東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。夜行のメリットと朝の空気を満喫できる列車はいかがでしょうか。
情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。
列車の特徴
「夜行列車の利点」を活用
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」は、休みながら移動し、早朝から時間を有効活用できるという「夜行」のメリットを生かした列車です。
日付が変わるころ東京・浅草を出発し、早朝に、夏の「尾瀬夜行」は沼山峠方面、秋の「日光紅葉夜行(にっこうこうようやこう)」は中禅寺湖方面、冬の「スノーパル」は各スキー場へ到着します。
時間の有効活用とあわせて、早朝の爽やかな空気のなか、それぞれの魅力を満喫できるのもポイントです。
- 沼山峠方面、中禅寺湖方面、各スキー場へは、列車の終点で連絡バスに乗り継いで向かいます。
おもな運転区間
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」は、おもに次の区間で運転されます。
- 特急「尾瀬夜行23:45」「スノーパル23:45」
- 浅草駅(東京都台東区)~会津高原尾瀬口駅(福島県南会津郡南会津町)、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線・鬼怒川線・野岩鉄道線経由、走行距離175.3km
- 「23:45」の部分は、浅草駅の発車時刻。そのため、年によって変わることがあります。
- 会津高原尾瀬口駅で、「尾瀬夜行」は沼山峠行き、「スノーパル」はたかつえスキー場、だいくらスキー場行きの連絡バスに接続します。
- 特急「日光紅葉夜行」
- 浅草駅(東京都台東区)~東武日光駅(栃木県日光市)、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線経由、走行距離135.5km
- 東武日光駅で、湯元温泉行きの連絡バスに接続します。
「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」の旅に!
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座席・設備・サービス
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」の客席は、すべて2人掛けのリクライニングシートです。
- 車いす利用者向けの1人掛けリクライニングシートも、3両に1席あります。
- 各座席にコンセントがあります。
- 車内に無料Wi-Fiが用意されています。
編成・座席表
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」は、500系電車「リバティ」3両編成、もしくは6両編成で運転されます。
おすすめの席
日が出ている時間帯には走らないため、車窓的な意味では、気にする必要はなさそうです。
プチ情報
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」に関する、役立つかもしれないプチ情報です。主観的な情報、変わりやすい情報が含まれるため、参考までにご覧ください。
- 車内販売、車内の自動販売機はありません。乗車中の飲料、そして朝食については事前に準備、検討しておくことをおすすめします。
- 1時ごろ、車内の照明が減光されます。
運転日・時刻表
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行」は6月から10月、「日光紅葉夜行」は10月、「スノーパル」は12月から3月まで、金曜日と土曜日を中心に、会津高原尾瀬口駅行き、もしくは東武日光駅行きを片道運転するのが基本です。
- 運転日は、始発駅(浅草)発車時点の日付が基準です。
- 浅草駅行きの列車は運転されません。
- 掲載している時刻について、会津高原尾瀬口駅、東武日光駅から先は、接続する連絡バスのものです。
「尾瀬夜行」の運転日・時刻表
- 特急「尾瀬夜行23:45」会津高原尾瀬口駅(尾瀬沼山峠)行き
- 浅草 23:45発 → 北千住 0:00発 → 新越谷 0:14発 → 春日部 0:30発 → 会津高原尾瀬口 3:08着/5:00発 → 駒ケ岳登山口 6:00着 → 尾瀬御池 6:30着 → 尾瀬沼山峠 6:50着
- 2024年06月:金曜日、土曜日運転(1日を除く)
- 2024年07月:金曜日、土曜日運転
- 2024年08月:金曜日、土曜日運転(9日、10日、30日、31日を除く)
- 2024年09月:金曜日、土曜日運転
- 2024年10月:11日(金)、18日(金)運転
- 会津高原尾瀬口駅に到着後、4:30ごろまで列車内で休憩可能
「日光紅葉夜行」の運転日・時刻表
- 特急「日光紅葉夜行」東武日光駅(湯元温泉)行き
- 浅草 23:45発 → 北千住 0:00発 → 新越谷 0:14発 → 春日部 0:30発 → 東武日光 2:16着/4:30発 → 中禅寺温泉 5:10着 → 竜頭の滝 5:25着 → 赤沼 5:30着 → 湯元温泉 5:45着
- 2023年10月:7日(土)、14日(土)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)運転
- 東武日光駅に到着後、4:10ごろまで列車内で休憩可能
「スノーパル」の運転日・時刻表
- 特急「スノーパル23:45」会津高原尾瀬口駅(たかつえスキー場/だいくらスキー場)行き
- 浅草 23:45発 → 北千住 0:00発 → 新越谷 0:14発 → 春日部 0:30発 → 会津高原尾瀬口 5:23着 → たかつえスキー場 6:30着/だいくらスキー場 6:50着
- 2023年12月:29日(金)、30日(土)運転
- 2024年01月:金曜日、土曜日運転
- 2024年02月:金曜日、土曜日、22日運転
- 2023年03月:1日(金)、2日(土)、8日(金)、9日(土)運転
きっぷの予約方法・予約状況
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」のきっぷは、列車と連絡バスへの乗車などがセットになったツアーとして販売されます。
きっぷの予約、購入は、乗車1か月前から、東武トップツアーズのホームページ、各支店で可能です。
行きの「尾瀬夜行」と連絡バス、帰りの東武特急、上越新幹線、高速バスがセットになった往復プランのほか、片道プランも発売されています。
きっぷの料金
東武鉄道の夜行列車「尾瀬夜行/日光紅葉夜行/スノーパル」に、浅草駅から乗車した場合の、1名あたりの料金です(税込み)。
- 料金は、発駅、乗車日などによって変動します。
尾瀬夜行
- 往路「尾瀬夜行」/復路「東武鉄道普通列車」
- 大人1万1000円から1万3400円、子ども5500円から6700円。
- 往路「尾瀬夜行」/復路「上越新幹線普通車指定席」
- 大人1万4800円から1万6800円、子ども7400円から8400円。
- 往路「尾瀬夜行」/復路「高速バス尾瀬号」
- 大人1万1500円から1万3900円、子ども5750円から6950円。
- 往路「尾瀬夜行」のみ(片道利用プラン)
- 大人7300円から9700円、子ども3800円から4900円。
- 2000円の追加で、列車の席を2席使える「ゆったり2座席利用プラン」も、一部の土曜日限定で用意されています(大人、子ども同額)。
- 片道利用プランは、
東武トップツアーズ各支店のみの発売、かもしれません。
- こちらから、2024年「東武の尾瀬」デジタルパンフレットの閲覧が可能です。