目次
列車の特徴
湿原を行くのんびりトロッコ
JR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」。その名前は、「ノロノロ走るトロッコ列車」が由来です。窓の開いたトロッコ風の展望車に乗って、雄大な釧路湿原の空気を肌で感じながら、「北海道の旅」をのんびり楽しめます。
- グループでの利用がしやすい、テーブル付きの6人掛けボックスシート席。
- 向ける方向を変えられる、2人掛けのベンチシート席。
- 車内販売カウンターでスイーツ、グッズなどを販売。
列車の編成・車内
JR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、DE10形ディーゼル機関車と、510系客車4両での運転。客席は、普通車指定席、普通車自由席です。
展望車
おもな運転区間
JR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、おもに次の区間で運転されます。
- 「くしろ湿原ノロッコ号」
- 釧路駅(北海道釧路市)~塘路駅(北海道川上郡標茶町)、根室本線・釧網本線経由、27.2km
「くしろ湿原ノロッコ号」は、川湯温泉駅(北海道川上郡弟子屈町)発着で臨時運転する場合、夕方の時間帯に「夕日ノロッコ号」として運転する場合があります。
運転日・時刻表
JR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、4月から10月ごろに、最大で1日2往復の運転が基本です。運転されない日もあります。
発表されている運転日・時刻表(2023年6月まで)
- 普通「くしろ湿原ノロッコ2号」塘路駅行き
- 釧路駅11時06分発~塘路駅11時51分着
- 東釧路、釧路湿原、細岡駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 2023年1月:運転日は発表されていません
- 2023年2月:運転日は発表されていません
- 2023年3月:運転日は発表されていません
- 2023年4月:29日、30日運転
- 2023年5月:1日~7日、27日~31日運転
- 2022年6月:1日~9日、11日~18日、22日~30日運転
- 普通「くしろ湿原ノロッコ1号」釧路駅行き
- 塘路駅12時17分発~釧路駅13時05分着
- 細岡、釧路湿原、東釧路駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 普通「くしろ湿原ノロッコ2号」塘路駅行きと同じ日に運転
- 普通「くしろ湿原ノロッコ82号」川湯温泉駅行き
- 釧路駅11時06分発~川湯温泉駅13時32分着
- 東釧路、釧路湿原、細岡、塘路、標茶、摩周駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 2023年6月:10日運転
- 普通「くしろ湿原ノロッコ83号」釧路駅行き
- 川湯温泉駅15時00分発~釧路駅17時51分着
- 摩周、標茶、塘路、細岡、釧路湿原、東釧路駅に停車
- 普通車指定席、普通車自由席
- 普通「くしろ湿原ノロッコ82号」川湯温泉駅行きと同じ日に運転
おすすめツアー(旅行商品)
この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの予約が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
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「古都・奈良」イメージの新観光列車「あをによし」
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きっぷの予約方法
JR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、自由席があるため、予約なしでも乗車できます。ただし自由席は、トロッコ風の展望車ではなく、一般的な車両です。
この観光列車のきっぷは、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の午前10時00分から購入可能。予約状況も「えきねっと」で確認できます。
きっぷの予約・購入方法について、詳しくは次のページをご覧ください。
きっぷの料金
JR北海道の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」に、片道乗車した場合の通常料金です。
- 釧路~塘路(普通車指定席利用)
- 乗車券(640円)、指定席券(840円)の合計で1480円(子ども740円)。
- 釧路~塘路(普通車自由席利用)
- 乗車券が640円(子ども320円)。
- 釧路~川湯温泉(普通車指定席利用)
- 乗車券(2100円)、指定席券(840円)の合計で2940円(子ども1470円)。