【サフィール踊り子】かんたん予約方法・料金・時刻表

「サフィール踊り子」4号車にあるカフェテリア（食堂車）を利用するには、原則として「サフィールPay」からの事前予約が必要です。

カフェテリアの席で食事を楽しみたい場合は、1人1品、メインメニューの注文が必要。事前予約時に選択した予約時間内（20分間）で利用できます。

グリーン個室に乗車している場合は、デリバリーしてもらう形での利用になります。

一部のサイドメニューは、自分の席へ持ち帰って味わうことが可能です。

「サフィール踊り子」のカフェテリア（食堂車）は、原則として事前予約が必要ですが、空きがあれば、乗車当日に車内で「サフィールPay」から予約し、利用できる場合があります。

「サフィール踊り子」は、東京～伊豆急下田間で1日1往復から2往復を運転し、土、日、祝日は新宿駅発の伊豆急下田駅行きも運転するのが基本です。

途中の停車駅は、横浜、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津です。新宿駅発の列車は、渋谷駅、武蔵小杉駅にも停車します。

「サフィール踊り子」のきっぷ予約にあたって、おすすめの方法は2つあります。

ひとつは、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」の利用です。すべてのきっぷを自分で手配し、乗車前に発券する必要がありますが、スマートフォンやPCから予約、購入が可能です（グリーン個室は「えきねっと」での予約不可）。

もうひとつは、旅行会社が発売している「サフィール踊り子」乗車ツアーを予約する方法。面倒な手配をおまかせできるため、なによりかんたんで、お手軽です。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」のメニューから「サフィール踊り子」で検索すると、「全車両グリーン車の蒼の特急『サフィール踊り子』と富士山を望む『フジサン特急』2日間」などが発売されており、豪華列車の旅をおまかせで楽しむことが可能です。

びゅうトラベル「JR・列車で行く伊豆旅行」では、「サフィール踊り子」乗車と、ホテルなどの宿泊を自由に組み合わせられるフリープランを用意。ツアーの便利さ、楽さ、個人旅行の自由、そのいいとこ取りができます。

東武トップツアーズ「サフィール踊り子号で行く伊豆」も、フリープランでは要チェック。宿泊先や料金など、びゅうトラベルのものと比較して利用するとよいでしょう。

「サフィール踊り子」のきっぷを、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」で予約、購入する流れは次の通りです。

1. 「えきねっと」を開き、乗車駅、降車駅、日時、人数を選択。
2. 乗車したい「サフィール踊り子」に空席があれば、「きっぷ・座席の種類選択へ進む」から次のページへ。
3. 利用したい座席を選び、乗車券をあわせて申し込むかどうか選択したうえ、次のページへ。
4. 座席表などから座席を選んだら、「申込内容を確認する」から次のページへ。
5. 支払い方法を選び、予約、購入を確定する。
6. 予約や料金の支払いを終えたら、駅できっぷを受け取る。
7. そのきっぷで、予約した「サフィール踊り子」に乗車する。

乗車にあたって必要なきっぷは、「乗車券」「特急券」「グリーン券」です。特急券とグリーン券は通常、あわせて1枚のきっぷで発券されます。

乗車券、特急券、グリーン券を「えきねっと」で同時購入することも可能ですが、「サフィール踊り子」に乗る区間と、乗車券の区間が同じになってしまいます（「東京→伊豆急下田」で特急券、グリーン券を予約したら、乗車券も「東京山手線内→伊豆急下田」になる）。

そのため、乗車券を「大宮→東京→伊豆急下田」といった形にしたい場合、ひとまず「えきねっと」で特急券、グリーン券だけ予約、購入し、乗車券は別に「えきねっと」で購入するか、Suica、PASMO、ICOCAといった交通系ICカードを乗車券として利用するのがよいでしょう。

「サフィール踊り子」は、乗車とホテル、旅館での宿泊をセットにしたツアーが多く発売されています。

びゅうトラベル、東武トップツアーズではフリープラン、クラブツーリズムではパックツアーを用意。面倒なきっぷの予約、手配は旅行会社にまかせて、かんたん、お手軽に「サフィール踊り子」の旅を楽しむことが可能です。

「サフィール踊り子」に、東京駅から伊豆急下田駅まで乗車する場合、グリーン車の料金は1万60円、プレミアムグリーン車の料金は1万2460円です（大人1人片道の料金。時期により若干の変動あり）。

グリーン個室を定員で利用した場合の料金は、4人用個室が4人合計で4万240円、6人用個室が6人合計で6万360円になります（大人片道の料金。時期により若干の変動あり）。

「サフィール踊り子」のグリーン個室は、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」では予約、購入できません。JRの駅にある「みどりの窓口」（JR東海では「JR全線きっぷうりば」）、オペレーター通話型の指定席券売機で予約、購入する必要があります。

詳しくは「JR人気列車のきっぷ予約「10時打ち」＆「みどりの窓口」ガイド」をご覧ください。

「サフィール踊り子」のプレミアムグリーンは、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」で予約、購入できます。

