列車の特徴・車内
行きづらい「秘境駅」をめぐる列車
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は、周囲に人の暮らしがなく、「なんでこんなところに駅が?」と思うような駅「秘境駅」をめぐる列車です。
飯田線には小和田駅や田本駅など、日本有数の「秘境駅」がそろっていますが、限られた列車本数で、それらの駅をめぐるのは困難です。しかし「飯田線秘境駅号」はそれらの駅に停車していくため、手軽に「秘境駅」の魅力を体験できます。
「飯田線秘境駅号/ディスカバー飯田線号」新着ニュース
おもな運転区間
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は、豊橋駅(愛知県豊橋市)と飯田駅(長野県飯田市)を、飯田線経由で結びます。走行距離は129.3kmです。
また「飯田線秘境駅号」は、豊橋駅行きの列車が駒ケ根駅(長野県駒ヶ根市)、市田駅(長野県下伊那郡高森町)、元善光寺駅(長野県飯田市)始発で運転されることがあります。
編成・座席表
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は、373系電車3両編成での運転です。
運転日・時刻表
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は例年、春、夏、秋の行楽シーズンの土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運転が基本です。
また2023年春季から、「飯田線の魅力を感じられる駅」に停車するという急行「ディスカバー飯田線号」の運転が、新たに始まりました。
発表されている運転日・時刻表(2023年11月まで)
- 急行「飯田線秘境駅号」飯田駅行き
- 豊橋駅9時50分発 → 飯田駅15時30分着
- 新城、柿平、東栄、大嵐、小和田、中井侍、伊那小沢、平岡、為栗、田本、金野、千代、天竜峡駅に停車
- 全車普通車指定席
- 2023年01月:運転日なし
- 2023年02月:運転日なし
- 2023年03月:運転日なし
- 2023年04月:1日、8日、15日運転
- 2023年05月:3日、5日運転
- 2023年06月:運転日なし
- 2023年07月:運転日なし
- 2023年08月:運転日なし
- 2023年09月:運転日なし
- 2023年10月:運転日なし
- 2023年11月:4日、19日運転
- 2023年12月:―
- 急行「飯田線秘境駅号」豊橋駅行き
- 飯田駅13時05分発 → 豊橋駅17時54分着
- 天竜峡、千代、金野、田本、為栗、平岡、伊那小沢、中井侍、小和田、浦川駅に停車
- 全車普通車指定席
- 急行「飯田線秘境駅号」飯田駅行きと同じ日に運転
- 急行「ディスカバー飯田線号」飯田駅行き
- 豊橋駅9時50分発 → 飯田駅15時35分着
- 新城、三河槙原、柿平、三河川合、浦川、中部天竜、大嵐、田本、天竜峡駅に停車
- 全車普通車指定席
- 2023年5月:4日運転
- 2023年11月:3日、18日運転
- 急行「ディスカバー飯田線号」豊橋駅行き
- 飯田駅13時04分発 → 豊橋駅17時54分着
- 天竜峡、千代、金野、小和田、水窪、中部天竜、三河槙原駅に停車
- 全車普通車指定席
- 急行「ディスカバー飯田線号」飯田駅行きと同じ日に運転
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きっぷの予約方法
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」は全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
この観光列車のきっぷは、JR駅の「みどりの窓口」(JR東海の駅では「JR全線きっぷうりば」)、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入可能。詳しくは次のページをご覧ください。
予約状況は、インターネットでは確認できません。
きっぷの料金
JR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」「ディスカバー飯田線号」に、JRの一般的な列車と同様にきっぷを購入し、豊橋~飯田間で片道乗車した場合の通常料金です。
- 指定席利用の場合
- 乗車券(2640円)と急行券(1000円)、指定席券(530円)で、合計4170円です(子ども2080円)。
- 自由席利用の場合
- 自由席はありません。