JR東日本が2025年2月19日（水）、お得なきっぷ「週末パス」の発売を2025年6月27日（金）で終了すると発表。あわせて、新幹線や特急に50％引きで乗れるお得な商品についても発表しています。
終了する「週末パス」
JR東日本のお得なきっぷ「週末パス」は、酒田～余目～新庄（湯沢）～古川（くりこま高原）～小牛田～石巻～女川を結ぶラインから南側のJR東日本線などが連続する土休日の2日間、乗り降り自由になるきっぷです。
また、山形鉄道、阿武隈急行、福島交通、会津鉄道（西若松～会津田島）、北越急行、えちごトキめき鉄道（妙高高原～直江津）、上田電鉄、しなの鉄道、長野電鉄、アルピコ交通、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、富士急行線、伊豆急行線も乗車が可能。
「週末パス」だけでは普通列車（快速を含む）の自由席しか乗車できませんが、別に特急券、グリーン券などを購入すれば、新幹線、グリーン車なども利用できます。
これだけ乗れて、料金は大人8880円、子供2600円。
その利便性や価格からか、「週末パス」発売終了がJR東日本から発表されると、「週末パス廃止」がX（旧Twitter）のトレンドになっています。
「週末パス」は、有効期間開始日の1か月前から前日までに購入可能。2025年6月28日（土）、29日（日）に利用できるきっぷを最後に、6月27日（金）で「週末パス」の発売を終了する形です。
4月27日（日）から5月6日（火）までのゴールデンウィーク期間中は、利用できません。
新幹線・特急が半額に
JR東日本は2025年2月19日（水）、あわせて新幹線が50％引きになる「新幹線eチケット（トクだ値スペシャル21）」、在来線特急列車の特急料金が50％割引になる「在来線チケットレス特急券（トク割）」、在来線特急列車が50％割引になる「特急トクだ値スペシャル21」についても発表しました。
いずれも期間限定、席数限定、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」限定での発売。2025年5月12日（月）から30日（金）までの乗車分が、乗車1か月前の10時00分から21日前の23時50分までの予約、購入で、お得になるものです（「えきねっと事前受付」も利用可能）。
各商品とも、対象の列車、区間、席種が設定されているため注意が必要。記載の料金は、大人1名、片道のもので、それぞれ子供料金の設定があります。
新幹線eチケット（トクだ値スペシャル21）
「新幹線eチケット（トクだ値スペシャル21）」の料金は、東京～新函館北斗間が1万1770円、東京～新青森間が8730円、東京～秋田間が8900円、東京～山形間が5610円、東京～新潟間が5280円など。
在来線チケットレス特急券（トク割）
「在来線チケットレス特急券（トク割）」はの料金は、新宿～松本間が1270円、上野～いわき間が1270円、上野～長野原草津口間が1140円、東京～銚子間が790円など（利用には別途乗車券が必要）。
特急トクだ値スペシャル21
「特急トクだ値スペシャル21」の料金は、新宿～東武日光間が2040円、新潟～酒田間が2680円、新潟～上越妙高間が2650円です。
