
JR北海道の観光列車「流氷物語号」(MaedaAkihiko – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=105213559による)
列車の特徴・車内
車窓にオホーツク海の流氷
JR北海道の観光列車「流氷物語号」は、オホーツク海が流氷で覆われる時期に、そのすぐそばを走行。流氷が見られるかどうかは運次第とはいえ、日本の鉄道ではここだけの珍しい光景を、車内から楽しめます。
おもな運転区間
JR北海道の観光列車「流氷物語号」は、網走駅(北海道網走市)と知床斜里駅(北海道斜里郡斜里町)を、釧網本線線由で結びます。走行距離は37.3kmです。
編成・座席表
JR北海道の観光列車「流氷物語号」は、キハ40系ディーゼルカー2両編成での運転です。1号車のオホーツク海側座席の一部が、指定席になっています。1号車には車内販売スペースもあり、グッズの購入が可能です。
運転日・時刻表
JR北海道の観光列車「流氷物語号」は例年、釧網本線沿いのオホーツク海に流氷がやってくる1月から2月ごろ、1日2往復の運転が基本です。運転されない日もあります。
発表されている運転日・時刻表(2023年9月まで)
- 普通「流氷物語1号」知床斜里駅行き
- 網走駅9時52分発~知床斜里駅10時42分着
- 北浜、浜小清水駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 2023年1月:28日~31日運転
- 2023年2月:1日~26日運転
- 2023年3月:運転日なし
- 2023年4月:運転日なし
- 2023年5月:運転日なし
- 2023年6月:運転日なし
- 2023年7月:運転日なし
- 2023年8月:運転日なし
- 2023年9月:運転日なし
- 普通「流氷物語3号」網走駅行き
- 網走駅12時45分発~知床斜里駅13時35分着
- 北浜、浜小清水駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 普通「流氷物語1号」知床斜里駅行きと同じ日に運転
- 普通「流氷物語2号」知床斜里駅行き
- 知床斜里駅11時30分発~網走駅12時30分着
- 浜小清水、北浜駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 普通「流氷物語1号」知床斜里駅行きと同じ日に運転
- 普通「流氷物語4号」網走駅行き
- 知床斜里駅13時48分発~網走駅14時46分着
- 浜小清水、北浜駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 普通「流氷物語1号」知床斜里駅行きと同じ日に運転
おすすめツアー(旅行商品)
この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの予約が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- メニューから「流氷物語号」で検索すると、「2つの観光列車! SL冬の湿原号と流氷列車 世界自然遺産 知床半島と流氷クルーズ 4日間」などが発売されています。
新観光列車「ふたつ星4047」「あをによし」に乗る!
- ★いま注目★ 新観光列車「ふたつ星4047」「あをによし」のツアーが登場。「『36ぷらす3』『ふたつ星4047』西九州新幹線『かもめ』3つの列車でめぐる九州鉄道紀行 3日間」「近鉄観光特急『あをによし』近鉄特急『ひのとり』嵯峨野トロッコ列車 信楽 日帰り」などが発売されています。

「古都・奈良」イメージの新観光列車「あをによし」
きっぷの予約方法
JR北海道の観光列車「流氷物語号」は、指定席と自由席があるため、予約なしでの乗車も可能です。
この観光列車のきっぷは、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。
予約状況は、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」で確認可能です。
きっぷの予約・購入方法について、詳しくは次のページをご覧ください。
きっぷの料金
JR北海道の観光列車「流氷物語号」に、JRの一般的な列車と同様にきっぷを購入し、網走~知床斜里間で乗車した場合の通常料金です。
指定席利用の場合
乗車券(970円)と指定席券(530円)で、合計1500円です(子ども740円)。
自由席利用の場合
乗車券が970円です(子ども480円)。