観光列車の特徴・車内
走る日本庭園
JR西日本の観光列車「花嫁のれん」は、伝統工芸で知られる加賀、能登の観光列車らしい、「和と美のおもてなし」がコンセプト。
「加賀友禅」「輪島塗」をイメージした外観デザイン、日本庭園の「飛び石」をモチーフにした車内のじゅうたん、友禅のオールドコレクションをあしらった半個室などが特徴です。
車内で石川県の味覚
「花嫁のれん」では、和軽食、スイーツ、おつまみと、運行時間帯によって異なる石川県ならではのメニューを、車内で楽しめます(「花嫁のれん食事券」を要予約)。
車内販売
「花嫁のれん」の1号車には車内販売カウンターがあり、沿線ゆかりの品などを購入することが可能です。
おもな運転区間
JR西日本の観光列車「花嫁のれん」は、金沢駅(石川県金沢市)と和倉温泉駅(石川県七尾市)を、IRいしかわ鉄道線、七尾線経由で結びます。走行距離は71.0kmです。
編成・座席表
JR西日本の観光列車「花嫁のれん」は、キハ40系ディーゼルカー2両編成での運転です。1号車に伝統工芸品の展示、車内販売カウンター、2号車にイベントスペースがあります。
運転日・時刻表
JR西日本の観光列車「花嫁のれん」は例年、金曜日、土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日2往復の運転が基本です。運転されない日もあります。
発表されている運転日・時刻表
以下に運転日の記載がありますが、「花嫁のれん」は能登半島地震のため、運休中です。
- 特急「花嫁のれん1号」和倉温泉駅行き
- 金沢 11:00発 → 和倉温泉 12:31着
- 羽咋、七尾駅に停車
- 2024年10月:金曜日、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日、祝日運転(28日、29日を除く)
- 2024年11月:金曜日、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日、祝日運転(19日を除く)
- 2024年12月:金曜日、土曜日、日曜日、月曜日、祝日運転(30日を除く)
- 2025年01月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日運転(3日を除く)
- 2025年02月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日、10日運転
- 特急「花嫁のれん3号」和倉温泉駅行き
- 金沢 15:28発 → 和倉温泉 16:40着
- 羽咋、七尾駅に停車
- 運転日は特急「花嫁のれん1号」和倉温泉駅行きと同じ
- 特急「花嫁のれん2号」金沢駅行き
- 和倉温泉 12:57発 → 金沢 14:26着
- 七尾、羽咋駅に停車
- 運転日は特急「花嫁のれん1号」和倉温泉駅行きと同じ
- 特急「花嫁のれん4号」金沢駅行き
- 和倉温泉 17:07発 → 金沢 18:27着
- 七尾、羽咋駅に停車
- 運転日は特急「花嫁のれん1号」和倉温泉駅行きと同じ
おすすめツアー(旅行商品)
この観光列車を簡単に予約したいなら、「ツアーの利用」もおすすめ。面倒なきっぷの手配がいらず、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
- クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- メニューから「花嫁のれん」で検索すると、「観光列車『べるもんた』と『花嫁のれん』に『万葉線』『のと鉄道』貸切!北陸4つの列車旅 2日間」などが発売されています。
- 人気の寝台列車・観光列車に乗る!
- ★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
きっぷの予約方法
JR西日本の観光列車「花嫁のれん」は全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
この観光列車のきっぷは、JR西日本のネット予約サービス「e5489」、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。
予約状況は、JR西日本「e5489」で確認可能です。
「花嫁のれん食事券」について
「花嫁のれん食事券」は、JR西日本とJR四国管内の駅「みどりの窓口」、おもな旅行会社、JR東日本とJR東海、JR九州管内のおもな旅行会社、JR西日本電話予約サービスで、乗車4日前まで申し込みが可能です。
「花嫁のれん食事券」は金沢~七尾間、金沢~和倉温泉間で乗車する場合に限り、購入できます。また購入にあたって、その列車のきっぷを持っている必要があります。
きっぷの料金
JR西日本の観光列車「花嫁のれん」に、JRの一般的な列車と同様にきっぷを購入し、金沢~和倉温泉間で片道乗車した場合の通常料金です。
- 指定席利用の場合
- 乗車券(1410円)と指定席特急券(1390円)で、合計2800円です(子ども1390円)。
- 自由席利用の場合
- 自由席はありません。