嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。川下りや紅葉で人気の渓谷を、トロッコ列車から楽しむ旅はいかがでしょうか。
情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。
列車の特徴・車内
京都の名所をトロッコ列車で川下り
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」は、川下りや紅葉で知られる京都の観光名所「保津峡」を縫うように走行。その絶景を車内から、川風を感じつつ楽しむことができます。
運転本数も多めで、「京都観光」のひとつとして手軽に楽しめる観光列車です。紅葉の季節などには、沿線のライトアップも実施されます。
「嵯峨野トロッコ列車」新着ニュース
おもな運転区間
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」は、おもに次の区間で運転されます。
- 「トロッコ列車」
- トロッコ嵯峨駅(京都市右京区)~トロッコ亀岡駅(京都府亀岡市)、嵯峨野観光線経由、走行距離7.3km
- 嵯峨野観光鉄道の線路はかつて、JR西日本の山陰本線(嵯峨野線)として使われていました。山陰本線の新線が開通したことにより、旧線が嵯峨野観光鉄道として活用されています。
編成・座席表
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」は、DE10形ディーゼル機関車と、トロッコ風の客車5両の編成で運転されます。
- 「嵯峨野トロッコ列車」の客車に、冷房はありません。
- 客車のうち、1号車から4号車には窓があり、自由に開閉できます。
- 客車のうち、5号車は窓がない車両「リッチ号」です。足下まで柵になった構造で開放的ですが、雨に濡れる可能性があります(傘の使用は不可)。
- DE10形ディーゼル機関車は、編成のトロッコ嵯峨駅側に連結されます。折り返しでの機関車付け替えは行いません。
「嵯峨野トロッコ列車」プチ情報
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」に関する、役立つかもしれないプチ情報です。主観的な情報、変わりやすい情報が含まれるため、参考までにご覧ください。
- トロッコ嵯峨駅には、保津川下り乗船券売場、SLやピアノ、大型オルガンを展示した「19世紀ホール」、カフェ、日本最大級の鉄道ジオラマ「ジオラマ京都JAPAN」などがあります。
- トロッコ亀岡駅から保津川下りの乗船場へ、連絡バス、京馬車、タクシー(予約制)で移動できます。
- トロッコ嵯峨駅は、JR山陰本線(嵯峨野線)の嵯峨嵐山駅からすぐです。
- トロッコ亀岡駅は、JR山陰本線(嵯峨野線)の馬堀駅から徒歩10分程度です。
「嵯峨野トロッコ列車」が走る地域には、渡月橋、天龍寺、嵐山、保津峡、丹波亀山城跡、湯豆腐、にしんそばといった、さまざまな見どころ、美味しいものがあります。
「京都の人気観光地・グルメ」も、ぜひチェックしてみてください。
きっぷの予約方法
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
ツアーで乗車
この観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの手配が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。
- クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
- メニューから「嵯峨野」で検索すると、「世界遺産・天龍寺と隠れた丹波の桜名所『七谷川桜並木』個人では予約が取りにくい!嵯峨野トロッコ列車桜のトンネル」などが発売されています。
- 人気の寝台列車・観光列車に乗る!
- ★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
※上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。
通常のきっぷで乗車
「嵯峨野トロッコ列車」のきっぷは、乗車1か月前の午前0時00分から、列車出発の5分前まで、嵯峨野観光鉄道のホームページから予約、購入できます。
また当日分のきっぷに限り、トロッコ嵯峨駅、トロッコ嵐山駅、トロッコ亀岡駅で予約、購入できます(当日の朝から先着順で発売)。
- 「Suica」「PASMO」「ICOCA」といった交通系ICカードを使うことはできません。
きっぷの料金
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です(税込み)。
- トロッコ嵯峨~トロッコ亀岡
- 880円
- 子ども(小学生)の料金は、大人の半額になります。
- 料金は、乗車区間にかかわらず同じです。
運転日・時刻表
嵯峨野観光鉄道の観光列車「トロッコ列車」は、3月から12月まで、1日8往復の運転が基本です。ライトアップやイルミネーションを楽しむ臨時列車が、夕方以降に運転される場合もあります。
所要時間は、トロッコ嵯峨~トロッコ亀岡間で片道およそ23分です。
運転日、運転時刻について詳しくは、嵯峨野観光鉄道のホームページをご覧ください。