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「四国まんなか千年ものがたり」に乗ろう!【料金・予約方法を解説】

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。四国の険しい自然とその味覚を楽しむ旅はいかがでしょうか。

情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。

観光列車の特徴

大歩危・小歩危の峡谷と山を越え

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は、吉野川の峡谷「大歩危(おおぼけ)」「小歩危(こぼけ)」へ沿うように走行し、山間にある秘境のスイッチバック駅の坪尻駅(徳島県三好市)にも停車。

地元食材の料理を堪能しながら、その味を育んだ四国の自然と美しさを、車窓に楽しむことができます。地元の人々によるおもてなしも特徴です。

大歩危峡の鉄橋を渡る観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

大歩危峡の鉄橋を渡る観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

阿波池田駅での観光列車「四国まんなか千年ものがたり」おもてなし

阿波池田駅での観光列車「四国まんなか千年ものがたり」おもてなし

新着情報

運行開始7周年記念イベントを開催

「四国まんなか千年ものがたり」は、2024年4月1日(月)で運行開始から7周年。これを記念し、3月31日(日)の「四国まんなか千年ものがたり」車内で、乗客に7周年記念缶バッジがプレゼントされます。

ちなみに2024年3月18日(月)現在、「四国まんなか千年ものがたり」の累計乗車人数は9万3862人(貸切を除く)、4月19日(金)までの予約状況は約92%だそうです。

おもな運転区間

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は、おもに次の区間で運転されます。

特急「四国まんなか千年ものがたり そらの郷紀行/しあわせの郷紀行」
多度津駅(香川県仲多度郡多度津町)~大歩危駅(徳島県三好市)、土讃線経由、走行距離65.5km
  • 大歩危駅行きの列車が「そらの郷紀行」、多度津駅行きの列車が「しあわせの郷紀行」です。
JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」運転区間(地理院地図を元に作成)

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」運転区間(地理院地図を元に作成)

「四国まんなか千年ものがたり」の旅に!
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座席・設備・サービス

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の客席は、すべてグリーン車の指定席です。

指定席(グリーン車)

窓側を向いたカウンターシート、向かい合わせ4人掛けのボックスシート、向かい合わせ2人掛けのボックスシート、窓側を向いた3人掛けと4人掛けのベンチソファーがあります。

  • デザインのコンセプトは「日本のたたずまい」。古民家をモチーフにしたインテリアです。
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」1号車「春萌の章」車内

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」1号車「春萌の章」車内

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」2号車「夏清の章」「冬清の章」車内

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」2号車「夏清の章」「冬清の章」車内

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」3号車「秋彩の章」車内

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」3号車「秋彩の章」車内

事前予約メニュー

「四国まんなか千年ものがたり」では、地元の食材を使った料理やスイーツを、事前予約で味わえます。

大歩危駅行きの列車では、金刀比羅宮が運営する「カフェ&レストラン神椿」の調理長が監修した「さぬきこだわり食材の洋風料理」5600円を、多度津駅行きの列車では、三段の重箱(遊山箱)へ地元食材にこだわった料理、甘味を詰めた「おとなの遊山箱」5600円を用意。

予約は、JR西日本「tabiwa by WESTER」などから、乗車4日前まで可能です。

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の料理「さぬきこだわり食材の洋風料理」(一部)

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の料理「さぬきこだわり食材の洋風料理」(一部)

車内販売

「四国まんなか千年ものがたり」ではドリンクやスイーツ、おつまみ、沿線の特産品などを、車内で販売しています。

  • 自分の席を担当するアテンダントへ注文し、下車前にまとめて精算する形です。
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」車内販売メニューの一例

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」車内販売メニューの一例

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」車内販売メニューの一例(JR四国公式サイトより引用)

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」車内販売メニューの一例(JR四国公式サイトより引用)

専用待合室

琴平駅(香川県仲多度郡琴平町)には、「四国まんなか千年ものがたり」乗客専用の待合室「ラウンジTaiju」が用意されています。

  • 利用できる時間は、「四国まんなか千年ものがたり」運行日の9時45分から11時00分までと、16時30分から17時00分までです。
  • 事前予約のメニューを予約している場合、乗車前の利用ではウェルカムドリンク、乗車後の利用ではシャーベットのサービスがあります。
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」専用待合室「ラウンジTaiju」

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」専用待合室「ラウンジTaiju」

編成・座席表

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は、キハ185系ディーゼルカー3両編成で運転されます。

おすすめの席

「四国まんなか千年ものがたり」でおすすめの席は、大歩危・小歩危の峡谷や讃岐富士(飯野山)を楽しむなら、大歩危駅に向かって左側、讃岐山脈の山越えと吉野川、坪尻駅のスイッチバックを楽しむなら、大歩危駅に向かって右側でしょうか。

