実車で「近鉄・観光特急パビリオン」!? 大阪万博にあわせ近鉄も博覧会 その狙いとは

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近鉄の観光特急「しまかぜ」
近鉄の観光特急「しまかぜ」

「大阪・関西万博」が、いよいよ2025年4月16日(水)から始まります。

近鉄もその観光特急(実物)を、「パビリオン」へ展示するそうです。

とはいえ、「大阪・関西万博」の会場へ本物の車両を持って行くのではありません。

万博シャトルバスの発着駅である大阪上本町駅(大阪市天王寺区)、大阪阿部野橋駅(大阪市阿倍野区)のホームをパビリオンに見立て、そこへ近鉄特急の車両を展示し、あわせてイベントを実施する、というものです。

「近鉄特急博覧会」キービジュアル(画像:近鉄)
「近鉄特急博覧会」キービジュアル(画像:近鉄)

その名も「近鉄特急博覧会」。

前売り入場券の販売低迷など、報道では不安な話も伝わってきますが、なんだかんだといって、「大阪・関西万博」が相当に大きなイベントであるのは事実。

万博で大阪に来る人が増えたり、万博的なものに関心が高まるタイミングなので、それを活用し、「近鉄特急」を宣伝、PRしてしまおうという感じでしょうか。

「近鉄特急博覧会」の開催期間は、2025年4月13日(日)から、10月31日(金)まで。

その内容としてまず2025年3月28日(金)、近鉄は3つのイベントの実施について発表しました。

近鉄・観光特急パビリオン

近鉄が誇る観光特急を、駅のホームへ数時間にわたって停車させ、車外から自由に見学してもらおうというイベントです。

大阪上本町駅では、4月24日(木)、6月26日(木)に奈良観光特急「あをによし」を、5月20日(火)、6月17日(火)に、伊勢志摩観光特急「しまかぜ」が展示されます。

大阪阿部野橋駅では、飛鳥・吉野観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」が、4月30日(水)、5月14日(水)、6月11日(水)に展示されます。

「パビリオン」のオープン時間(停車時間)は、11時頃から15時頃まで。7月以降の日程は今後、特設サイトで発表するそうです。

近鉄・観光特急カフェ

「近鉄・観光特急パビリオン」の開催時、その車内でカフェを営業するものです。

「しまかぜケーキ 特急カフェver」「あをによしくるくるソーダ」「お芋尽くし、吉野山の和風スイーツ」「大和し美し 3個セット」「缶バッジミラー」といった、このイベント限定のメニューも用意。

車内で飲食が可能で、利用者には記念証もプレゼントされます。

「近鉄・観光特急カフェ」限定メニューイメージ(画像:近鉄)
「近鉄・観光特急カフェ」限定メニューイメージ(画像:近鉄)

鉄路の名優ラリー

対象駅(全10駅)へ設置された近鉄特急のカードを集める、カードラリーです。

近鉄の主要駅に設置している台紙(パンフレット)へ集めたカードを貼り付け、その各主要駅にある対象のファミリーマートで500円(税込み)以上の買い物をすると、賞品がもらえます。

3駅達成賞が「オリジナルポストカード」で、全10駅達成賞は「オリジナルキーホルダー」です。

「鉄路の名優ラリー」賞品イメージ(画像:近鉄)
「鉄路の名優ラリー」賞品イメージ(画像:近鉄)