「サフィール踊り子」は人気列車のため、予約の受け付け開始と同時に満席になることも、珍しくありません。

このプラチナチケットを予約するには、次の方法が有効でしょう。

1つめは、「予約受け付け開始のタイミングに、すばやく『えきねっと』から申し込む」。通常のグリーン車であれば、ゲットできる可能性は高いです。

2つめは、「予約受け付け開始のタイミングに、JRの「みどりの窓口」で申し込む（10時打ち）」。予約の受け付け開始と同時に、JRの駅にある「みどりの窓口」（JR東海では「JR全線きっぷうりば」）で、駅係員に予約操作をしてもらう方法です。「えきねっと」が使えないグリーン個室の予約は、必然的にこのやり方になります。

詳しくは「JR人気列車のきっぷ予約「10時打ち」＆「みどりの窓口」ガイド」をご覧ください。

ただ近年、それら駅の窓口は縮小が続いており、この「10時打ち」をやってくれる窓口も減少している模様。難易度が増しているのが現状です。

3つめは、「上り列車をねらう」。東京駅行きの上り列車のほうが予約しやすいようです。

4つめは、「3号・5号をねらう」。伊豆への到着が遅くなる「サフィール踊り子3号・5号」は、やや予約しやすいかもしれません。

5つめは、「閑散期をねらう」。旅行シーズンから外れた乗客が少ない閑散期をねらうのも、プラチナチケットをゲットするひとつの方法です。

JRがいつを閑散期としているかは、次のカレンダーをご覧ください（2024年度の場合）。

6つめは、「キャンセル待ちをする」。満席でも、諦めるのは早いかもしれません。キャンセルが出ることも珍しくないからです。プラチナチケットが当日になって空いていることも、しばしばあります。

詳しくは「JRきっぷ『キャンセル待ち』方法『空席が出やすいタイミング』とは」をご覧ください。

7つめは、「ツアーを予約」。きっぷにツアー向けの枠が設けられている場合があるほか、やはり旅行会社はプロなので、びゅうトラベル「JR・列車で行く伊豆旅行」、東武トップツアーズ「サフィール踊り子号で行く伊豆」、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」の活用もおすすめです。

「サフィール踊り子」のグリーン個室に、最低利用人数はありません。定員をこえなければ、1人から利用できます。

「サフィール踊り子」のカフェテリア（食堂車）では、中国料理「美虎-Miyu-」五十嵐美幸氏監修による、次の「サフィール踊り子」限定メニューなどを味わうことができます（それぞれミネラルウォーター付き）。

• 「大ぶりエビワンタン復興麺～桜海老を添えて～」1900円
• 「柚子坦々復興麺」2100円
• 「美虎風黒毛和牛のあんかけカレー」2800円
• 「美虎特製 海老のチリソース」3000円

このほかメニューについて詳しくは、「カフェテリアについて」をご覧ください。

またカフェテリアのメニューは、リニューアルされることがあります。

「サフィール踊り子」車内に、キッズスペースはありません。以前走っていた「スーパービュー踊り子」にはありましたが。

「サフィール踊り子」の予約状況は、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」に、乗車駅、降車駅、乗車日時、人数を入力することで確認できます。グリーン個室の予約状況は、インターネットからは確認できません。

「サフィール踊り子」の4人用グリーン個室を、大人2人で、東京駅から伊豆急下田駅まで利用した場合、料金は2人あわせて2万7520円です。6人用グリーン個室に乗車する場合は、2人あわせて3万4920円になります。

「サフィール踊り子」の乗車券として、Suica、PASMO、ICOCAといった交通系ICカードを利用できます（別に特急券、グリーン券が必要）。

「サフィール踊り子」に安く、お得に乗れるきっぷは、利用資格があり入会が必要な「大人の休日倶楽部パス」ぐらいでしょうか。

一般的には、びゅうトラベル「JR・列車で行く伊豆旅行」、東武トップツアーズ「サフィール踊り子号で行く伊豆」、クラブツーリズム「鉄道の旅特集」で発売されているフリープラン、ツアーを活用するのがおすすめです。

きっぷの使用開始前で有効期間内であれば、乗車券は220円の手数料を引いた額が戻ってきます。

特急券、グリーン券は、列車出発日の2日前までは340円の手数料を引いた額、前日から出発時刻までは、料金の30％を手数料として引いた額が戻ってきます（手数料は最低340円）。

「サフィール踊り子」はプレミアムグリーン、グリーン個室、グリーン車しかないハイグレード志向の列車で、カフェテリアも連結。特別な旅の時間を楽しめる列車にされています。

対し「踊り子」は、普通車指定席中心の標準的な特急列車で、特別なサービスはありません。

また「踊り子」は修善寺駅方面にも運転されますが、「サフィール踊り子」は伊豆急下田駅方面へのみ運転されます。

「サフィール踊り子」は、「スーパービュー踊り子」のあとを継ぐ形で、2020年（令和2年）3月14日に運転を開始しています。

「スーパービュー踊り子」は、グリーン個室、ラウンジ、サービスカウンターなどを備えており、「サフィール踊り子」と同様に、「踊り子」の上位列車として運転されていました。