ」カフェ車両1階席

近鉄の観光列車「しまかぜ」カフェ車両1階席

カフェ車両のメニュー

「しまかぜ」カフェ車両で提供される食事、ドリンク、スイーツ、お土産品などのメニューです(変更の場合あり)。

観光列車「しまかぜ」カフェ車両メニューの一例(近鉄公式サイトより引用)

観光列車「しまかぜ」カフェ車両メニューの一例(近鉄公式サイトより引用)

運転日・時刻表

近鉄の観光列車「しまかぜ」は例年、大阪難波~賢島間、京都~賢島間、近鉄名古屋~賢島間をそれぞれ1日1往復、週6日の運転が基本です。

  • 途中駅の時刻は、一部の駅のみ掲載しています。
  • 現在、2024年1月までの運転日が発表されています。

大阪難波駅発着列車の運転日・時刻表

特急「しまかぜ」賢島駅行き
大阪難波駅10時40分発 → 伊勢市駅12時16分着 → 鳥羽駅12時31分着 → 賢島駅13時03分着
大阪上本町、鶴橋、大和八木、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方駅に停車
2023年10月:火曜日以外に運転
2023年11月:火曜日以外に運転
2023年12月:火曜日以外に運転
2024年01月:火曜日以外に運転(2日は運転)
2024年02月:―
2024年03月:―
特急「しまかぜ」大阪難波駅行き
賢島駅16時00分発 → 鳥羽駅16時30分発 → 伊勢市駅16時43分発 → 大阪難波駅18時21分着
鵜方、鳥羽、宇治山田、伊勢市、大和八木、鶴橋、大阪上本町駅に停車
大阪難波駅発の特急「しまかぜ」賢島駅行きと同じ日に運転
近鉄の観光列車「しまかぜ」

近鉄の観光列車「しまかぜ」

京都駅発着列車の運転日・時刻表

特急「しまかぜ」賢島駅行き
京都駅10時00分発 → 伊勢市駅12時01分着 → 鳥羽駅12時14分着 → 賢島駅12時47分着
近鉄丹波橋、大和西大寺、大和八木、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方駅に停車
2023年10月:水曜日以外に運転
2023年11月:水曜日以外に運転
2023年12月:水曜日以外に運転
2024年01月:水曜日、29日以外に運転(3日は運転)
2024年02月:―
2024年03月:―
特急「しまかぜ」京都駅行き
賢島駅14時50分発 → 鳥羽駅15時20分発 → 伊勢市駅15時34分発 → 京都駅17時32分着
平日は京都駅17時33分着
鵜方、鳥羽、宇治山田、伊勢市、大和八木、大和西大寺、近鉄丹波橋駅に停車
京都駅発の特急「しまかぜ」賢島駅行きと同じ日に運転
観光列車「しまかぜ」カフェ車両メニューの一例

観光列車「しまかぜ」カフェ車両メニューの一例

近鉄名古屋駅発着列車の運転日・時刻表

特急「しまかぜ」賢島駅行き
近鉄名古屋駅10時25分発 → 伊勢市駅11時40分着 → 鳥羽駅11時54分着 → 賢島駅12時27分着
近鉄四日市、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方駅に停車
2023年10月:木曜日以外に運転
2023年11月:木曜日以外に運転(23日は運転)
2023年12月:木曜日以外に運転(28日は運転)
2024年01月:木曜日以外に運転(4日は運転)
2024年02月:―
2024年03月:―
特急「しまかぜ」近鉄名古屋駅行き
賢島駅15時40分発 → 鳥羽駅16時11分発 → 伊勢市駅16時25分発 → 近鉄名古屋駅17時44分着
平日は鳥羽駅16時10分発、伊勢市駅16時24分発
鵜方、鳥羽、宇治山田、伊勢市、近鉄四日市駅に停車
近鉄名古屋駅発の特急「しまかぜ」賢島駅行きと同じ日に運転

きっぷの予約方法・予約状況

近鉄の観光列車「しまかぜ」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。

ツアーで予約

この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの予約が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
「しまかぜ」の特集ページがあり、「弊社Aランクホテル『都シティ大阪本町』に宿泊 『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮 2日間」などが発売されています。
新観光列車「ふたつ星4047」「あをによし」に乗る!
★いま注目★ 新観光列車「ふたつ星4047」「あをによし」のツアーが登場。「『36ぷらす3』『ふたつ星4047』西九州新幹線『かもめ』3つの列車でめぐる九州鉄道紀行 3日間」「近鉄観光特急『あをによし』近鉄特急『ひのとり』嵯峨野トロッコ列車 信楽 日帰り」などが発売されています。
「古都・奈良」イメージの新観光列車「あをによし」

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  • 上記のツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。

通常のきっぷを予約

「しまかぜ」への乗車に必要なきっぷは、乗車する区間で有効な「乗車券(運賃)」「特急券」「しまかぜ特別車両券」です。和風個室、洋風個室を利用する場合は、くわえて「個室券」も必要になります。

この観光列車のきっぷは、近鉄「インターネット予約・発売サービス」、近鉄の駅窓口、特急券自動券売機、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時30分から購入できます。

予約状況は、近鉄「特急空席案内」で確認可能です。

  • 和風個室、洋風個室は、3人から4人で使い、乗車区間に大和八木~伊勢市間、もしくは近鉄四日市~伊勢市間を含む場合に利用できます。
  • サロン席は、4人から6人で利用できます。
近鉄の観光列車「しまかぜ」

近鉄の観光列車「しまかぜ」

きっぷの料金

近鉄の観光列車「しまかぜ」に、通常のきっぷを予約して、大人1名でプレミアムシートへ片道乗車した場合の通常料金です(おもな区間のみ掲載)。

大阪難波~賢島
5460円(乗車券2770円、特急券1640円、しまかぜ特別車両券1050円)
京都~賢島
6150円(乗車券3060円、特急券1930円、しまかぜ特別車両券1160円)
近鉄名古屋~賢島
5060円(乗車券2370円、特急券1640円、しまかぜ特別車両券1050円)
  • 和風個室、洋風個室を利用する場合は、1室あたり1050円の個室券が追加で必要です。
  • サロン席は、プレミアムシートと同じ料金で利用できます(乗車券、特急券、しまかぜ特別車両券でOK)。
  • 展望車両はプレミアムシートの一部という扱いで、別料金は不要です(乗車券、特急券、しまかぜ特別車両券でOK)。
  • 乗車券は、交通系ICカードも利用できます。
  • 子ども(小学校入学年の4月1日から卒業年の3月31日まで)の料金は、乗車券、特急券、しまかぜ特別車両券が、大人料金の半額になります。未就学児は、大人もしくは子ども1名につき2名まで、料金不要で同行可能です(未就学児も1席利用する場合などを除く)。

割引きっぷ

旅のルートなどにもよりますが、近鉄が用意している割引きっぷを使うと、観光列車の旅をお得に楽しめる場合があります。

公式ホームページ

このページの情報は、災害などの理由で変更になっている場合があります。公式ホームページもあわせてご確認ください。