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「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗ろう!【料金・予約方法を解説】

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

列車の特徴

肌で感じる富良野・美瑛

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」。その名前は、「ノロノロ走るトロッコ列車」が由来です。窓を大きく開けられるトロッコ風の展望客車で、富良野・美瑛らしい丘の広がる風景を走行。その空気を肌で感じながら、「北海道の旅」をのんびり楽しむことができます。

  • 赤い屋根の家、ラベンダー園といった車窓の見どころでは、徐行運転を実施。
  • 窓が大きく開くトロッコ風の展望客車。
  • グループでの利用がしやすい、6人掛けのボックスシート席。
  • 向きを変えられる、2人掛けのベンチシート席。
  • ファーム富田まで徒歩7分で行ける季節限定の臨時駅、ラベンダー畑駅へ特別停車。
JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」車内

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」車内

おもな運転区間

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」は、おもに次の区間で運転されます。

普通「富良野・美瑛ノロッコ号」
美瑛駅(北海道上川郡美瑛町)~富良野駅(北海道富良野市)、富良野線経由、31.0km
普通「富良野・美瑛ノロッコ号」
旭川駅(北海道旭川市)~富良野駅(北海道富良野市)、富良野線経由、54.8km
「富良野・美瑛ノロッコ号」は、午前中に旭川駅を出発し、富良野~美瑛間を2往復したのち、夕方に旭川駅へ戻るパターンで運転されます。
JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」運転区間(国土地理院の地図を元に作成)

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」運転区間(国土地理院の地図を元に作成)

編成・座席表

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」は、DE15形ディーゼル機関車と、510系客車3両で運転されます。

DE15形ディーゼル機関車は、編成の旭川駅側に連結されます。折り返しでの機関車付け替えは行いません。
ラベンダー園がよく見えるのは、富良野駅に向かって右側です。赤い屋根の家、十勝岳連峰がよく見えるのは、富良野駅に向かって左側です。
JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」シートマップ(JR北海道公式サイトより引用)

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」シートマップ(JR北海道公式サイトより引用)

車内・客席・設備

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」の客席は、1号車と2号車が普通車自由席、3号車が普通車指定席で、各車両にボックスシート席、ベンチシート席があります。

窓は、状況に応じて自由に開閉できます。冷房装置はありません。

ボックスシート席(普通車指定席・普通車自由席)

「富良野・美瑛ノロッコ号」の各車両にある、向かい合わせ6人掛けの座席(一部4人掛け)。大きなテーブルを備えるほか、ダルマストーブが置かれた席も、1号車に1か所あります。

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」車内

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」車内

ベンチシート席(普通車指定席・普通車自由席)

「富良野・美瑛ノロッコ号」の各車両にある、2人掛けの座席。背もたれを動かし、向きを窓側にも通路側にも変えられます。

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」ベンチシート席

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」ベンチシート席

運転日・時刻表

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」は例年、6月から9月ごろに、1日3往復の運転が基本です。

途中駅の時刻は、一部の駅のみ掲載しています。

富良野方面行きの運転日・時刻表

普通「富良野・美瑛ノロッコ1号」富良野駅行き
旭川 10:00発 → 美瑛 10:30着/42発 → ラベンダー畑 11:15発 → 富良野 11:40着
美瑛、美馬牛、上富良野、ラベンダー畑、中富良野駅に停車
2024年01月:運転日なし
2024年02月:運転日なし
2024年03月:運転日なし
2024年04月:運転日なし
2024年05月:運転日なし
2024年06月:8日(土)、9日(日)、15日(土)~30日(日)運転
普通「富良野・美瑛ノロッコ3号」富良野駅行き
美瑛 13:08発 → ラベンダー畑 13:45発 → 富良野 13:59着
美馬牛、上富良野、ラベンダー畑、中富良野駅に停車
普通「富良野・美瑛ノロッコ1号」富良野駅行きと同じ日に運転
普通「富良野・美瑛ノロッコ5号」富良野駅行き
美瑛 15:13発 → ラベンダー畑 15:46発 → 富良野 16:04着
美馬牛、上富良野、ラベンダー畑、中富良野駅に停車
普通「富良野・美瑛ノロッコ1号」富良野駅行きと同じ日に運転
ラベンダー畑 を発車する観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

