JR東日本の夜行列車「アルプス」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。復活した伝統の夜行列車はいかがでしょうか。
情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。
列車の特徴
目覚めたら雄大な北アルプス
JR東日本の夜行列車「アルプス」は、東京都心を日付が変わるころに出発し、中央本線を経由して早朝、北アルプスの麓へ到着。時間を有効活用しつつ、早朝から北アルプスの爽やかな空気、景色を味わえる列車です。
こうした中央本線の夜行列車は、かつての急行「アルプス」など長い歴史を持ちますが、夜行急行「アルプス」は2002年(平成14年)に廃止。後継として運転された夜行快速「ムーンライト信州」も、2018年(平成30年)の運転が最後になっていました。
そうしたなか、2024年夏が初めての運転として、夜行特急「アルプス」が登場します。
おもな運転区間
JR東日本の夜行列車「アルプス」は、おもに次の区間で運転されます。
- 特急「アルプス」
- 新宿駅(東京都新宿区)~白馬駅(長野県北安曇郡白馬村)、中央本線・大糸線経由、走行距離284.8km
座席・設備・サービス
JR東日本の夜行列車「アルプス」の客席は、グリーン車の指定席、普通車の指定席があります。
指定席(グリーン車)
2人掛けのリクライニングシート。4号車です。
指定席(普通車)
2人掛けのリクライニングシート。各号車にあります。
編成・座席表
JR東日本の夜行列車「アルプス」は、E257系電車9両編成で運転されます。
- かつて中央本線の特急「あずさ」「かいじ」用として登場し、現在は臨時列車で使われている車両です。
運転日・時刻表
JR東日本の夜行列車「アルプス」は、金曜日に白馬駅行きを片道運転するのが基本です。
- 運転日は、始発駅(新宿)発車時点の日付が基準です。
- 新宿駅行きの列車は運転されません。
- 特急「アルプス」白馬駅行き
- 新宿 23:58発 → 立川 0:33発 → 八王子 0:44発 → 松本 5:03着/10発 → 信濃大町 5:53発 → 白馬 6:22着
- 2024年07月:12日(金)運転
- 2024年08月:9日(金)運転
- 2024年09月:13日(金)、20日(金)運転
- 2024年10月:11日(金)運転
- 2024年11月:1日(金)運転
きっぷの予約方法・予約状況
JR東日本の夜行列車「アルプス」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
観光列車を簡単に予約したいなら、「ツアーの利用」もおすすめ。面倒なきっぷの手配がいらず、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
- クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- 観光列車から新幹線、寝台列車まで、お得&手軽に「鉄道の旅」を楽しめるツアーが多数。1名参加プラン、限定プランもいろいろあります。
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上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
通常のきっぷを予約
- グリーン車指定席の場合
- 必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「特急券」「グリーン券」です。
- 普通車指定席の場合
- 必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「指定席特急券」です。
この観光列車のきっぷは、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。
予約状況は、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」で確認可能です。
きっぷの料金
JR東日本の夜行列車「アルプス」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です(税込み)。
- 新宿~松本
- グリーン車指定席利用の場合は1万280円(乗車券4070円、特急券2020円、グリーン券4190円)、普通車指定席利用の場合は6620円(乗車券4070円、指定席特急券2550円)。
- 新宿~白馬
- グリーン車指定席利用の場合は1万1710円(乗車券5500円、特急券2020円、グリーン券4190円)、普通車指定席利用の場合は8050円(乗車券5500円、指定席特急券2550円)。
子供の料金については、「電車の子供切符 何歳から何歳まで? 料金は? 半額にならない場合も」のページをご覧ください。
お得なきっぷ
「アルプス」を利用できる、お得なきっぷの一例です。
- 週末パス
お得なきっぷの内容は、変更の場合があります。詳細はJR東日本「おトクなきっぷ」をご覧ください。