列車の特徴・車内
深夜出発&朝7時前にスキー場!
東武鉄道の「スノーパル」は、珍しい私鉄の夜行列車。時間を有効に活用し、朝からスキーが楽しめるよう、運転されている列車です。
東京都の浅草駅を23時台に発車したのち、北千住駅、埼玉県の新越谷駅、春日部駅に停車して、福島県の会津高原尾瀬口駅へ5時台に到着。連絡バスで、7時前に「たかつえスキー場」「だいくらスキー場」へ着くことができます。
浅草駅の発車時刻によって、「スノーパル23:45」「スノーパル23:55」といった列車名で運転されます。
電源・Wi-Fi完備の電車
「スノーパル」は、車両に特急用の500系電車「リバティ」を使用。無料でWi-Fiが使用でき、全席にコンセントを備えるなど、高い快適性が特徴です。
おもな運転区間
東武鉄道の夜行列車「スノーパル」は、浅草駅(東京都台東区)と会津高原尾瀬口駅(福島県南会津郡南会津町)を、東武線、野岩鉄道線経由で結びます。走行距離は175.3kmです。
「スノーパル」は、会津高原尾瀬口駅行きの下り列車のみの運転です。浅草駅行きの上り列車は、運転されません。
運転日・時刻表
東武鉄道の夜行列車「スノーパル」は例年、1月から3月ごろの金曜日、土曜日を中心に、会津高原尾瀬口駅行きを片道運転するのが基本です。
これら「スノーパル」の運転日は、始発駅(浅草)発車時点の日付が基準です。
発表されている運転日・時刻表
- 「スノーパル23:45」会津高原尾瀬口駅行き
- 浅草駅23時45分発~会津高原尾瀬口駅5時23分着
- 北千住、新越谷、春日部駅に停車
- ツアー専用列車(団体列車)として運転
- 2023年1月:6日、7日、13日、20日、27日運転
- 2023年2月:3日、10日、11日、17日、18日、22日、24日、25日運転
- 2023年3月:3日、4日運転
夏季、秋季は、同様にツアー専用列車(団体列車)として浅草~会津高原尾瀬口間を夜行運転する「尾瀬夜行」が設定される場合があります。
きっぷの予約方法
東武鉄道の夜行列車「スノーパル」は、ツアー専用列車(団体列車)です。東武トップツアーズから発売されているツアーの購入で乗車できます。
おすすめツアー
東武トップツアーズ「スノーパル23:45」プラン
- 東武鉄道の夜行列車「スノーパル」に乗車して、スキーを楽しむさまざまなプランが、例年12月から3月ごろにかけて発売されます。
- 新観光列車「ふたつ星4047」「あをによし」に乗る!
- ★いま注目★ 新観光列車「ふたつ星4047」「あをによし」のツアーが登場。「『36ぷらす3』『ふたつ星4047』西九州新幹線『かもめ』3つの列車でめぐる九州鉄道紀行 3日間」「近鉄観光特急『あをによし』近鉄特急『ひのとり』嵯峨野トロッコ列車 信楽 日帰り」などが発売されています。


「古都・奈良」イメージの新観光列車「あをによし」
上記のツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
きっぷの料金
東武鉄道の夜行列車「スノーパル」の料金は、ツアーの内容によって変わります。