ラベンダー畑 を発車する観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

美瑛・旭川方面行きの運転日・時刻表

普通「富良野・美瑛ノロッコ2号」美瑛駅行き
富良野 11:53発 → ラベンダー畑 12:17発 → 美瑛 12:51着
中富良野、ラベンダー畑、上富良野、美馬牛駅に停車
普通「富良野・美瑛ノロッコ1号」富良野駅行きと同じ日に運転
普通「富良野・美瑛ノロッコ4号」美瑛駅行き
富良野 14:07発 → ラベンダー畑 14:31発 → 美瑛 15:02着
中富良野、ラベンダー畑、上富良野、美馬牛駅に停車
普通「富良野・美瑛ノロッコ1号」富良野駅行きと同じ日に運転
普通「富良野・美瑛ノロッコ6号」旭川駅行き
富良野 16:14発 → ラベンダー畑 16:41発 → 美瑛 17:20発 → 旭川 17:46着
中富良野、ラベンダー畑、上富良野、美馬牛、美瑛駅に停車
普通「富良野・美瑛ノロッコ1号」富良野駅行きと同じ日に運転

きっぷの予約方法・予約状況

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」は、自由席があるため、予約なしでも乗車できます。

ツアーで予約

この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの手配が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
メニューから「ノロッコ号」で検索すると、「1両しかない『富良野・美瑛ノロッコ号』の指定席で行く! まるで絵画の世界のような北海道をめぐる 3日間」などが発売されています。
人気の寝台列車・観光列車に乗る!
★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
東武鉄道の観光列車「スペーシア X」

東武鉄道の観光列車「スペーシア X」

※上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。

通常のきっぷを予約

「富良野・美瑛ノロッコ号」への乗車に必要なきっぷは、次の通りです。

普通車指定席利用
乗車する区間で有効な「乗車券」と「指定席券」
普通車自由席利用
乗車する区間で有効な「乗車券」

この観光列車のきっぷは、JR西日本のネット予約サービス「e5489」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。

予約状況は、JR西日本「e5489」で確認可能です。

きっぷの予約・購入方法について、詳しくは次のページをご覧ください。

きっぷ予約の難易度は「普通」です(早めの予約を推奨)。また普通車自由席利用の場合、予約はいりません。
「富良野・美瑛ノロッコ号」は、「青春18きっぷ」でも乗車できます。普通車指定席も、指定席券の購入で乗車可能です。

この観光列車のきっぷは、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。

予約状況は、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」で確認可能です。

きっぷの予約・購入方法について、詳しくは次のページをご覧ください。

きっぷ予約の注意事項

  • 「富良野・美瑛ノロッコ号」の指定席券は、「えきねっと」のチケットレスサービスに対応。「みどりの窓口」へ行ったり、きっぷを発券したりすることなく、普通車指定席に乗ることが可能。
  • 乗車券は、「富良野・美瑛ノロッコ号」車内でも購入可能。
  • 普通車指定席のベンチシート席を利用したい場合、E席を予約。
富良野駅で発車を待つ観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

富良野駅で発車を待つ観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」

きっぷの料金

JR北海道の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」に、通常のきっぷを予約し、大人1名で普通車指定席へ片道乗車した場合の通常料金です(おもな区間のみ掲載)。

富良野~ラベンダー畑
乗車券(300円)+指定席券(840円)=1140円
富良野~美瑛
乗車券(750円)+指定席券(840円)=1590円
富良野~旭川
乗車券(1290円)+指定席券(840円)=2130円
  • 普通車自由席を利用する場合、きっぷは乗車券のみでOK。

子どもの料金について、詳しくは次のページをご覧ください。

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割引きっぷ

旅のルートなどにもよりますが、JR北海道が用意している割引きっぷを使うと、観光列車の旅をお得に楽しめる場合があります。