JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。「四国三郎」を楽しむガイド付きトロッコ列車はいかがでしょうか。
情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。
観光列車の特徴
「四国三郎」のトロッコ列車
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」は、「四国三郎」の別名を持つ吉野川へ沿うように走行。窓のないトロッコ車両で川風を感じながら、「阿波藍」で知られる里の旅を楽しめます。
ガイドが乗車し、沿線の歴史や文化を紹介してくれるのも特徴です。
- 徳島線の沿線、吉野川の流域は、藍染料の日本一の産地として知られます(阿波藍)。
新着情報
「夕焼けビールトロッコ2024」運転
「藍よしのがわトロッコ」車両から、夕暮れの伊予灘とビールを楽しもうという「夕焼けビールトロッコ2024」が、7月と8月に運転されます。
松山駅から伊予長浜駅まで往復する行程で、途中の市坪駅、北伊予駅、伊予市駅からも乗降が可能。なおトロッコ車両へ乗車できるのは、伊予市~下灘~伊予長浜間で乗車です。
車内では、愛媛県産のマダイを使った郷土料理の鯛めし、愛媛県産釜揚げシラスを使った酢のもの、宇和島じゃこ天、白天食べ比べ串が入った「夕焼けビールトロッコ弁当」を味わえるほか、飲み放題のドリンク、そして1人2杯まで、愛媛県産の河内晩柑(かわちばんかん)を使ったサワーを楽しめるとのこと。
ツアー専用列車(団体列車)としての運転で、料金は1名8200円。座席が向かい合わせ4人掛けのボックスシートのため、4人単位での申し込みを推奨するそうです(そうでない場合は相席の可能性あり)。
「夕焼けビールトロッコ2024」の申し込みは、JR四国ツアーのホームページなどから行えます。運転日や時刻表について詳しくは、このページ下部「運転日・時刻表」をご覧ください。
おもな運転区間
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」は、おもに次の区間で運転されます。
- 「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風/かちどきの風」
- 徳島駅(徳島県徳島市)~阿波池田駅(徳島県三好市)、高徳線・徳島線・土讃線経由、走行距離74.0km
- 阿波池田駅行きの列車が「さとめぐみの風」、徳島駅行きの列車が「かちどきの風」です。
「藍よしのがわトロッコ」の旅に!
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座席・設備・サービス
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」の客席は、すべて普通車の指定席です。
普通車指定席(一般車両)
2人掛けのリクライニングシート。2号車です。
- 「藍よしのがわトロッコ」のきっぷは、一般車両の分のみを発売。それと同じ座席番号の席を、トロッコ車両で利用できるシステムです。
普通車指定席(トロッコ車両)
向かい合わせ4人掛けのボックスシート。1号車です。
事前予約メニュー
「藍よしのがわトロッコ」では、地元食材を使ったお弁当「阿波尾鶏トロッコ駅弁」を事前予約で味わえます。
阿波池田駅行きの列車でのみ、予約が可能。貞光駅(徳島県美馬郡つるぎ町)発車後、車内で受け取る形です。
予約はメールで、乗車4日前まで行えます。
車内販売
「藍よしのがわトロッコ」ではドリンクやスイーツ、沿線の特産品などを、車内で販売しています。
編成・座席表
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」は、キハ185系ディーゼルカー1両と、キクハ32形ディーゼルカー1両の編成で運転されます。
おすすめの席
「藍よしのがわトロッコ」でおすすめの席は、吉野川側になる、阿波池田駅に向かって右側でしょうか。阿波池田駅行きの列車では奇数番号のD席、徳島駅行き列車では奇数番号のA席と2番D席が、進行方向を向いた吉野川側の席になります。
プチ情報
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」に関する、役立つかもしれないプチ情報です。主観的な情報、変わりやすい情報が含まれるため、参考までにご覧ください。
- 「藍よしのがわトロッコ」が阿波池田駅へ到着したのち、13時10分から14時10分まで、まちあるきガイドツアーが開催されます。参加費は1000円。三好市観光協会(0883-76-0877)へ、事前予約が必要です(当日参加が可能な場合もあり)。
