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「あめつち」に乗ろう!【料金・予約方法を解説】

JR西日本の観光列車「あめつち」

JR西日本の観光列車「あめつち」

列車の特徴

「神話の里」の海・山・味覚

JR西日本の観光列車「あめつち」は、「日本神話」と関係深い出雲国、伯耆国、因幡国を走行。それがイメージされた車両で、日本海、宍道湖、大山(だいせん)といった山陰の車窓、味覚を楽しむことができます。

  • 車内の装飾などに、因州和紙、倉吉絣、石州瓦といった山陰地方の工芸品を使用。
  • 神話にちなんだおみくじを乗客へ配布。
  • 山陰地方や神話にまつわる書籍、雑誌を備えた「あめつち文庫」を車内に設置。
  • 車内で味わえる食事、スイーツとして、「あめつち御膳」「大江ノ郷スイーツセット」「山陰の酒と肴」「松江の和菓子詰合せ」を用意(要予約)。
  • 物販カウンターで「あめつちどら焼き」「地酒呑み比べセット」「天地クラフトリキュール」「しめ縄飾り」などを販売。
山陰の伝統工芸品を使っている観光列車「あめつち」

山陰の伝統工芸品を使っている観光列車「あめつち」

観光列車「あめつち」で味わえる食事「山陰の酒と肴」

観光列車「あめつち」で味わえる食事「山陰の酒と肴」

「あめつち」新着ニュース

「あめつち」5周年記念の車内イベント 12月以降も開催
2023年7月で5周年の「あめつち」 JR西日本が2023年10月20日(金)、観光列車「あめつち」5周年メモリアルイヤーを記念した車内イベントを、12月以降も実施すると発表しました。 子どもから大人...
「あめつち」×映画『神在月のこども』コラボイベント 10月開催
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おもな運転区間

JR西日本の観光列車「あめつち」は、おもに次の区間で運転されます。

快速「あめつち」
鳥取駅(鳥取県鳥取市)~出雲市駅(島根県出雲市)、山陰本線経由、走行距離154.3km
「あめつち」は、定期的な運転を2024年から木次線でも開始する見込みです。
JR西日本の観光列車「あめつち」運転区間(国土地理院の地図を元に作成)

JR西日本の観光列車「あめつち」運転区間(国土地理院の地図を元に作成)

編成・座席表

JR西日本の観光列車「あめつち」は、キハ40系ディーゼルカー2両編成で運転されます。

  • 日本海、宍道湖がよく見えるのは、出雲市駅に向かって右側(カウンター席側)。
  • 大山がよく見えるのは、出雲市駅に向かって左側。
JR西日本の観光列車「あめつち」シートマップ(JR西日本公式サイトより引用)

JR西日本の観光列車「あめつち」シートマップ(JR西日本公式サイトより引用)

車内・客席・設備

JR西日本の観光列車「あめつち」の客席は、すべてグリーン車指定席です。

グリーン車指定席

「あめつち」のグリーン車指定席には、窓側を向いたカウンター席、テーブルを挟んだ向かい合わせ4人掛け、もしくは2人掛けのボックス席があります。

  • 山側になる2人掛けボックス席は、床を少し高くして、海側が見やすいよう工夫。
  • カウンター席は2席が隣り合うものの、椅子が分かれているため、1人利用もOK。
JR西日本の観光列車「あめつち」1号車

JR西日本の観光列車「あめつち」1号車

JR西日本の観光列車「あめつち」2号車

JR西日本の観光列車「あめつち」2号車

物販カウンター

「あめつち」は2号車に、スイーツやドリンク、お土産品などを販売する売店があります。

JR西日本の観光列車「あめつち」物販カウンター

JR西日本の観光列車「あめつち」物販カウンター

物販カウンターのメニュー

「あめつち」物販カウンターで提供されるスイーツやドリンク、お土産品などのメニューの一例です。

観光列車「あめつち」車内販売メニューの一例(JR西日本公式サイトより引用)

観光列車「あめつち」車内販売メニューの一例(JR西日本公式サイトより引用)

運転日・時刻表

JR西日本の観光列車「あめつち」は例年、土曜日、日曜日、月曜日を中心に、1日1往復の運転が基本です。

現在、2024年2月までの運転日が発表されています。
  • 運転日は、一般の営業列車(通常のきっぷを一般発売する列車)として走る日を掲載。
  • 途中停車駅の時刻は、一部の駅のみ掲載。

出雲市方面行きの運転日・時刻表

快速「あめつち」出雲市駅行き
鳥取駅9時00分発 → 米子駅10時58分着/11時05分発 → 松江駅11時34分着/45分発 → 出雲市駅12時32分着
倉吉、米子、安来、松江駅に停車
2023年09月:土曜日、日曜日、月曜日運転
2023年10月:土曜日、日曜日、月曜日運転
2023年11月:土曜日、日曜日、月曜日、祝日、22日、24日運転
2023年12月:土曜日、日曜日運転(30日、31日を除く)
2024年01月:土曜日、日曜日運転(6日、7日、13日を除く)
2024年02月:土曜日、日曜日運転(11日を除く)
JR西日本の観光列車「あめつち」

JR西日本の観光列車「あめつち」

鳥取方面行きの運転日・時刻表

快速「あめつち」鳥取駅行き
出雲市駅13時44分発 → 松江駅14時40分着/44分発 → 米子駅15時33分着/35分発 → 鳥取駅17時36分着
玉造温泉、松江、安来、米子、倉吉駅に停車
快速「あめつち」出雲市駅行きと同じ日に運転

きっぷの予約方法・予約状況

JR西日本の観光列車「あめつち」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。

ツアーで予約

この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの予約が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
メニューから「あめつち」で検索すると、「寝台特急『サンライズ出雲』・観光列車『あめつち』『あまつぼし』列車で紡ぐ山陰 3日間」などが発売されています。
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「古都・奈良」イメージの新観光列車「あをによし」

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上記のツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。

通常のきっぷを予約

「あめつち」への乗車に必要なきっぷは、次の通りです。

グリーン車指定席利用
乗車する区間で有効な「乗車券」と「グリーン券」

この観光列車へ乗車するのに必要なきっぷについて、詳しくは次のページをご覧ください。

きっぷ予約の難易度は「普通」です(早めの予約を推奨)。

この観光列車のきっぷは、JR西日本のネット予約サービス「e5489」、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。

予約状況は、JR西日本「e5489」で確認可能です。

きっぷの予約・購入方法について、詳しくは次のページをご覧ください。

きっぷ予約の注意事項

  • 車内で味わえる要予約の食事、スイーツは、乗車4日前までに「tabiwa by WESTER」で、スマートフォンから申し込みが必要。
JR西日本の観光列車「あめつち」

JR西日本の観光列車「あめつち」

きっぷの料金

JR西日本の観光列車「あめつち」に、通常のきっぷを予約し、大人1名で片道乗車した場合の通常料金です(おもな区間のみ掲載)。

鳥取~米子間で乗車
乗車券(1690円)+グリーン券(1000円)=2690円
鳥取~松江間で乗車
乗車券(2310円)+グリーン券(1700円)=4010円
鳥取~出雲市間で乗車
乗車券(2640円)+グリーン券(1990円)=4630円

子どもの料金について、詳しくは次のページをご覧ください。

割引きっぷ

旅のルートなどにもよりますが、JR西日本が用意している割引きっぷを使うと、観光列車の旅をお得に楽しめる場合があります。