JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」
観光列車の特徴
熊本の自然を楽しめる列車
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」は、熊本のスギやヒノキ、イグサといった自然素材を内装に使用。そんな車内から自然豊かな肥薩線の旅を満喫できる列車で、多彩な設備も特徴です。
- 個室のようにも使えるソファー席。
- 大人と幼児で座れる「やませみベンチシート」。
- フリースペースにキッズチェアを用意。
- 飲食品やお土産を販売するビュッフェ。
- イベントなどを行うサービスカウンター。
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」車内
列車の編成・車内
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」は、キハ40系ディーゼルカー2両編成での運転。客席は、すべて普通車指定席です。
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」シートマップ（JR九州公式サイトより引用）
おもな運転区間
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」は元々、熊本駅（熊本市西区）と人吉駅（熊本県人吉市）のあいだで運転されていましたが、2020年（令和2年）7月に発生した豪雨災害で経由する肥薩線が不通になったため、おもに次の区間で運転されます。
- 「かわせみ やませみ」
- 熊本駅（熊本市西区）～宮地駅（熊本県阿蘇市）、豊肥本線経由、53.4km
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」運行区間（国土地理院の地図を元に作成）
運転日・時刻表
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」は、土曜日、日曜日、祝日、行楽シーズンを中心に、1日1往復の運転が基本です。
発表されている運転日・時刻表
- 特急「かわせみ やませみ」宮地駅行き
- 熊本 10:32発 → 宮地 12:09着
- 肥後大津、立野、阿蘇駅に停車
- 2024年10月：土曜日、日曜日、祝日運転
- 2024年11月：土曜日、日曜日、祝日運転
- 2024年12月：土曜日、日曜日、21日（土）～31日（火）運転
- 2025年01月：1日（水・祝）～5日（日）、11日（土）、13日（月・祝）運転
- 2025年02月：運転日なし
- 特急「かわせみ やませみ」熊本駅行き
- 宮地 15:47発 → 熊本 17:08着
- 阿蘇、立野、肥後大津駅に停車
- 特急「かわせみ やませみ」宮地駅行きと同じ日に運転
おすすめツアー（旅行商品）
この観光列車を簡単に予約したいなら、「ツアーの利用」もおすすめ。面倒なきっぷの手配がいらず、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- メニューから「かわせみ」で検索すると、「九州の車窓から味わう絶景と沿線風土 5つの観光列車で楽しむ九州縦断紀行 4日間」などが発売されています。
人気の寝台列車・観光列車に乗る！
- ★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
きっぷの予約方法
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
この観光列車のきっぷは、JR九州のネット予約サービス「インターネット列車予約」、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR西日本のネット予約サービス「e5489」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。
予約状況は、JR九州のネット予約サービス「インターネット列車予約」で確認可能です。
予約の注意事項
- リクライニングシート席のみ、インターネット予約可能。
- 「やませみベンチシート」は、大人1人と6歳未満の子ども1人で利用可能（料金は大人分のみ必要）。
きっぷの料金
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」に、通常のきっぷを予約し、大人1名で片道乗車した場合の通常料金です（おもな区間のみ掲載）。料金は、時期などによって変動することがあります。
- 熊本～阿蘇
- 乗車券（1130円）、指定席特急券（1780円）の合計で2910円。
- 熊本～宮地
- 乗車券（1130円）、指定席特急券（2030円）の合計で3160円。