- 「藍よしのがわトロッコ」が走る徳島線には、「よしの川ブルーライン」の愛称があります。
- 「藍よしのがわトロッコ」は、吉野川の本流を一度も渡らないため、吉野川が見える方向は変わりません。
運転日・時刻表
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」は、4月から11月ごろの土曜日、日曜日、祝日を中心に、1日1往復の運転が基本です。
- 途中停車駅の時刻は、一部の駅のみ掲載しています。
- 普通列車として運転されますが、通過駅があります。
- 途中の停車駅は、石井、穴吹、貞光、阿波加茂です。
- 運転日は、すべての列車で同じです。
- 夏に、伊予灘沿いを行く予讃線の松山~伊予長浜間で、「夕焼けビールトロッコ」として運転される日があります。
- 普通「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風」阿波池田駅行き
- 徳島 10:35発 → 貞光 12:08着/18発 → 阿波池田 12:59着
- 2024年03月:土曜日、日曜日運転(1日~22日を除く)
- 2024年04月:土曜日、日曜日、祝日運転
- 2024年05月:土曜日、日曜日、祝日運転
- 2024年06月:土曜日、日曜日運転
- 2024年07月:6日(土)、7日(日)運転
- 2024年08月:24日(土)、25日(日)、31日(土)運転
- 2024年09月:土曜日、日曜日、祝日運転
- 普通「藍よしのがわトロッコ かちどきの風」徳島駅行き
- 阿波池田 14:33発 → 貞光 15:14着/24発 → 徳島 17:04着
そのほかの運転日・時刻表
「藍よしのがわトロッコ」の車両を、別の列車名、区間で運転する場合もあります。
- 「夕焼けビールトロッコ2024」松山駅行き
- 松山 18:00発 → 伊予長浜 19:23着/20:09発 → 松山 21:48着
- 市坪、北伊予、伊予市駅に停車
- 2024年07月:14日(日)、15日(月・祝)、19日(金)~21日(日)、27日(土)、28日(日)運転
- 2024年08月:1日(木)、2日(金)運転
- ツアー専用列車として運転
きっぷの予約方法・予約状況
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
ツアーで予約
観光列車を簡単に予約したいなら、「ツアーの利用」もおすすめ。面倒なきっぷの手配がいらず、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
- クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- 観光列車から新幹線、寝台列車まで、お得&手軽に「鉄道の旅」を楽しめるツアーが多数。1名参加プラン、限定プランもいろいろあります。
- 人気の寝台列車・観光列車に乗る!
- ★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
通常のきっぷを予約
必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「指定席券」です。
- 「Suica」「PASMO」「ICOCA」といった交通系ICカードを使うことはできません。
- 「藍よしのがわトロッコ」は、指定席券を購入すれば、「青春18きっぷ」でも乗車できます。
この観光列車のきっぷは、JR西日本のネット予約サービス「e5489」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。
予約状況は、JR西日本「e5489」で確認可能です。
きっぷの料金
JR四国の観光列車「藍よしのがわトロッコ」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です(税込み)。
- 徳島~穴吹
- 1510円(乗車券980円、指定席券530円)
- 徳島~貞光
- 1770円(乗車券1240円、指定席券530円)
- 徳島~阿波池田
- 2360円(乗車券1830円、指定席券530円)
お得なきっぷ
「藍よしのがわトロッコ」を利用できる、お得なきっぷの一例です。
- 四国グリーン紀行
- 四国フリーきっぷ
- バースデイきっぷ
- 週末乗り放題きっぷ
- 四国再発見早トクきっぷ
- 青春18きっぷ
お得なきっぷの内容は、変更の場合があります。詳細は「JR四国ツアー」をご覧ください。