この記事は広告を掲載しています

「アルプス」に乗ろう!【料金・予約方法を解説】

JR東日本の夜行列車「アルプス」に使用されるE257系

JR東日本の夜行列車「アルプス」に使用されるE257系

JR東日本の夜行列車「アルプス」のきっぷ予約方法、料金、運転日、時刻表、お役立ち情報をご紹介。復活した伝統の夜行列車はいかがでしょうか。

情報は、災害などの理由で変更の場合があります。公式ホームページもご確認ください。

列車の特徴

目覚めたら雄大な北アルプス

JR東日本の夜行列車「アルプス」は、東京都心を日付が変わるころに出発し、中央本線を経由して早朝、北アルプスの麓へ到着。時間を有効活用しつつ、早朝から北アルプスの爽やかな空気、景色を味わえる列車です。

こうした中央本線の夜行列車は、かつての急行「アルプス」など長い歴史を持ちますが、夜行急行「アルプス」は2002年(平成14年)に廃止。後継として運転された夜行快速「ムーンライト信州」も、2018年(平成30年)の運転が最後になっていました。

そうしたなか、2024年夏が初めての運転として、夜行特急「アルプス」が登場します。

かつての急行「アルプス」

かつての急行「アルプス」

おもな運転区間

JR東日本の夜行列車「アルプス」は、おもに次の区間で運転されます。

特急「アルプス」
新宿駅(東京都新宿区)~白馬駅(長野県北安曇郡白馬村)、中央本線・大糸線経由、走行距離284.8km
JR東日本の夜行列車「アルプス」運転区間(地理院地図を元に作成)

JR東日本の夜行列車「アルプス」運転区間(地理院地図を元に作成)

「アルプス」の旅に!
おすすめホテル・旅館はこちら

座席・設備・サービス

JR東日本の夜行列車「アルプス」の客席は、グリーン車の指定席、普通車の指定席があります。

指定席(グリーン車)

2人掛けのリクライニングシート。4号車です。

指定席(普通車)

2人掛けのリクライニングシート。各号車にあります。

夜行列車「アルプス」に使用されるE257系の普通車

夜行列車「アルプス」に使用されるE257系の普通車

編成・座席表

JR東日本の夜行列車「アルプス」は、E257系電車9両編成で運転されます。

  • かつて中央本線の特急「あずさ」「かいじ」用として登場し、現在は臨時列車で使われている車両です。
JR東日本の夜行列車「アルプス」に使用されるE257系

JR東日本の夜行列車「アルプス」に使用されるE257系

運転日・時刻表

JR東日本の夜行列車「アルプス」は、金曜日に白馬駅行きを片道運転するのが基本です。

  • 運転日は、始発駅(新宿)発車時点の日付が基準です。
  • 新宿駅行きの列車は運転されません。
特急「アルプス」白馬駅行き
新宿 23:58発 → 立川 0:33発 → 八王子 0:44発 → 松本 5:03着/10発 → 信濃大町 5:53発 → 白馬 6:22着
2024年07月:12日(金)運転
2024年08月:9日(金)運転
2024年09月:13日(金)、20日(金)運転

そのほかの中央本線夜行列車

なお2024年夏、中央本線では次の夜行列車も運転されます。使用車両は、特急「あずさ」に使われているE353系電車12両編成です。

特急「諏訪湖花火大会号」新宿駅行き
上諏訪 23:59発 → 新宿 5:00着
グリーン車指定席、普通車指定席
2024年08月:15日(木)運転
大糸線を走るE353系電車

大糸線を走るE353系電車

きっぷの予約方法・予約状況

JR東日本の夜行列車「アルプス」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。

観光列車へ乗るには、「ツアーの利用」も検討の価値あり。面倒なきっぷの手配が不要で、おまかせで楽できるほか、お得な特別ツアーも用意されているからです。

クラブツーリズム「鉄道の旅特集」
観光列車から新幹線、寝台列車まで、お得&手軽に「鉄道の旅」を楽しめるツアーが多数。1名参加プラン限定プランもいろいろあります。
人気の寝台列車・観光列車に乗る!
★いま注目★「寝台特急『サンライズ出雲』と観光列車『あめつち』2つの列車で紡ぐ山陰」「『ひのとり』『青の交響曲』『しまかぜ』『あをによし』4つの近鉄列車と伊勢神宮」などが発売されています。
東武鉄道の観光列車「スペーシア X」

東武鉄道の観光列車「スペーシア X」

※上記ツアーは、定員に達したなどで募集終了の場合があります。

通常のきっぷを予約

グリーン車指定席の場合
必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「特急券」「グリーン券」です。
普通車指定席の場合
必要なきっぷは、「乗車券(運賃)」「指定席特急券」です。

この観光列車のきっぷは、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。

予約状況は、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」で確認可能です。

かつての急行「アルプス」(spaceaero2 - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9762470による)

かつての急行「アルプス」(spaceaero2 – 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9762470による)

きっぷの料金

JR東日本の夜行列車「アルプス」に、通常のきっぷで片道乗車した場合の、大人1名あたりの料金です(税込み)。

新宿~松本
グリーン車指定席利用の場合は1万280円(乗車券4070円、特急券2020円、グリーン券4190円)、普通車指定席利用の場合は6620円(乗車券4070円、指定席特急券2550円)。
新宿~白馬
グリーン車指定席利用の場合は1万1710円(乗車券5500円、特急券2020円、グリーン券4190円)、普通車指定席利用の場合は8050円(乗車券5500円、指定席特急券2550円)。

子供の料金については、「電車の子供切符 何歳から何歳まで? 料金は? 半額にならない場合も」のページをご覧ください。

お得なきっぷ

「アルプス」を利用できる、お得なきっぷの一例です。

  • 週末パス

お得なきっぷの内容は、変更の場合があります。詳細はJR東日本「おトクなきっぷ」をご覧ください。

かんたん予約! 観光列車ツアーの料金もチェック