津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。雪景色のなか、あぶったスルメを味わいながら、レトロ列車の旅はいかがでしょうか。
情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。
観光列車の特徴
昔ながらのレトロな列車
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」は、床が木でできている昔ながらの車両に、石炭を焚いて使うダルマストーブを設置。ときには地吹雪になる雪景色のなか、タイムスリップしたような旅を楽しむことができます。
車内でスルメが販売されており、ダルマストーブであぶったアツアツのところを味わえるのも特徴です。
- 1948年(昭和23年)から1955年(昭和30年)に製造された旧型客車を使用しています。
- 車内販売では青森の日本酒、リンゴジュースなども用意されています。
新着情報
桜まつりで特別運行
「ストーブ列車」の古い旧型客車を使った列車が、芦野公園(青森県五所川原市)で開催される「金木桜まつり」にあわせて運転されます。【詳しい運転日、時刻表はこちら】
「石炭ストーブに火を点けないで、古い客車の運行として走るイベント列車」「窓が開くタイプの汽車なので、自然の風を浴びながら走る列車」とのこと。
編成は、ディーゼル機関車のDD352と、旧型客車2両(混雑状況によりディーゼルカーを連結)です。ストーブ列車券なしで乗車できます。
おもな運転区間
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」は、おもに次の区間で運転されます。
- 「ストーブ列車」
- 津軽五所川原駅(青森県五所川原市)~津軽中里駅(青森県北津軽郡中泊町)、津軽鉄道線経由、走行距離20.7km
座席・設備・サービス
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」の客席は、すべて自由席です。
自由席(旧型客車)
向かい合わせ4人掛けのボックスシート。1両あたり2カ所に、ダルマストーブが設置されています。
自由席(一般車両)
向かい合わせ4人掛けのボックスシート、窓を背にしたロングシートがあります。ダルマストーブは設置されていません。
- 旧型客車と一般車両の通り抜けはできません。
車内販売
「ストーブ列車」では、車内販売を実施。スルメもあぶってくれます。
編成・座席表
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」は通常、DC350形ディーゼル機関車と、旧型客車2両、津軽21形ディーゼルカー(一般車両)1両の編成で運転されます。
- ダルマストーブが車内に設置されているのは、旧型客車のみです。
- ディーゼル機関車を使用しない場合や、旧型客車が1両になる場合があります。
おすすめの席
「ストーブ列車」では、各席でその風情や、時には地吹雪になる車窓を楽しめます。ダルマストーブ近くの席は注目が高く賑やかなので、よい部分、そうでない部分、両方あるかもしれません。
プチ情報
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」に関する、役立つかもしれないプチ情報です。主観的な情報、変わりやすい情報が含まれるため、参考までにご覧ください。
- あえて夏にストーブを使う「真夏のストーブ列車」が運転される場合があります。
- 沿線の金木は、太宰治の出身地。それにちなんで、津軽21形ディーゼルカーには「走れメロス」の愛称があります。
- 津軽鉄道では、津軽21形ディーゼルカーを使って、夏に「風鈴列車」「太宰列車」、秋に「鈴虫列車」も運転しています。
- 事前予約制で、駅弁「ストーブ弁当」を販売しています。
運転日・時刻表(通常運行)
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」は、12月1日から3月31日まで、最大1日3往復の運転が基本です。
- 途中の停車駅は十川、五農校前、津軽飯詰、嘉瀬、金木、芦野公園、大沢内です。
- 運転日は、2023年12月1日から2024年3月31日までの毎日が基本ですが、151列車と152列車のみ、12月中は土曜日と日曜日だけの運転になります(1月以降は毎日運転)。
津軽中里方面行きの運転日・時刻表
- 「ストーブ列車(151列車)」津軽中里駅行き
- 津軽五所川原 9:35発 → 金木 10:01着/05発 → 津軽中里 10:20着
- 2023年12月は土曜日、日曜日のみ運転
- 「ストーブ列車(153列車)」津軽中里駅行き
- 津軽五所川原 12:00発 → 金木 12:26着/30発 → 津軽中里 12:45着
- 「ストーブ列車(155列車)」津軽中里駅行き
- 津軽五所川原 14:40発 → 金木 15:06着/10発 → 津軽中里 15:25着
津軽五所川原方面行きの運転日・時刻表
- 「ストーブ列車(152列車)」津軽五所川原駅行き
- 津軽中里 10:53発 → 金木 11:07着/11発 → 津軽五所川原 11:37着
- 2023年12月は土曜日、日曜日のみ運転
- 「ストーブ列車(154列車)」津軽五所川原駅行き
- 津軽中里 13:37発 → 金木 13:52着/56発 → 津軽五所川原 14:22着
- 「ストーブ列車(156列車)」津軽五所川原駅行き
- 津軽中里 15:54発 → 金木 16:09着/12発 → 津軽五所川原 16:38着
運転日・時刻表(特別運行)
「金木桜まつり」特別運行
「ストーブ列車」の古い旧型客車を使った列車が、芦野公園(青森県五所川原市)で開催される「金木桜まつり」にあわせて運転されます。
- ダルマストーブは使用しません。
- ストーブ列車券は不要で、乗車券(運賃)のみで乗車できます。
- 運転日は、2024年4月20日(土)から30日(火)までの毎日です。
- 毘沙門、川倉、深郷田駅は通過します(臨303列車は各駅に停車)。
- 臨303列車 津軽中里駅行き
- 津軽五所川原 12:20発 → 芦野公園 12:55発 → 津軽中里 13:08着
- 155列車 津軽中里駅行き
- 津軽五所川原 14:40発 → 芦野公園 15:13発 → 津軽中里 15:25着
- 154列車 津軽五所川原駅行き
- 津軽中里 13:37発 → 芦野公園 13:49発 → 津軽五所川原 14:22着
- 156列車 津軽中里駅行き
- 津軽中里 15:54発 → 芦野公園 16:06発 → 津軽五所川原 16:38着
きっぷの予約方法・予約状況
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」は、全車自由席です。予約不要で乗車できます。
ツアーで乗車
この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの手配が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
- クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- メニューから「ストーブ列車」で検索すると、「“走るレストラン”TOHOKU EMOTIONを本ツアーで貸切運行! リゾートしらかみ・ストーブ列車・三陸鉄道 みちのく海岸線列車旅 4日間」などが販売されています。
- 人気の寝台列車・観光列車に乗る!
- ★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
※上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
通常のきっぷで乗車
「ストーブ列車」の乗車に必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「ストーブ列車券」です。
きっぷは、津軽五所川原駅などのおもな駅で購入できるほか、車内、降車時の精算も行えます。
- 一般車両を利用する場合、必要なきっぷは「乗車券(運賃)」のみです。
- 「Suica」「PASMO」「ICOCA」といった交通系ICカードを使うことはできません。
きっぷの料金
津軽鉄道の観光列車「ストーブ列車」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です(税込み)。
- 津軽五所川原~金木
- 1060円(乗車券560円、ストーブ列車券500円)
- 津軽五所川原~津軽中里
- 1370円(乗車券870円、ストーブ列車券500円)
- 金木~津軽中里
- 900円(乗車券400円、ストーブ列車券500円)
- 子どもの料金は、乗車券が大人の半額になります。
- 「ストーブ列車」は、「津軽フリーパス」では利用できません(一般車両は可)。乗車券、ストーブ列車券の購入が必要です。
お得なきっぷ
「ストーブ列車」を利用できるお得なきっぷは、特にありません。通常のきっぷを購入するか、ツアーでの乗車が一般的です。
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