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」シートマップ(JR四国公式サイトより引用)

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」シートマップ(JR四国公式サイトより引用)

プチ情報

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に関する、役立つかもしれないプチ情報です。主観的な情報、変わりやすい情報が含まれるため、参考までにご覧ください。

  • 乗降できる途中駅は善通寺駅、琴平駅だけですが、それ以外の駅にも停車し、地元の人々によるおもてなしなどが行われます。
  • 7月上旬から8月中旬にかけて、琴平駅の大歩危駅側にある塩入駅(香川県仲多度郡まんのう町)付近で、ヒマワリ畑の車窓が楽しめます。
  • 坪尻駅は、急坂の途中に駅を設けるため、スイッチバック構造になっています。四国のスイッチバック駅は、坪尻駅と、同じ土讃線の新改駅(高知県香美市)だけです。
  • 坪尻駅は、周囲に人家などがなく、徒歩でしかアクセスできない秘境駅としても有名です。「四国まんなか千年ものがたり」は坪尻駅にしばらく停車するため、その雰囲気を楽しむこともできます。
  • お茶やお水を除き、車内への食事やアルコール類の持ち込みはできません。
  • クッション、ブランケット、スマートフォン用充電コード、絵本の貸し出しサービスがあります。
  • 「四国まんなか千年ものがたり」は、平日に貸切での運行も可能です。
  • 「四国まんなか千年ものがたり」では、席へ花束、メッセージを届けるサービスも行っています(有料)。
坪尻駅に停車する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

坪尻駅に停車する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

運転日・時刻表

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は、金曜日、土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運転が基本です。

  • 途中停車駅の時刻は、一部の駅のみ掲載しています。
  • 途中の停車駅は、善通寺、琴平です。
  • 運転日は、すべての列車で同じです。
特急「四国まんなか千年ものがたり そらの郷紀行」大歩危駅行き
多度津 10:19発 → 琴平 10:34着/48発 → 大歩危 12:47着
2024年01月:土曜日、日曜日運転(6日、7日を除く)
2024年02月:土曜日、日曜日、祝日、16日(金)運転(16日~18日、23日~25日は、ツアー専用列車〈団体列車〉の「スイーツ紀行」として運転)
2024年03月:金曜日、土曜日、日曜日、月曜日、祝日運転
2024年04月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日運転
2024年05月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日運転
2024年06月:金曜日、土曜日、日曜日運転
2024年07月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日運転(5日、12日を除く)
2024年08月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日運転
2024年09月:金曜日、土曜日、日曜日、祝日運転
特急「四国まんなか千年ものがたり しあわせの郷紀行」多度津駅行き
大歩危 14:21発 → 琴平 16:31着/50発 → 多度津 17:14着

きっぷの予約方法・予約状況

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。

ツアーで予約

この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの手配が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
メニューから「四国まんなか」で検索すると、「伊予灘ものがたり・志国土佐 時代の夜明けのものがたり・四国まんなか千年ものがたり 3日間」などが発売されています。
人気の寝台列車・観光列車に乗る!
★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
東武鉄道の観光列車「スペーシア X」

東武鉄道の観光列車「スペーシア X」

※上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。

通常のきっぷを予約

必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「特急券」「グリーン券」です。

  • 「Suica」「PASMO」「ICOCA」といった交通系ICカードを使うことはできません。
  • 特急券、グリーン券は、大歩危駅で下車、乗車する場合のみ購入できます。
  • ベンチソファー席は、3人以上で予約できます。
  • 3号車の4人掛けボックスシートは、3人以上で予約できます。

この観光列車のきっぷは、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。

インターネットでの予約は、乗車と⾷事などがセットになったJR四国の「駅長推薦 あじな散歩道 ものがたり列車きっぷ」、JR四国ツアーの通販で「バースデイきっぷ」などを購入する場合に行えます。

予約状況は、JR四国「空席情報」で確認可能です。

きっぷの予約・購入方法について、詳しくは次のページをご覧ください。

大歩危駅での観光列車「四国まんなか千年ものがたり」おもてなし

大歩危駅での観光列車「四国まんなか千年ものがたり」おもてなし

きっぷの料金

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です(税込み)。

多度津~大歩危
4330円(乗車券1430円、特急券1200円、グリーン券1700円)
琴平~大歩危
4140円(乗車券1240円、特急券1200円、グリーン券1700円)

子どもの料金について、詳しくは次のページをご覧ください。

お得なきっぷ

「四国まんなか千年ものがたり」を利用できる、お得なきっぷの一例です。

  • 四国グリーン紀行
  • バースデイきっぷ(グリーン車用)

お得なきっぷの内容は、変更の場合があります。詳細は「JR四国ツアー」をご覧ください。

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